重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

ようやく追いついた…3/22&23重賞回顧

気合で2夜連続の更新!何とか通常モードに戻すべくガンガッテいきやしょう。

まんずは桜花賞の最終切符を掴んだのは?フラワーCから。

フラワーC
Lap:12.8-12.0-13.0-11.9-11.7-12.0-12.0-11.8-12.3=1:49.5
(前:37.8-49.7-61.4/後:59.8-48.1-36.1)
※5F目は重複しています。


好発を切った人気のブラックエンブレムがハナに立つ流れ。掛かりながら押さえきれずに向正面でペースアップしてしまう超の付くロングスパート戦になりました。

勝ったのはそのブラックエンブレム(01-02-01-01 最内)。鞍上曰く、行く気は無かったようだが、好発した事で引っ掛かり気味にハナへ…そのまま一杯一杯に粘りこんだ。テンの3Fが強烈なスローだったがペースを上げてからのスピードの持続力には目を見張る物が有る。ましてや折り合いがついていなかったのならその価値は尚更。前走のきんせんか賞も前傾Lapの中、自ら動いて圧勝したように底力面では世代随一と言っても良いだろう。また瞬発力面でも葉牡丹賞マイネルチャールズ辺りとを差の無い競馬をしており、それなりの裏付けは取れそうで、好位を取れることを考えても本番に向けて面白い一頭が現れたといって良いだろう。2着のレッドアゲート(11-12-12-11 中)と3着シングライクバード(14-14-14-13 外)は共に後方から脚を伸ばした組。前に厳しい展開が向いたとも言えなくはないが、どちらも未勝利勝ちは底力勝負、500万下は瞬発力勝負で好走(レッドアゲートは4着)していただけにペース面での裏付けも合ったという事。むしろ東京コースでの走りを見たい馬だ。4着のマイネウインク(04-05-03-03 最内)はこれまで瞬発力一辺倒の競馬だったにも拘らず、このペースでも大崩れしなかった事は大きな収穫と言ってよく、条件戦なら確勝級。個人的に注目していたカレイジャスミン(08-08-07-03 外)は前半、折り合いを欠きながら3~4角は強引に上がって行って最後は脚が上がってしまった。現状では底力勝負の方がいいと思われるだけに、やはり力的に一枚落ちるという事だろう。

それにしても勝ち馬は、味の有るレースを見せました。自らペースを作れた事は事実ですが、折り合いを欠いていたのも事実で、まだ奥がありそうな感じ。究極の切れ味勝負になると分かりませんが、少し前に厳しめなレースになった時には、大仕事もあるかも知れません。



さて次は、牡馬のTR。スプリングSでござる。

スプリングS
Lap:12.6-11.3-12.4-12.0-12.5-12.5-12.0-11.6-12.0=1:48.9
(前:36.3-48.3-60.8/後:60.6-48.1-35.6)
※5F目は重複しています。


内からスマイルジャックアポロドルチェが行く所を、必死にショウナンアルバが押さえながら追走も、押さえ切れずに結局2角手前でハナに(4F目)。ハナに立つと落ち着きを取り戻し再度ペースを落としての瞬発力勝負…牡馬のトライアルはずっとこんなのですな。どんな皐月賞になるだろうか…

勝ち馬スマイルジャック(01-02-02-02 内)は暴れるショウナンを尻目にマイペースの競馬。直線早めに先頭に立つと迫り来る2着馬を何とか凌いでのゴール。きさらぎ賞では緩まないペースでもしっかり対応出来たが、本質的には切れ味で勝負するタイプなので、このペースはバッチリだったと思われる。それでいて最後詰め寄られたのはやはり距離なのか…脚質や、今年の本番の想定ペースなら買わなくてはいけない馬になりそうだが、最後まで取捨に悩みそう。2着のフローテーション(09-09-08-08 最内)は中団のインでじっくり脚を溜める競馬で直線も勝ち馬にきわどく迫った。2歳時の萩Sでも瞬発力勝負を制しており、こちらもペースが向いた事も有るだろうが、その萩S…前半~中盤にかけての流れは2歳戦にしてはそう楽でもなかったのも事実で、それなりの底力も有していると見ていいか(2・3着馬がその後重賞で好走しているのも注目)大敗したラジNIKKEIとすみれSは道悪が…と考えると今年のメンバーなら本番で狙いが立っても良いような気はする。1番人気ショウナンアルバ(3着 02-01-01-01 最内)はまたも控える競馬失敗www。それプラスでペース面を考えてもこの着に踏みとどまったのは能力の証明だけに取るべき作戦は決まってしまったような気がする…つうか、逃げろ!4着のアサクサダンディ(09-09-08-08 外)は中団からの競馬も直線でもたつき、ようやく伸びてきたのが大勢決した後orz。瞬発力も底力も水準以上の物を持っているが秀でた部分もなしという馬(中山ではそういうイメージの馬が好走する)だが、今日の走りを見る限りは東京の方が合っていそうな印象を受ける。出来ればNHKマイルではなくトライアルに行って欲しい。アルカザン(5着 05-06-06-06 中)は休み明け2走の競馬を見ている限り、重賞ではちと落ちるのではという印象…6着ドリームシグナル(04-04-04-03 外)は理想的なペース位置取りでのこの結果は距離と見た方が良さそうだ。レインボーペガサス(7着 07-07-08-08 大外)は明らかにペース不向き。今日は度外視して本番でもペース次第では狙ってみていいと思う。そんなペースになる可能性は限りなく低いが…

やはり全体的に低調な感じは否めませんでしたが、一応、本番に目処が立った馬も出てきたので、一応良しという事にしておきます。

…ついでなんで、土曜日の若葉Sもやっときましょうか~。

若葉S
Lap:12.7-11.5-12.4-12.4-12.4-12.4-12.1-11.8-11.7-12.2=2:01.6
(前:36.6-49.0-61.4/後:60.2-47.8-35.7)


ノットアローンがすんなりとハナに立ちそのままマイペース…3F目~7F目まで12.4が並ぶ妙なLap構成になりました。その割りには上がりも速くない…凡戦なんでしょう。きっと。

で、勝ったのはペースを作ったノットアローン(01-01-01-01 最内)。言うまでも無く自ら瞬発力勝負にさせなかったのが最大の勝因だ。Lap構成的には中山10Fにも適応できる…と言いたいが、この流れをマイネルチャールズ辺りが追走すれば、瞬発力でアッサリ交わされる事間違いなし。2着のダンツウイニング(05-05-03-03 中)は過去の戦績から見てもどちらかと言えば瞬発力が勝ってるタイプで、違った面を出せた…というより他がしょぼすぎた言った方が良いかもしれない。そのしょぼかったモンテクリスエス(4着 08-07-06-04 中)とキングスエンブレム(03-03-03-04 最内)…前者は出遅れてこのペースを外から押し上げていった結果だけにペースが合わなかったという見方も出来なくは無いが、後者は全く意味不明。特にかける言葉も見当たりません。

なんかわざわざ回顧したのに、本番への価値は全く見出せませんでした。

でも次はもっと回顧する勝ちのないこのレース…

阪神大賞典
Lap:13.0-11.6-12.8-13.0-13.4-13.0-13.2-14.1-13.0-12.6-12.4-11.8-11.4-11.3-12.1=3:08.7
(前:37.4-50.4-63.8/中:65.9/後:59.0-46.6-34.8)


ドリームフライトの作るペースは完全に散歩orz。でもって上がり4Fの瞬発力勝負…ペース適正云々の前にこれだけ遅けりゃ前残るでしょって感じです。上位はアドマイヤジュピタ(02-02-02-02 最内)とアイポッパー(04-03-04-03 最内)にポップロック(03-03-03-03 内)と瞬発力勝負でも競馬が出来る馬たちともなれば…ね…なんかいう事ある?なら、下位でもペース不向きだった馬の巻き返し…って言ってもピンと来る馬もいないしなぁ。強いてあげればエーシンダードマン(13-13-12-11 大外)位だが力的にちょっとね…

まぁ、これに日経賞組とサムソンが加わった本番がこんな流れになる保証はどこにもない訳で、今日の結果は参考にする必要は無いと思います。

ふぅ…ようやく追いつきましたよ。後は馬券道場の結果を残すのみ…って、たぶんUPしませんwww。理由はそう…昇段できてないから。しかも最終日、最終レースでハナ差やられたんだからたまったもんじゃありません。ま、気が向いたらUPするとします。

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