重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

小倉大賞典・共同通信杯回顧

マイドです。極寒の中、日本の休日を満喫中のベラアンです。今日はラーメンを食べに梅田まで来てしまいましたww。でもって今は夜までの空き時間で某ネットカフェからのUPとなります。このままいくと今週末まで何のUPも出来ないかもしれませんのでね

小倉大賞典
Lap:12.2-11.4-12.2-11.9-12.1-12.0-11.8-11.9-12.2=1:47.7
(前:35.8-47.7-59.8/後:60.0-47.9-35.9)

※5F目は重複しています。


好発を切ったデンシャミチがハナにたち、その他の逃げ候補たちは競りかけず…その為テンの入りはむしろ緩めになりましたが、その後は付かず離れずの一団でレースが進んだために緩みのない流れ…もちろん底力が物をいうLapになったと思います。

アサカディフィート(1着)16-16-14-10 大外
いつも通り最後方からの競馬…3~4角では捲り気味に大外をあがって行き、直線では豪快に突き抜けた。得意ペースになった事も好走要因の一つだが、中山金杯時にも書いた様に、自分の競馬をして来れるかどうかは相手次第という超他力本願の馬がこの結果を出してもまったく驚く事はない(もちろん年齢の事はあるが)強いてあげれば連続好走が少ない馬だけに前走の完敗時点でここでの好走フラグは立っていたということだろうか?次走以降も瞬発力勝負にならなければ押さえなければいけない存在だ。

マルカシェンク(2着)07-05-03-03 中
中団少し前からの正攻法。道中は大きな不利があったとも思えず。それで負けたのだから相手を称えるしかない。ただ自身は今年に入ってから底力を要求されるレースでの好走が続いて、競馬振りに大きな進歩が見られたのは特筆すべき材料でもう一歩上を目指す下地が出来上がったと言っていいだろう。

×シルクネクサス(3着)13-14-08-09 外
枠なりの競馬で2角を回ったころには後方から2番手。そこからじわじわと押し上げ直線も外をよく伸びた。ペースが向いたのはもちろん良かったが、先行→早め抜け出しのパターン以外で競馬が出来たのは大きな収穫とだろう。今後もペース次第では注目しなければいけないが、ずっと使い詰めだけにその内がたが気やしないか少々心配ではある。

…ワンダースティーブ(4着)02-02-02-02 内
ハナはデンシャミチに譲ったが自身もインを利して2番手をキープ。3角では激しく手が動いて後退…と思いきや、そこから行き脚がついて最後まで止まらずに4着確保。これまでは先手を取った上に道中、緩ませないと好走がなかった馬だけに、正直この結果は驚いた。この結果を馬鹿にして次走も人気になりそうに無いが、そうなれば少し狙ってみたい気がする。

ニルヴァーナ(5着)04-03-03-04 中
積極的に前を追いかける競馬で4角まではスムーズだったが直線で少し前が狭くなるところ有り。とはいえ自身に突き抜けるほどの手応えが無かったのも事実。態勢がばらけてからもしぶとく伸びているのは底力勝負への適正を見て取れるものだが、このメンバーではもうワンパンチほしいところでもある。

マイネルフォーグ(6着)07-09-08-06 中
じっくり構えることなく中団からのレース。勝負所でもスムーズに上がっていくものの直線ではややガス欠気味に…とはいえこのペースの中で正攻法に近い競馬をしての結果ならば、内容自体は評価できるものと言っていい。これ以上距離が伸びると良くないかもしれないが、次走も注目して良いと思う。

△フィールドベアー(7着)10-09-03-06 外
終始外を追走したのはこの枠だけに仕方ないかもしれないが、それでいて中団組の中ではいち早く前を捉えにかかる。さすがに最後はおつりが無かった。ペースへの適正は合っただけにヒモで押さえはしたが、ロスの多い競馬になってしまった感も強く、オープン特別くらいなら十分に勝負になると思う。

△ロジック(9着)14-11-11-10 最内
個人的には馬体増は想定外だったが、終始内を回る競馬。4角では最内をを利して前に取り付くも、かなりの混雑振りで馬群を捌けず…ほとんど追えていないと言っても良いか。そんな中でのこの結果は仕方ないし、逆にようやく復調してきたと言って良いかもしれない。次走以降馬体が減ってくれば、更に上に行けるのでは?

ディアデラノビア(10着)11-11-11-10 内
中団からのレースも終始手応えに余裕なし。牡馬混合でいい所がない上に不慣れなペースではこの結果も仕方なしか。

ピカレスクコート(13着)05-05-08-10 中
先団を見る形でレースを進めるも、3角でもう下がり気味に…折り合いを欠いていたようにも見受けられた。復調にはまだ時間がかかりそうな予感。

勝ち馬の衰え知らずには頭が下がりますが、他の馬にも見るべきところが多々あって外しても収穫のあるレースだったと思います。これを次に生かせるかどうかは…自分次第ということなんですがねww。

共同通信杯
Lap:
12.5-10.6-10.8-11.9-12.7-13.0-12.2-11.5-12.4=1:47:6
(前:33.9-45.8-58.5/後:61.8-49.1-36.1)

※5F目は重複しています。

内からショウナンアクロスとイイデケンシンマイネルブレーザの先行争いも、あっという間にショウナンアクロスが抜けて大逃げ態勢。追いかける馬たちはじっくり構えており結果的には緩みの少ない底力よりのLapになったと思われます。

×ショウナンアルバ(1着)04-05-03-04 外
スタート直後は逃げてもいい位の行きっぷりだったが、他が速いのを見て急激に押さえにかかり頭を上げるシーンも。だが結果的にそれが功を奏す事になった。後の走りはスムーズで直線に入っても手応え十分。馬場の真ん中をしぶとく伸びて3連勝を飾った。休み明けの前走でも自身で緩急をつけたLapを刻んでの逃げ切り勝ちを演じており、能力的には十分足りると思っていたのだが、ここまでのパフォーマンスは想定外。特に底力Lapへの適正は十分に見て取れただけに今後にも大きくつながる一勝と言える。ただ、前半見せたような気の悪さも併せ持つだけにその辺りは頭に入れておいたほうが良さそうだ。

タケミカヅチ(2着)11-08-09-09 最内
スタートで若干の後手を踏むもののコース利で中団やや後方へ。その後もインを回ってポジションを上げて、直線で瞬発力を爆発させて前に迫ったが…前半の Lapの影響も受けずに終始インを回り、最後は前が止まり気味になるというかなり理想的な競馬でのこの結果は距離面での限界が出た感じが否めない。これで人気になるようなら次走以降も疑ってかかるべき。

マイネルスターリー(3着)15-13-13-12 内
レース過程は2着馬とほとんど同じ。故に現状では2着馬と同じような評価しか出来ない。というか過去の戦績を見てもここで好走要因を探すのが難しいです…強いてあげれば人気薄で3着した萩ステークスも最後の1Fに時計がかかったという事位か…

シングンリターンズ(4着)09-10-09-06 中
中団からレースを進め直線は外に…伸びずばてずの脚で掲示板確保。ロングスパート戦になったホープフルSでもそれなりの結果を出していただけにここもペースがあったという見方も出来るが、ここまでは想定外だった。というよりこのペースが読めていなかっただけに仕方なしと言わざるを得ない。

サダムイダテン(5着) 11-13-14-13 大外
出遅れは無かったが最後方に近い位置からの競馬。4角でも大外を回して直線に賭けたが最後は逆に4着馬に差し返されてしまう始末。このようなペースが初めてだったという事もあるだろうが、鞍上からしてみれば「どんな競馬でも勝てる」という自信(驕り)が有ったような気がしてならない。いずれにせよ底力面での裏付けが取れない以上、今後も人気になれば疑ってかかった方がいいと思われる。


◎ホッカイカンティ(6着)06-07-05-06 外
位置取りやレース運びは理想的だったと思われる。中京2歳Sの内容を見てももう少しやれるのではと思ったのだが…底力Lapへの対応力はもう少し様子を見たほうが良いかもしれない。

スイマセン。時間が無くなってしまいましたorz。後は割愛させていただきます。ただサダムイダテンに関しては横綱相撲(多少ロスはあっても安全な競馬)をしようと思ったけどペースへの適正が無かったというのが見て取れたような気がします。それが分かっただけでも収穫ということですな。また、一応勝ち馬は評価しましたが、レースレベル的にどうなんだ?という事も考えられますのでその辺りも注意が必要と思われます。

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