重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 マイラーズCの回顧

 明日の朝便でアチャラに戻ります。珍しく前泊でも酒抜きで過ごすため(まぁただ前日に飲みすぎただけなんですが)このスキにいくつかUPしていこうと思います。

 

マイラーズC

Lap・馬場振り返り

12.6-11.4-12.0-12.5-11.8-10.9-10.3-11.1=1:32.6

 グァンチャーレが押し出されるようにハナ。そのまま坂の下りまではほぼ動きなしで上がりのみの勝負に持ち込まれた。ただ上がり勝負に適さない馬でも、軒並み32秒台で上がれており、後方の馬は物理的に難しい31秒台を出さなくては勝ち負けには加われなかった訳でそういう意味では前の馬に分のあるレースだった。また超スローの前半でいかに力をロスしなかったかという部分も結果には影響したと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ダノンプレミアム:グァンチャーレを行かせて絶好の番手。4角で前に並びかけ、楽に押し切ってみせた。この馬自身上がり勝負がいい訳ではないし、4角の位置取りで勝負が決まってしまったようなレースなので、着差はつかなかったのだが、いかなるレースでもそつなくこなせる特性を十分に活かしたレースだったと言える。大阪杯をパスしマイル路線をチョイスしただけに、次の安田記念も負けられない。香港の雄に加え、ここにアーモンドアイが加わってくるようなら、かなり面白い安田記念になりそうだ。

 グァンチャーレハナはBプランだったようだが、しっかり折り合いマイペースにもちこんだ。上がり特性というよりギアアップが必要なレースにも対応できるタイプで、直線でも置かれることはなかった。まぁ恵まれたと言うより位置取りで勝ち取った2着であり、次に繋がるなにかがあったわけではないことは覚えておきたい。

 パクスアメリカーナ:勝ち馬のやや外に見るラチ沿いを追走。10秒台の部分では少し置かれそうになったが、ラスト1Fでジリジリ伸び返して3着争いを制した。この馬も生涯ダントツの上がりをマークしており、位置取りと前半の消耗の少なさを生かしての結果と言える。もちろんしっかりと流れるペースのほうがあっているのは間違いないので、安田記念のほうが適正が高そうだが、今年に関してはかなり家賃が高そうで、どこまで太刀打ちできるか。

 インディチャンプ:3着馬の外をやや掛かり気味に追走。それでも直線序盤は一瞬前に取り付けるかという脚を使ったが、ラストは気持ち甘くなってしまった。少なくとも3着馬よりはペース適正があると思われる中で、ラスト止まってしまったことはやや不満に映るが、前半の折り合い面も考慮すると一応参考外としておきたい。

 モズアスコット:4角の時点でノーチャンスだったが、高速馬場での上がりという意味ではこの馬が最も適正が高いと思わせただけに、勝ち負けはともかくコンマ1秒でもストーミーシーより上がりを使ってほしかったというのが本音。一応参考外でよいが、安田記念で積極的に買いたいというレベルでもない。


 流れが合わなかった馬はたくさんいると思いますが、次走に向けて条件が一気に変わりそうなのがこの馬→(ケイアイノーテック)もし出てくるようなら3着欄は必ず塗っておこうと思います。







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