重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 1/6 その2 中山金杯篇

 毎年のお約束となった「変な投票叩き」(笑)…個人的にはキタサンブラックではなくオジュウチョウサンに投じた3票は理解できるのですが、J・G1どちらも勝ってるのに最優秀障害馬「該当なし」ってのはちょっとね…それなら毎年「該当なし」じゃないのと。まぁ、いつの時代にもそういう人間はいるものでして…個人的には満票での選出はそこまで意味のあるものでも無いなと感じているので、受賞の価値は下がりはしないと思っております。

 

中山金杯

Lap・馬場振り返り

12.3-11.0-13.2-12.3-12.7-11.3-11.7-11.5-11.6-12.2=1:59.8

 Lap好きならもうおなじみの、上がり5F目が最速になる通称「マイネルミラノLap」が炸裂。5F分割で前後半差-3.3の変則後傾持続力勝負となった。この手のLapは基本的にどの馬も出し切りやすい条件なのだが、ここまで前後半で差がつき、かつ上がり5F目で最速が出てしまうと、後ろの馬には苦しくなってしまう。マイネルミラノ福島記念と同じくウインブライトをアシストするためのLap作りなのだとしたら、決して悪い作戦ではなかったと言えるか…

 

ほんのちょっと気になっていた馬

△ 04 アウトライアーズ(12着/7人気)

 →折り合いを気にして後ろからという感じだったが…後半パートでもほぼ何もできなかった。位置取り面での情状酌量はあるものの、基本的には力負けと見るべき。

 

その他の馬

 セダブリランテス:速くなった後半パートは押して押しての追走で、ウインブライトに先を越されたが、そこからもしぶとく伸びて坂上でキッチリと交わしきった。ここまでズブいとは思わなかったが、決め脚を求められない持続力勝負では一枚上だったということ。アルゼンチン共和国杯では「普通の重賞級」という評し方をしたが、ここもメンバーのランクを見る限り、その判断は変える必要はないだろう。引き続き上がりの問われない舞台で…またAJCCに出るならメンバー次第でという感じで見ておきたい。

 ウインブライト:マイネルミラノのペースで完全に勝ちパターンの競馬だったが、ラストは脚が上がり差し馬にもきわどい所まで詰められていた。この流れではココが精一杯というのは見えただけに、後は更に厳しいレースになってスプリングSの様にパフォーマンスを上げられるか…という感じで見ておこう。

 ストレンジクォーク中団の内目から、直線にかけて上手く馬場の中央付近まで誘導しつつ伸びてきた。力を出し切れる流れ、立ち回りの巧さなど、加点要素はあったのだが、ジリジリと力はついている印象。東京でも上がりが速くなりすぎなければ対応可能で、次走以降も要注目。

 ブラックバゴ:行き脚がつかずに最後方から。当初は最内を突くつもりだったのだろうが、難しいと判断した後は一気に大外に振って、外から勢い良く伸びてきた。上がり強調型にも関わらず、使える脚が少ないために小回りがベストという何とも取り扱いが難しい馬…少なくとも出脚の部分を改善しないと、同じような競馬を繰り返すだけになってしまう。決して弱い馬ではないだけに…

 ダイワキャグニー:ペースが上がった後半…特にコーナー部分で思ったようについて行けず。流れは悪くなかっただけに、これまで東京を中心に使われてきたというのは、そういうところかと妙に納得する結果だった。東京替わりで改めて。東京新聞杯なら有力。

 カデナ:大外もあるが、そもそもペース不向き。もっと一瞬の脚を活かす舞台で。

 

 

 最近のマイネルミラノの行けなさっぷりが、こんな変則Lapを産み出しているのでしょうが、個性ある逃げ馬がレースを作ると面白い展開になりがちですからね~。行けないにしろもう少し違う展開でレースを演出して頂けたらと思うのですが…違います?岡田さん?

 

 






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