重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 1/6 その1 京都金杯篇

 世間では角居厩舎の一件がトップニュースでしょうが、個人的にはコレ…何気に残念だったりします。南関の短期免許を取るという話もあったんですがね…

 

 さて、ようやくココから通常営業です。4重賞を1日1つずつで金曜日まで連続更新…そこまで上手く行けば良いですが、どうなりますやら。

 

京都金杯

Lap・馬場振り返り

12.2-10.6-11.4-12.6-12.4-12.1-11.4-11.6=1:34.3

 ウインガニオンが外から出る意思を見せたが、内からマイネルアウラートと間にアメリカズカップが挟まり意外な抵抗…4F分割ではイーブンに近いのだが、その実は急-緩-急の変速Lapであり、前の馬には対応が難しかったと思われる。馬場的にはこの開催定番の内先行有利はさほどでもなくペース次第では差しも対応可能で、このレースもその点を垣間見ることの出来る結果になったといえるだろう。

 

気になっていた馬

☆ 12 ウインガニオン(13着/5人気)

 →元々ダッシュ力のある馬ではないので、好発したとしてもマイネルのアシストが必要だったが、アメリカズカップが意外に抵抗したため、ハナに立つのに苦労する結果に…再加速の出来る馬で緩みを作った事自体は悪くなかったが、前半の負荷のほうが遥かに大きく、後ろの馬が楽に差を詰めることが出来る要素を作っただけの結果に終わってしまった。今回は参考外で良いが、右回りや寒い時期の対応力も微妙なだけに、少し様子見が必要かも。

 

その他の馬

 ブラックムーンいつもの後方からの競馬だったが、坂下でもまだペースが上がりきらない時点で外を目指して自らポジションアップ。自慢の上がりを使って突き抜けた。受けに回らず4角で自ら位置を上げに行ったことが最大の勝因。ただ前半~中盤にかけて、特に何もしていない後方の馬に利が転がり込んだレースでもあるだけに、評価を大きく上げる必要はなく、引き続きコーナー2回の競馬で上りを強調できる舞台で買いたい。

 クルーガー:中団に構えつつの虎視眈々も、勝ち馬が上がっていった際に呼応できず遅れを取ってしまった。ラストは伸びているだけにややもったいない内容と言える。瞬発力というより、後傾の中で上がりを強調するようなレースでこその馬…G1はさておき、このレベルのメンバーなら常に警戒が必要な一頭といえる。

 レッドアンシェル:行きたい馬を行かせて、好位の外目から。直線は勝ち馬が外から来ても一瞬待つような形になったが、自身はジリジリと伸びて3着は確保…この馬も上がり対応ができる馬ではないだけに、もう少し早めに仕掛けても良かったと思うのだが…それでも流れ的にも力を出しきれたと見てよいだろう。東京新聞杯に出るなら有力。

 ダノンメジャー:前3頭を見る位置での競馬だったが、結果的に流れに付き合う形でこの馬の展開にならなかった。そんな中でも控えて結果を出せたことは収穫であり、次走も要注目。

 ストーミーシー:後方のインで脚を貯める競馬。直線序盤で進路がない状況から馬場の中ほどに振るとそれなりに伸びていた。位置取りの利はあったのだが、ジワジワと力を付けており、7~8Fの荒れ馬場乱戦なら差し込める要素はありそう。

 ラビットラン:中団の内目で待機も、直線で2着馬と併せても全く伸びなかった。ローズS秋華賞の一連を見ても、ここまで負ける馬ではないのだが、ターコイズSで自ら動いて4着の時点で下降線だったと見るべきなのかも。続戦なら次は評価を落としたい。

 

 

 相変わらず馬場読みとペース把握は抜群の勝ち馬の鞍上です。社台系が嫌う理由がよく分からないのですがね…掛からない馬に乗せればまだまだ一線でやれると思いますよ。






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