重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 12/23 阪神カップ篇

 ルーカスは結局出るみたいですね。鞍上もペルシアンナイト(マイルCS)まではすごい勢いでしたが、そっから後はキセキの香港ヴァーズ含めて鳴かず飛ばず…まぁそんなに上手いことばかりは続かないということですな 。出れば人気する馬ですので、せいぜい人気を吸ってもらえればと思っております。

 中途半端な木曜なんぞに開催がある分、すでに締め切りに追われつつの更新…別に誰に催促されてるわけでもないのですが、まぁ年の瀬なんでね。チャンとやっとかないとという訳のわからない義務感の下、パチパチと進めていこうと思います。

 

阪神カップ

Lap・馬場振り返り

12.1-10.7-10.8-11.2-11.5-11.7-11.5=1:19.5

 アポロノシンザンが素早く先手も、外からトウショウピストと掛かったシャイニングレイが突っついていく…結果2009年以来の33秒台での通過…直線は逃げ馬が坂を待たずに失速し、後は差し馬のLapを刻んでの決着となった。基本は差し馬のレースだったと言えるが、追いかける側もしっかりと負荷はかかりつつだっただけに、基本性能に劣る馬は展開利関係なくふるい落とされてしまった。

 

気になっていた馬

◎ 05 レーヌミノル(7着/5人気)

 →スピードについて行けずに促しながらの追走。4角は外目に振っていったが、決め脚に見劣ってあまり見せ場のない敗戦だった。この秋は適距離ではないものの、秋華賞を見据えてしっかり造られた分、マイルCSでは何とか状態を保てていたが、このレースではもうお釣りがなかったという感じか…厳冬期のレースだけにその辺りもしっかりと考えて予想を組み立てるべきだったと深く反省…よってここは参考外と見ておきたい。休養後立て直せば十分戦えるはず。

 

その他の馬

 イスラボニータ半馬身ほど安目も巻き返して先団の後ろから。直線も馬場の3分どころで一瞬狭くなりかけるも上手く割って伸びてきた。もともとG1で勝ち負けできる馬だけに、この流れでも力を出せたことは必然と言っていいが、07-07という数字とは裏腹にしっかりと前を意識したポジション取り、ペースが上がって直線序盤はややバラケ加減で内つまりの要素が少なくなったことも奏功した。勝ちに届かなかったココ数走とは違い、勝ち切るためのあと僅かなピースがラストランでしっかりとハマった。新馬戦の度肝を抜かれる走りからずっと注目してみていたが、ついに引退…お疲れ様でした。

 ダンスディレクター好発で序盤は番手…から控えての好位追走。直線早めに抜け出し押し切り態勢も勝ち馬に詰められ、わずかに先着を許した。この流れで前付けしてきわどい競馬をしている以上、強いというほかないのだが、いつもこの走りができないのが残念。少なくとも鞍上とは手が合うのだとは思うのだが。基本的にスムーズに走れれば、速いペースでもそれなりに脚は使えるので、今後も常に注意は必要。ただスタートがいつもいい馬ではないので、そういう意味でも軸としてはちょっと扱いづらい存在だ。

 サングレーザー:この馬のポジションと言える差し競馬…自身の脚は使えているだけに、前の馬を褒めるしか無いだろう。前2走は立ち回りの妙もあったし、この辺りのポジションがこの馬本来の実力なのかも。それでも距離はマイルのほうがあっているイメージで、来年の安田記念は結構楽しみだったりするのだが。

 モズアスコット:中団から早め、かつ強気に外を回しながら勝負をかけた。流石にラストは脚が鈍ってしまったが、昇級戦としては上々の内容だった。ただこのハイペースでやや追走に苦労している感も見て取れただけに、距離がもう少しあったほうがいいのかもしれない。

 ビップライブリー:好位の外目から4角でも少し外に張りつつ直線へ。伸び脚はイマイチだったが掲示板は確保できた。勝ち馬に割られた辺りで、併せていければ先への展望が見えたのだが、現状はココまでということ。ただ6Fも対応でき、立ち回り巧者でもあるので、来年以降、重賞でも走れるシーンは普通にあるはず。人気にならないキャラなのも良い。

 

 

 来年に繋がりそうな馬もいる中で、引退レースのイスラボニータがキッチリと勝ちきってくれた事は、1年の終わりとしてなかなか良い締め方だったのではないかと思います。え?明日も中央競馬あんの?そんなん知らんし…

 

 あとイスラボニータ種牡馬でも成功すると個人的には思っています。少なくともフジキセキの後継はこの馬になるでしょうね。 






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