重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 多摩川Sのちょっとだけ気になる馬

 G1が一段落し、夏競馬モードです。ここまでの高速馬場に金曜の雨…そしてそれがが残りそうな馬場だけに、勝負気配は薄いですが、ちょっとだけ見てみたい馬がいますので、それを1頭だけ挙げておくことにします。

 

 

東京11R 

 →前走は格上挑戦もジリジリと伸びながら掲示板は確保。メンバー的に見ても褒められる結果というわけでもないのだが、荒れ馬場は得意という所は見せる内容だった。4走前の勝ちも時計の掛かる馬場かつ、ギアアップの必要なペースだっただけに、目立った先行馬がいない雨が残るこのレースは適正的にはかなり合いそうな気配。意外に人気がないので、この馬軸で3連複をちょっとだけ買ってみようと思う。

 






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2019 鳴尾記念の回顧

 黒柳さんって85なんですか…まぁ菜七子ちゃんならうまくアジャストして噛み合わせてくれそうな気もしますが…ちょっと見てみたいなぁ。

 

鳴尾記念

Lap・馬場振り返り

12.5-11.5-12.2-12.2-12.0-12.0-11.9-11.5-11.5-12.3=1:59.6

 タニノフランケルは行く気なしで、ブラックスピネルがすんなりとハナに立ってのペースメイク。前半…特に1~2F目が遅く入れた分、中盤はそれほど緩めずに進める形になったのだが、全体を見れば後傾であり、前の馬でも十分残れる要素のあるLap構成だったと言えるだろう。時計的には前開催の京都や、現東京の様な高速馬場ではなく、標準に近いレベルの時計で推移しおり、中団からの差しがむしろ優勢という新鮮味のある馬場だった。

 

各馬振り返り

 メールドグラース:出負けした2頭を除いた最後方からだが、それでも3角ではしっかりと前を捕まえられる位置取り。以降は馬場の外目をジリジリと進めて、残り1Fで前を捕まえると、そのまま余裕を持って押し切って重賞連勝と相成った。どちらかと言えば、この馬には今回の様な流れのほうが合っていたと言えるのだが、前の馬が作ったペースを受けに回って余裕を持って差し切った辺り、ココでは力が違ったということだろう。個人的には休んで秋に期待と言うより、この勢いのまま宝塚記念に行って欲しい。ワンチャンあっておかしくない。

 ブラックスピネル:タニノフランケル競ってこないばかりか、プレッシャーも掛けられずに、直線あちらが先に失速とかなり恵まれた。マイペース…特に前半ゆっくり目に運べるかどうかで結果が大きく左右される馬なので、サマー2000に出るならペース的にはちょっと厳しそう。

 ステイフーリッシュ:4角手前で積極的に前を捕まえに行く、この馬らしい競馬も、ラストはわずかではあるが逃げ馬すら捕まえられなかった。G1では明確に格負けする馬だが、この舞台と流れではもう少し何とかして欲しかったというのが正直な所。

 ギベオン:出負け、更に寄られて後方から。ペースも決して悪くなかったし、それなりにリカバーは出来ていたと思うのだが、勝ち馬が差しに回って勝ちきっているだけに、余計に不甲斐なさを感じる。現状は噛み合えば重賞勝ち負け級という感じで見ておくのがいいのかも。

 タニノフランケル決して強い馬とは思わないが、このメンバーならそれなりにやれると思っていたのだが…あまりに見せ場のない敗戦だった。基本負ける時はドカ負けするタイプなので、気にする必要もないのかもしれないが、基本的に中心視しづらい馬であることは覚えておきたい。

 

 

 次走注目といえる馬はこれと言っていなかったのですが、このメンバーでそれなりに格好つけたかなと思わせたのが、この馬→(ノーブルマーズ)距離延長かつ更に厳しいペースになって真価を発揮する馬。次走がこの馬の望むとおりになるかは分かりませんが、特性だけは覚えておきましょう。






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2019 安田記念の回顧

 えっ…ブラストワンピースはどうなんの?流石にハシゴ外された感が強いですね~。でも何やかんや言って、ルメールのお手馬使い分け作戦って、大概うまく行ってないような気もするんですがねぇ…まぁ本人が騎乗停止くらった時点で、破綻したと言っていいのかもしれませんが。

 

安田記念

Lap・馬場振り返り

12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6=1:30.9

 好発はグァンチャーレと外のロジクライだったが、前走同様にアエロリットが押して2F目辺りで先頭に立つ。それでも前半3F:34.5は馬場を考えるとかなり遅いと言って良いのだが、にも関わらず外でゴタゴタがあった影響もあってか、内目の馬たちがすんなりと位置を取って比較的縦長で推移する序盤戦となった。後半も前半の遅さを貯金したアエロリットが、ペースを緩めず進め、最後まで脚をもたせるようなペース配分を構築してのFinish。前半の時点で後方の馬はかなりビハインドを背負わされたと言っていいだろう。

 

 

各馬振り返り

 インディチャンプ:スタート決めて3番手からやや控える競馬。直線は逃げ馬が少し内を開けたのを見て、やや外に構え、前が空くと地脚で前に迫り、追い出したのは残り300くらいから…そこからキッチリと逃げ馬を捕らえきった。序盤ですっといい位置を取って、好位ながらも脚を溜められたこと、急激なギアアップやトップスピードも求められない流れもこの馬にプラスに働いたと言えるだろう。2強が力を出せていない状況とは言え、東京新聞杯から見ても数段上のパフォーマンスだっただけに、この立ち回りが出来るならマイルCSでも対応可能と言える。

 アエロリット:走破タイムはヴィクトリアマイルと同じ。それでもペースが違えば、しっかりと残せるというのを地で示した一戦。とにかく高速馬場でマイペースで行けること…これさえ叶えば、まだやれそうだ。

 アーモンドアイ:この流れ、そして外が伸びづらい馬場で、上がり32秒台を使って際どいところまで差して来られること自体が、怪物級であることを再認識させる結果…負けて強しという表現がぴったり来るレースだった。それ以上は特に書くことはない。次は恐らく秋の天皇賞だろうが、当たり前のように有力。

 グァンチャーレこの馬があわやのシーンを作れること自体、前の馬に有利だったとも言えるのだが、反面あらゆるペースで自身の脚が使える特性はそのままに、少しずつ力を付けているとも言える。サマーマイルに向かうなら、中京記念関屋記念あたりはしっかりと対応できそうだ。

 サングレーザー:ちょっと気になっていた馬。勝ち馬が行った直後の陣取っての追走で、直線では勝ち馬とは対象的に空いた内をそのまま進めて脚を伸ばした。ただラスト1Fで脚が止まり気味になっており、上がりの数字から見ても力は出し切れたかなと言う内容。G1勝ち負けまではちょっと足りないのかなという感じで見ておきたい。

 モズアスコット:サングレーザーと同じ様な位置から直線は外目に出し、勝ち馬にぶつけられるようにして進路を開ける結果になってしまったが、自身も一旦は抜けきれるかというシーンまでは見せた。走破タイムも去年とそう変わらなかったし、流れも決して悪くないと思えたので、概ね力は出せた…逆に言えば、去年は鞍上のファインプレーという側面も大きかったのではと思える内容だった。

 ダノンプレミアム:ロジクライが内によれて、ロードクエスト辺りにまで影響を及ぼす結果になってしまったのは、自身がロケットスタートを決めた事と、この馬の出があまり良くなく、2完歩ほどですで1馬身ほどの差が突いてしまった事も大きかった。元々差しに回って結果を出したことのない馬だし、前半の部分でバタバタして後半は一貫して速いLapで巻き返せる部分もほぼなかっただけに、どうしようもない。秋に向けて立て直し。秋天でアーモンドアイとの再戦を望む…ついでにサートゥルナーリアも。

 

 

 明らかに時計対応面で見劣っているのはわかっていたのですが、しっかりと自身の脚は使えていたのがこの馬→(ケイアイノーテック)もう少しラストが掛かるようなマイル戦なら十分戦えると思っています。1戦だけでやめてしまいましたが、ダートも悪くないかなと。







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2019 安田記念のちょっと気になる馬

 昨日はせっかくテルペリオンが来たのに、アングライフェンがねぇ…というか、ザイティックメア買うくらいならコスモカナディアンを2列目にしとけよって話ですよね…見事に1円にもならないで終了でした。気を取り直して行きましょうか…

 

東京11R 安田記念(G1) 芝1600m

ちょっと気になる馬

サングレーザー

 →昨年の5着馬だが、それは外枠からふかし過ぎた感もあって、着差ほどの力差はない。元々ペース関係なくしっかりと脚と溜めたいタイプなので、この内枠はプラス。前走は海外遠征明けに加え、躓いてゴチャ付き流れに乗れなかっただけに、流れに乗りつつ脚を溜められるとすれば、ここでは十分買える存在と見ての抜擢。上位2頭には経緯を表さなければならないのは当然だが、3枠目…もしくはどちらかに何かあった場合は2枠目も狙える最右翼と見ておきたい。ちなみにペースは前半はそこまで速くない一貫Lapでラストが大きく掛かるというパターンはないと想定。

 

馬券はどう買う?

 3枠目と言っている以上、メインで買うのは3連複だが、アーモンドアイより圧倒的に安定感とオッズ差を感じているのがダノンプレミアムなので、思い切って2頭軸で考えたい。前走でサートゥルナーリアを買ってココでアーモンドアイを買わないのは典型的養分のような気もするのも事実なので19倍でも3列目メインに据えて、後は01 02 03 05 07 08 10 13 16を加える。3連単は1着ダノンでこの馬を2・3着に置いてボーナス狙い。また馬連もダノンとの1点で買っておく。

 

 

その他気になる馬

東京10R 

 →前走で距離に目処を立て人気している馬たちとタイム差無しで入っているのに、なぜにこの人気?思い切って行ってみてもいいのかも。

 






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2019 スレイプニルSのちょっと気になる馬

 何だかよく分からないレース名ですが、鳴尾記念は全く触手の動かないレースになってしまいましたので、こちらでお茶を濁そうと思います。

 

東京11R スレイプニルS ダ2100m

ちょっと気になる馬

テルペリオン

 →前走も推奨したような気もするのだが、湿った速い馬場に加え、1角でぶつけられるようなところもあって少しちぐはぐなレースになってしまった。この距離は間違いなく合うはずなので、力のいる良馬場で改めて狙ってみたい。

 

馬券はどう買う?

 メインは3連複。普通に走ればクイーンマンボが強いと思うので、絞れていれば2頭軸も万全を期すならアングライフェンを加え、スケベ狙いのザイティックメアの3頭を2列目において、3列目はズラズラと…ボーナスは馬連。少なくとも上位2頭との馬連は買っておきたい。

 

 

その他気になる馬

東京9R 

 →マイネルザウバアの作る流れは合うと思うのだが…前走は出負けも響いたし、もともとはスタートしっかり出るタイプなので、今一度期待。

 

 

 鳴尾記念も一応印は打っておきましたので、よろしければブログランキングの重賞予想のページを見てやって下さい。

 






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2019 葵Sの回顧

 特に気のあるレースではありませんでしたので、軽めに流してお届けいたします。

 

葵S

Lap・馬場振り返り

12.4-10.7-10.9-11.2-11.2-11.6=1:08.0

 前後半共に34.0のイーブンLapも加速パートがなかったのは、1F目がだいぶ遅かったから。それが大きく結果に影響を及ぼしたわけではないのだが、数字ほど前に有利なペースではなかったと見ておきたい。また馬場的には最終週で適度に荒れ、ペース一つで差し、追い込み勢も届いていた。

 

各馬振り返り

 ディアンドル:行きたい馬を生かせての正攻法。直線スムーズに前の馬の外に出すとしっかり伸びて後続を封じ込んだ。どんな流れでも対応できるのは、器用さの裏返しといえるのだが、逆にスケール感を感じないのも事実…ここからどこに行くのかは分からないが、古馬と走る際にはちょっと割り引いて考えたほうがいいのかも。

 アスターペガサス:中団外目から、4角までである程度ポジションを上げると、直線でもしっかり伸びて久々の連確保。流れ的にも良かったし、平坦コースに替わったのもよかっただろう。安定感のあるタイプではなさそうだが、条件さえ合えば古馬相手でもやれておかしくない。

 アウィルアウェイ:勝ち馬直後のインも、4角での手応えはイマイチ…それでもジリジリと伸びて3着確保。直線でうまく進路を確保できなかった感もあるのだが、脚が大して残っていなかった面もあり、影響としてはそこまで大きくなかったと判断したい。この距離はちょっと忙しそうで、現状は7F特化型と見ておきたい。

 ディープダイバー:ペースについていけない形で後方気味からの競馬になり、伸び脚もジリジリだった。この馬も基本的にはこの距離は短そうで7F戦で見てみたい。ちなみに緩まないペースになるのはプラス。そういう意味ではダートでも走れそうだが…

 

 

 溜めたほうが良いタイプなのに、何故か先行争いの一角で競馬をしてしまったのが、この馬→ここは参考外でいいと思うので、条件戦できっちり巻き返して欲しい所。北海道も合っていそうだが。







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2019 目黒記念の回顧

 アグネスゴールドは今ブラジルで種牡馬やってるんですね~。何にせよ、サンデーの血が日本発信で世界中に広がっていくのは、いいことです。

 

 

目黒記念

Lap・馬場振り返り

7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8=2:28.2

 外からケイティクレバーが行って、1角前でハナに立ったのだが、それに同じ帽色のパリンジェネシスが並びかけて行き、3F目があまり緩まずに1角へ…そこで少し緩めた後は11.6~12.0の間をゴールまで連ねる珍しい形のLap構成となった。全く息が入らず、前の馬にとっては苦しい流れであったことは言うまでもなく、実際にこれらが直線早々に止まってしまったことを考えると、位置取り面でいうと、後ろにいればいるほど有利で、馬場より位置取りの優位性が結果となって現れたレースと言える。

 

各馬振り返り

 ルックトゥワイス:スタートはあまり良くなくぶつけられて後方から。4角までは内でそこから外に切り替えて伸びてきた。OPに上がってからは、持続力勝負で結果を出しているだけに、位置取りと流れがピタリとハマった差し切りと言える。特に大きく評価を変える必要はなく、重賞なら流れとメンバー次第という感じで。宝塚記念に出るなら恐らくちょっと足りないはず。

 アイスバブル:同じく後方待機策から、勝ち馬と並ぶように脚を伸ばしてきた。この馬にとっても流れは悪くなかったはずで、一定の力は認めつつも、現状は勝ち馬と同レベルの評価としておきたい。サマー2000に出てくるなら、ペース的にはこなせるはずなので、注目できそうなのだが。

 ソールインパクト:中団内々から直線も馬の間を突いてしぶとく伸びてきた。この高速馬場に対応できたのは驚きだが、もともとスタミナ比べでは上位と言えるレースを続けていただけに、流れとしても悪くなかったということだろう。次の好走はいつかわからないが、特性だけは頭に入れて、必要な時だけ2~3着で買っておけば良しという感じか。

 ゴーフォザサミット:積極策から一旦は先頭に立つも、すぐに差し勢に前に出られてしまった。それでも大きく止まることはなくジリジリと伸び続けたのだが…位置取り、流れともあっておらず、それでも崩れなかったのは、復調加減を表していると言っていいのではないだろうか。具体的なレースを挙げることは難しいが、ここで一息入れるなら秋は再注目したい。

 ムイトオブリガード:3着馬同様、内を突いて伸びてきたがラストは競り負け。現状の力は概ね出せていると判断してよいだろう。

 ブラストワンピース:もともと凱旋門賞を見据えているのであれば、ここで仕上がっている必要もないし、59キロであることを考えると、特に悲観する必要はないのでは。次は定量札幌記念のようなので、巻き返せる要素は充分あると思われる。というか、宝塚出てよ…

 

 

 この馬→にとっても、流れは良くなかったのですが、直線では伸びず止まらずで比較的健闘していました。この馬も次の適レースまでは遠そうなのですが、一応頭の片隅にはおいておこうと思います。







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