重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 鳴尾記念の回顧

 黒柳さんって85なんですか…まぁ菜七子ちゃんならうまくアジャストして噛み合わせてくれそうな気もしますが…ちょっと見てみたいなぁ。

 

鳴尾記念

Lap・馬場振り返り

12.5-11.5-12.2-12.2-12.0-12.0-11.9-11.5-11.5-12.3=1:59.6

 タニノフランケルは行く気なしで、ブラックスピネルがすんなりとハナに立ってのペースメイク。前半…特に1~2F目が遅く入れた分、中盤はそれほど緩めずに進める形になったのだが、全体を見れば後傾であり、前の馬でも十分残れる要素のあるLap構成だったと言えるだろう。時計的には前開催の京都や、現東京の様な高速馬場ではなく、標準に近いレベルの時計で推移しおり、中団からの差しがむしろ優勢という新鮮味のある馬場だった。

 

各馬振り返り

 メールドグラース:出負けした2頭を除いた最後方からだが、それでも3角ではしっかりと前を捕まえられる位置取り。以降は馬場の外目をジリジリと進めて、残り1Fで前を捕まえると、そのまま余裕を持って押し切って重賞連勝と相成った。どちらかと言えば、この馬には今回の様な流れのほうが合っていたと言えるのだが、前の馬が作ったペースを受けに回って余裕を持って差し切った辺り、ココでは力が違ったということだろう。個人的には休んで秋に期待と言うより、この勢いのまま宝塚記念に行って欲しい。ワンチャンあっておかしくない。

 ブラックスピネル:タニノフランケル競ってこないばかりか、プレッシャーも掛けられずに、直線あちらが先に失速とかなり恵まれた。マイペース…特に前半ゆっくり目に運べるかどうかで結果が大きく左右される馬なので、サマー2000に出るならペース的にはちょっと厳しそう。

 ステイフーリッシュ:4角手前で積極的に前を捕まえに行く、この馬らしい競馬も、ラストはわずかではあるが逃げ馬すら捕まえられなかった。G1では明確に格負けする馬だが、この舞台と流れではもう少し何とかして欲しかったというのが正直な所。

 ギベオン:出負け、更に寄られて後方から。ペースも決して悪くなかったし、それなりにリカバーは出来ていたと思うのだが、勝ち馬が差しに回って勝ちきっているだけに、余計に不甲斐なさを感じる。現状は噛み合えば重賞勝ち負け級という感じで見ておくのがいいのかも。

 タニノフランケル決して強い馬とは思わないが、このメンバーならそれなりにやれると思っていたのだが…あまりに見せ場のない敗戦だった。基本負ける時はドカ負けするタイプなので、気にする必要もないのかもしれないが、基本的に中心視しづらい馬であることは覚えておきたい。

 

 

 次走注目といえる馬はこれと言っていなかったのですが、このメンバーでそれなりに格好つけたかなと思わせたのが、この馬→(ノーブルマーズ)距離延長かつ更に厳しいペースになって真価を発揮する馬。次走がこの馬の望むとおりになるかは分かりませんが、特性だけは覚えておきましょう。






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