2019 弥生賞の回顧
え?ミルコの継続騎乗じゃないんですねぇ。理由はよく分かりませんが、このまま行くとエアウィンザーの大阪杯での鞍上が空く(武豊はマテラスカイでドバイ)事になるので、それに乗ったほうがいい…逆にスワーヴはドバイで買えない?って事の裏返しなのかもしれませんね。でも金鯱賞でペルシアンが勝ったら…どうなるんでしょうか。
弥生賞
Lap・馬場振り返り
12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6=2:03.3
どの馬も行きたくないという感じではあったが、最内馬がポンと出てしまったが故の宿命という感じでラストドラフトがペースを作ることになった。そんな背景もあり2Fの11.7は遅いのだが、4F目以降はジリジリとペースを上げていきつつの後半戦…結果、前の馬は息が入るポイントが全く無いレースとなり、基本的に差す馬に有利な流れになったと言えるだろう。朝から雨が降り続いた馬場は、このレースより前はそこまで感じなかったのだが、このレースと最終レースだけは内を空けながらも、なお外が伸びるような状況まで悪化していた。それも差し馬台頭の一要因となった。
各馬振り返り
メイショウテンゲン:出負けをカバーしつつ中団の外…とは言え、しっかりと前を射程圏に入れながらの追走。直線入り口では並走の外から併せにかかり、止まる内の各馬をしり目にしっかりと伸びた。父ディープながら母のメイショウベルーガの適正が存分に生きたということにしておく。位置取り的にもズバリ嵌ったというわけでもないので、決して弱いとは思わないが、得意な条件下で強いレースを見せるタイプだろう。本番も厳しいペースになるなら…という感じで。
シュヴァルツリーゼ:集団から離れた後方2番手。4角までは我慢してそこから一気に外に振り出した時に、それを見た3着馬に内に併されて弾かれるような形になってしまった。それでもしっかりと伸びて賞金加算に成功。この馬は位置取りに助けられた部分はあるものの、新馬とは全く違う流れでいきなり対応した辺りセンスはありそう。G1ですぐ通用する訳ではないが、先々は楽しみな一頭。菊花賞あたりが面白そうだ。恐らく道悪は得意。
ブレイキングドーン:集団の後ろから虎視眈々。4角も上手く内から壁に当てるように捌いてきた。それで負けてしまったのはペース適正には微妙だったもののやはり不満の残る内容だった。正直、今年の混戦ならワンチャンあるかもしれないが、それでも押さえまででいいのではないだろうか。
ニシノデイジー:先団馬群の中から、4角で前を捕らえる態勢にはあったが、今ひとつ伸びきれなかった。伸びない内で、前の2頭には負けなかった辺りそれなりの格好は付けたと言えるのだろうが、もうちょっと何とかしてほしかったというのが本音。またここも折り合いに苦労していたようにその辺も本番に向けての不安材料。本番もちょっと買いづらい存在になってしまった。
カントル:気になっていた馬。荒れた内をあえて攻めていくデムーロらしい騎乗もラストは止まってしまった。恐らくペースも馬場も合わなかっただろうし、ここは参考外でいいだろう。通用するかは別にしてダービーに向けて仕切り直し。
ラストドラフト:ペースメイク係という損な役回りにさせられてしまい、ラストは坂で止まってしまった。乗り替わりも含めて可哀想な部分はあったが、人気ほどの力差はないというか、京成杯もそこまでレベルが高くなかった事も合わせると、そこまで強くないということでいいのでは。
皐月賞という舞台で買いたいと言える馬はいないのですが、どうしても買えと言われれば一頭上げるのはこの馬→(シュヴァルツリーゼ)もうバレバレかとは思いますが、ごちゃごちゃしたレースになればワンチャンあるかもしれません。
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