重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 シルクロードSの回顧

 木曜の夜着で日本に一時帰国となりますので残る2重賞を明日までにUPする予定。そして今週末と来週(週中~週末)のエントリはグダグダになるというか、平気ですっ飛ばす可能性すらありますので、予めご了承くださいませ。サッカーさえ無ければ金曜の夜は予想できたかもしれないのですがねぇ(←非国民)

 

シルクロードS

11.9-10.3-11.1-11.4-11.7-11.9=1:08.3

 セイウンコウセイが6Fでは珍しい離し逃げのような形でのペースメイク。2番手のラブカンプーが3F通過でコンマ6秒離されていたのだから、ほぼ一団だった後続に関しては33.9-34.4のペースで引っ張られていたと言っていいだろう。それいながら先行勢が全く踏ん張れなかったのは、一つは馬場のせいもあるのだが、アレスバローズが11.4のコーナーの部分でロス関係なく外からぐんぐんと前に迫っていったこと。それを追った組は内の渋滞も関係なくスムーズに適切なタイミングで追い上げられたと言えるのではないだろうか。ある意味、川田の作った差し決着とも言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ダノンスマッシュ:インの番手~好位でじっくり脚を溜めたのだが、内は前が詰まって渋滞加減。そこから上手く馬場の中ほどに切り替えて伸びてきた。前段の通り、外がスムーズに脚を伸ばす下地が作られたにも関わらず、内から切り替えて差し切るというのは、ここでは力が違うという印象。器用さも持ち合わせており、一気にG1への道がひらけたパフォーマンスだったと言える。ファインニードルがいない今、その後継の最短距離に位置するところまではやってきた。キタムラくんはこれで勝てないと今後ちょっと厳しいかも。

 エスティタート:アレスバローズの後ろをバッチリ追いかけ、勝ち馬の決め脚には屈したものの何とか2着は確保できた。京阪杯の時も書いたがスムーズに走れることが一番の馬なので、今回もそれが出来たということだろう。クラブ馬の6歳牝馬で後何走できるかわからないが、6Fなら常時注意は必要。

 ティーハーフ2着馬の更に後ろから追いかける競馬。2走続けて京都6Fで外から差してきたのだが、何だかんだ言って差しの届く京都6Fはベスト舞台だけに、一連の馬場状態もこの馬に味方したと言えるだろう。流石に次はないと思うのだが…

 アンヴァル:アレスバローズの内目から早めに進出も、同馬に外からフタをされ失速…かと思いきや、勝ち馬と併せるようにして脚を伸ばしてきた。出遅れ癖がなくなり、安定感が出て重賞でも目処が立つ競馬だったし、条件さえ整えれば勝ち負けまで期待できるはず。

 アレスバローズ:このレースの影の主役。とは言え、この流れと枠の中で、少しでも上がりに寄せたくないという気持ちは理解できる騎乗だったと個人的には思う。基本的に激流でこその馬で、ハマればG1でも届く可能性がある馬なので、そういう意味では要警戒。

 ラブカンプー:流石にここまで負ける馬ではないが、昨春~秋にかけてかなりのペースで使われた後、一息入れて…をいう流れを考えると、ここは買うべき時ではなかったと言うことだろう。

 

 上で書いたとおり、内で渋滞も発生したのでそれに巻き込まれた馬たちは、一応ノーカウントにしておいたほうがいいかもしれませんね。そんな中、外目の枠でダラダラと外を回り、少し踏み遅れた感もありながら、しっかりと伸びていたのがこの馬→(ダイメイプリンセス)年も年だけにあと何回チャンスが有るかは分かりませんが、まだ面白いところはあるはずなので、注目してみておきたいです。







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