重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 2/25 その2 阪急杯篇

 少し前の話題になりますが、この快挙…純トーセン血統という事もあるのですが、血統表をよくよく見てみると、母父トウカイテイオーを始めとして、中々渋い血統が揃っていますね。更にサンデーの4x3が作れますから、日本でもそこそこ需要があると思うのですが、向こうでの評価はどんなもんなんでしょうか?

 

 

阪急杯

Lap・馬場振り返り

12.3-10.7-11.2-11.3-11.4-11.2-12.0=1:20.1

 アポロノシンザンの出が良くなく、巻き返して行く気も無かったために、様子見の前半はニシノラッシュが行きかける所をダイアナヘイローがじわっと交わしていく展開…全体のLapバランスで見ても、前半34.2からの前後半差+0.4というのはやはり遅めで、その分ラスト2つ目で加速Lapかつ11.2を踏むという阪神7Fにしては珍しいLap構成の決着となった。何れにせよ前、もしくは内目でロスなく立ち回れた馬に有利に働いたレースと言えるだろう。

 

ちょっと気になっていた馬

☆ 08 ヒルノデイバロー(17着/9人気)

 →半歩出負けで後方から…その時点でこの日の流れではノーチャンスだった。6~7Fではいつ走ってもおかしくないし、見直し可能なのだが、じゃぁいつ走るのと言われれば返答に困るのが正直な所…私が買わなかった時に走るというのが正しい答えなのかもしれないが…

 

その他の馬

 ダイアナヘイロー:行く馬がいないなら…という感じの推定Bプランで3角手前でハナ。そのままマイペースで運んで何とか押し切った。マイネルバールマンが押し上げていった際にもしっかりと反応して、差を詰めさせていないあたり、やはりキモは加速Lapへ持ち込んだことと言える。ただ今回はかなり特殊と言える内容だけに次に繋がるかは微妙。特に高松宮記念はこんなLapにならないと思われるだけに…

 モズアスコット:出たなりで中団から。ペースの影響で固まった隊列になったため、終始外々を回らされつつも、自らの脚力で前に迫った。負けて強しの内容と言っていいと思うが、一連のレースを見ても上がりとトップスピードの質を強調するレースの方がパフォーマンスを上げてくるタイプと思われるだけに、6Fの高松宮記念は距離的にはこなせるものの、望むペースになるかは微妙…個人的には安田記念で買いたいタイプだ。

 レッドファルクス控えて後方からといつもの競馬。直線だけ外に出すザ・トライアルと言った感じだったが、坂上からの伸びは強烈だった。この馬も後傾気味のLapでも上がりを強調できるのだが、58キロ、脚を測る競馬でも勝負になった辺りは流石と言える。次も普通に有力。

 ニシノラッシュ:ハナを譲ってからも上手くコントロールされていた。直線行くところがなかったのだが、前が極端に止まったわけでもないし、この馬に前を割るだけの余力もなかっただけに、そこは考慮する必要はないだろう。ここは恵まれた印象も、この馬も加速Lapを伴う流れは得意なだけに、OPでもそのようなレースが見込めるなら買ってみたい。

 ペイシャフェリシタ:好位からやや控えつつ直線は上手く外目に誘導して伸びてきた。流れも悪くなかったし、このメンバー内では力を出し切れたと言えるだろう。イーブンからやや後傾が適正内の馬で、次以降重賞でも普通にやれそうな感じ。

 シュウジ勝った阪神Cを彷彿とさせるレースぶり…直線はやや前が壁になるも、突き抜けそうな感触もなかった。情状酌量の余地はあるものの、当時の状態までは戻っていないし、ここから先戻ってくるのかも…

 ディバインコード:もう少し高い位置を取れていれば違ったのかもしれないが、力負けの印象も…今のところはOP特別から格の低いG3までが持ち場だろう。

 カラクレナイ:ペースは速くなかったが、ここも掛かり気味…現状は6Fの方が良いのかもしれないが、現状では高松宮記念で買おうとは思えず、早熟気味なのではという疑念も…

 

 例によって、ここには書いてない気になる馬は… (再度のアポロノシンザン…スピードはあるだけに6F戦で逃げられれば…)


 

 負けて強しと言える2頭(2・3着馬)を本番では買いましょうという、ベタベタな結論しか導き出せない結果になってしまいました。高松宮記念の週はドバイに専念しますかね…






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