重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/2

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 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 シンハライトも戦線離脱ですか…これで秋華賞が一気に難しくなりましたねぇ。

 

 

スプリンターズS

 

 11.8-10.5-11.1-11.2-11.2-11.8=1:07.6

 

◎ 02 ブランボヌール(11着/6人気)

 →ソルヴェイグシュウジと比べると見劣るスタートで中団に構えたのだが、直線でスッと伸びる脚はなし。行き場を失ったビッグアーサーに体当たりをカマされての終戦だった。決して不器用なタイプではなく内枠もプラスに働くと思っていたのだが、現状では外目でスムーズに追走したほうが良いタイプなのかも。またキーンランドCの余力ある勝ち方から更に上があるのではという青田買いの側面もあったのだが、そこまでの上げしろも無かったのではないかという反省も含めて…失礼いたしました。

 

☆ 04 ソルヴェイグ(3着/9人気)

 →スタートを決めてビッグアーサーに位置を取らせず。そのままインの好位を進みゴール前までしぶとく粘り込んだ。マイナス体重は決してプラスではなかったが、力の一端は見せられたと言えるだろう。スプリント戦ならばもう少しペースが速くても対応できそうで、これからも見せ場くらいは十分作れそうだ。

 

△ 05 シュウジ(4着/5人気)

 →こちらも好発で番手確保できたのだが、前を行く2着馬に迫るところまでは至らず。ただペースにも恵まれしっかりと力は出せたといっていいだろう。力比較ではソルヴェイグにはチョイ足らずといった所か。

 

 勝った馬は中団の外目から。直線でエンジンがかかるかと思ったが、鞍上の檄に答えて最後までしっかりと伸びた。追ってスッと伸びるタイプではないが、スピードに乗ってしまえばいい脚を長く使える馬…というのは、スプリンターでは珍しいタイプ、というよりこの馬自身も距離融通は効くと考えていいだろう。スピード負けしなくなった分、安定感も出てきたと考えられ、個人的には次はJBCスプリントに出て欲しいのだが…

 

 ミッキーアイルは自身のペースは守った上でのペースメイクであり、力は出し切れたと言っていいだろうし、逆にこれがこの馬の力ということ。G1はあくまでメンバー次第でという評価で良いだろう。さて真打ちビッグアーサー…戦前から逃げないという事は言っていたのだが、ソルヴェイグに入られ1列後ろのポジションしか取れなかったのは痛く、結果的にこの馬の負けパターンである差し遅れにつながってしまった。もちろん力負けではないが、明確な負けパターンを持っている馬であることはしっかりと認識した上での付き合いをするべきということだろう。

 

 

シリウスS

 

 12.6-11.3-11.4-12.9-12.3-12.5-12.3-12.1-11.8-12.5=2:01.7

 

 全体時計が速いのでそうは見えないかもしれないが、全体のLapバランスから見ると、前半の3Fはかなり緩め。ただ例年大きく緩んでいる4~5Fが、今年はほぼ緩まずに推移したことで、6Fの持久力勝負での決着となった。力の差が比較的はっきり見て取れる結果と言えるのだが、後方の馬に関しては、前半の段階でかなり離れた位置におり、前が12秒台前半で走っている区間で追い上げなくてはならず、脚が続かなかったという鞍上の判断ミスとも取れる背景もあるだけに、そこは考慮しておきたい所だ。

 

 とは言え、前目を形成してそのままゴールに飛び込んだ上位3頭は内容としてもそれなりに評価はできるのだが、どの馬も現勢力のトップクラスとは対峙しておらず、この時点で肩を並べるといった所までは…上位2頭はその可能性は秘めていると言えるのだが、今回のパフォーマンスだけ取ってみると、もうワンパンチ欲しい所だ。

 

 

凱旋門賞

 

 7F:82.57-2F:24.4-1F:12.39-1F:12.35-1F:11.89=2:23.61

 

 公式Lapが出てない(探せていない)ので映像に表示された通過タイムをもとに引き算できる所だけを算出してみました。

 

 Twitterでも書いたのだが、時計としてはかなり速い部類だし、それを実現するには道中スローという訳でもなかっただろうと推測。そうなるとラスト1Fで加速が入るというのも少し考えにくく、緩むところの少ないレベルの高い持続力勝負だったと推測しておく。結果的にマカヒキはこの距離、ペースで先行して太刀打ちできなかったということ。もう少し何とかなったのではとも思えるのだが、少なくともニエル賞とは正反対とも言えるペースだっただけに、脚をためてナンボの馬だったと言うことだろう。

 

 勝ったファウンドは12番枠から、最初の緩コーナーでしっかりと内に潜り込んで、仮柵の取れた後をキープできた事が大きい。ただこのような流れの中でも抜け出す際の瞬発力は持ち合わせており、基本性能が高いのは間違いないところだろう。(出てこないが)もしJCに出ても十分勝負になるだろうと思われるが、例年以上に注目されたレースだけに、この時点でこの馬の旨味は薄れてしまっている事は覚えておきたい。

 

 最後にスプリンターズSの話に戻るのですが、個人的には内枠に入った時点でロスなく立ち回れるメリットも有る反面、包まれて脚を余す可能性をも考えて予想します。もちろん諸刃の剣という状況は誰が乗ろうと同じことであり、今回の彼の騎乗を批判の的にするのは少し違うのかなと感じました。また予想という観点から見ると、福永騎手のイメージとして「受けに回って、そつなく立ち回る」というものがあり、今回の直線のような状況に置かれた際に、強引さを見せて突破していくタイプではないというのも予想の1ファクターとして考慮すべきでしょう。またもう一つ言えば、私はその福永騎手がセントウルSであのLapを踏んで勝ちきった事に価値があると感じました。逆に今回は逃げないと公言していたので、オッズほどの期待値は感じなかったというのもあります。

 彼を叩いてる方々はビッグアーサーと心中して撃沈した方と思われますが、そこまで考えずに馬券を買っている時点で思慮が浅いということ…逆に言えば我々のオッズを支えてくれている貴重な方々ですので、生暖かく見守ればいいのではないかと思っております。

 

…と3連複を1枚だけ引っ掛けたオッサンが偉そうに講釈を垂れてみました。

 

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