2013 秋華賞回顧

です、です。

広州に戻ってまいりました…とは言え、また来週頭から上海に行くことになっております。肉体的より内面がやられつつあるのですが、最低限のことはこなして週末を迎えようと思います。


2013年10月13日(日)　4回京都4日　天候 : 晴 　馬場状態 : 良
【11Ｒ】　第18回秋華賞
３歳・オープン・Ｇ１(馬齢)　(牝)(国際)(指定)　芝・内 2000m　18頭

LAP　12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-12.3-11.9-11.8-11.8-11.9=1:58.6
通過　34.4-46.6-58.9-71.2　　上り　72.0-59.7-47.4-35.5

馬	印	馬 名	騎手	タイム	着差	通過順位	上3F	人
16		メイショウマンボ	武幸	1.58.6		11-11-08-08	34.2	3
1		スマートレイアー	武豊	1.58.8	1 1/4	17-17-16-14	34.0	2
13		リラコサージュ	池添	1.58.8	頭	10-10-11-11	34.1	15
14		デニムアンドルビー	内田	1.58.8	ハナ	15-15-11-08	34.3	1
11		リボントリコロール	横山	1.58.9	1/2	15-15-17-17	33.8	12
2	★	シャトーブランシュ	北村	1.58.9	ハナ	11-11-14-15	34.0	8
7		トーセンソレイユ	I.メ	1.58.9	クビ	08-08-08-08	34.5	9
5		セキショウ	吉田	1.58.9	ハナ	02-02-02-01	35.6	11
8		マコトブリジャール	柴田	1.59.0	クビ	05-05-04-04	35.1	16
6	★	ウリウリ	浜中	1.59.0	クビ	06-06-06-06	34.9	7
17		ローブティサージュ	岩田	1.59.1	1/2	06-06-06-06	34.9	5
12		エバーブロッサム	戸崎	1.59.3	1 1/4	13-13-11-11	34.8	4
3		ティアーモ	川田	1.59.4	クビ	04-04-04-04	35.5	6
9		ノボリディアーナ	幸英	1.59.4	クビ	03-03-03-03	35.8	10
4		コレクターアイテム	秋山	1.59.5	クビ	08-08-08-11	34.9	14
18		セレブリティモデル	松山	1.59.8	2	18-18-18-18	34.3	17
10		サクラプレジール	福永	2.00.0	1 1/2	13-13-14-15	35.1	13
15		ビーナストリック	津村	2.02.4	大差	01-01-01-02	39.3	18

単勝　 16 \520
複勝　 16 \200 / １ \180 / 13 \2260
枠連　 1-8 \630 (3)
馬連　 01-16 \950 (3)
ワイド 01-16 \500 (3)/ 13-16 \9820 (75)/ 01-13 \7480 (67)
馬単　 16-01 \2250 (6)
３連複 01-13-16 \50030 (131/816)
３連単 16-01-13 \233560 (617/4896)

【ペース・展開おさらい】
セキショウが押して主張する所を外から軽々とビーナストリックがハナを奪って縦長の展開に…追いかける中団以降の馬たちは上がり5つ目から追い上げを開始してのロングスパート戦だったが、それ以上に前半の負荷が大きかった前の馬には厳しい流れになったといえるだろう。
馬場的には1400m以下では前残り…それ以上では差し馬が優勢という妙なバイアス。ただ決して内が悪いというわけではなく、比較的イーブンに近い状況だったのではないだろうか。

【各馬ひとこと】
メイショウマンボ：中団からこの馬の正攻法で抜け出し。大混戦の2着以下を尻目に1馬身1/4離しての勝利は、早い段階で縦長になり外ながら比較的ロスの少ない競馬になったのが大きかった側面もあるが、力的にやや抜けだした感もある。後傾のロングスパート戦がベスト舞台で、外回りでも全く問題ないだけに、エリ女も十分勝ち負けになりそうだ。

スマートレイアー：スタート合わず腹をくくって後方から。結果、流れが向いたとも言えるのだが、内枠ながら勝負どころでは外をぶん回し、かなりのロスがあったことを思えば力の裏返しとも言える内容だった。このコース、流れでも対応できたのは大きく、こちらも古馬相手でも十分チャンスはありそう。

リラコサージュ：この馬も外ながら上手く内から2頭目の中団に収まっての追走。4角で勝ち馬などに先に行かれたが、直線はその後ろを追ってしっかり伸びた。トライアルの最下位は馬場と流れを考えれば度外視していいし、春の一連のレースも決してキレだけに頼るレースではなかっただけに、この流れも向いたと言えるだろうが、この馬自身も力はつけているという内容。立ち回りの上手さも垣間見えた一戦だった分、外回りでもとは言いづらい面もあるが、それ以降でも狙えるシーンはいくらでもありそうだ。

デニムアンドルビー：作戦はいつも通りといった所だが、4角で勝ち馬に並びかけた時に同時にスパートされ、外に張られるようになって、余計に距離ロスがあったのが痛かった。ただ京都内回りをその戦法で勝てるほど力差があったわけでもないといういうのも言えるか。それでも次はこの馬にとって良い方に条件が変わるだけに、人気でも買っておかねばならないのが本音なのだが。

リボントリコロール：いつものノリ戦法。4角でも一番外に張り出しての追撃だったが…そして戦後コメントもいつもの通り…「よく頑張っているよ」では、馬券買ってるほうは浮かばれないよ…と思うのは、私だけだろうか。馬自身は決して弱くないと思うのだが…

シャトーブランシュ：向正面では勝ち馬の内にいたのだが、3角以降も内目を追走…外を勢いつけていく馬に遅れを取ることになってしまった。それでも2着とコンマ1秒差はなら力は見せたと言っていいだろう。次以降も小銭を入れておけば、いつかは返してもらえるに違いない。

セキショウ：決して楽ではないペースを刻んでの結果であり、力は出せたしそれなりのものを見せた言っていいだろう。もっと粘りを見せる機会はありそうだが、その時に人気薄であることを願うのみ…

ウリウリ：比較的、負荷のかかる位置取りだったが、流れが向かなかった訳ではなく、直線は思ったより伸びていないのは距離面かも。


予想エントリで書いたようにスマートレイアーがしっかりと馬券になりましたwww これはもう必然と言っていい流れなんですが、上にあげた馬たちはそれなりに評価できる部分がありましたので、次以降も条件が合えば狙ってみて損はないと思いますよ。




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