今更ですが…~皐月賞回顧~
です、です。
先週の頭からベトナムに入り、日本で週末を過ごして、ようやくチャイナに戻って参りました。とは言いながら、来週末からは再度日本だったりするのですが…
今更…というのは、この回顧エントリが遅すぎること、そして、このレースの上位馬に対しての敬意が今更…といった両面をふくんでおります。早速まいりましょう。
2013年 4月14日(日) 3回中山8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第73回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭
LAP 12.0-10.6-11.5-11.6-12.3-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0=1:58.0
通過 34.1-45.7-58.0-70.1 上り 72.3-60.0-47.9-35.9
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
7 | ○ | ロゴタイプ | M.デ | 1.58.0 | 07-07-08-05 | 35.3 | 1 | |
14 | エピファネイア | 福永 | 1.58.1 | 1/2 | 07-07-05-03 | 35.6 | 2 | |
12 | コディーノ | 横山 | 1.58.3 | 1 1/4 | 05-05-05-05 | 35.8 | 3 | |
15 | カミノタサハラ | 蛯名 | 1.58.5 | 1 1/4 | 13-13-09-07 | 35.7 | 4 | |
5 | タマモベストプレイ | 和田 | 1.58.5 | クビ | 10-10-11-08 | 35.6 | 8 | |
18 | テイエムイナズマ | 武豊 | 1.58.7 | 1 | 17-17-16-14 | 35.2 | 14 | |
10 | マズルファイヤー | A.シ | 1.58.9 | 1 | 10-10-12-11 | 35.8 | 15 | |
17 | クラウンレガーロ | 三浦 | 1.58.9 | ハナ | 05-05-02-02 | 36.6 | 12 | |
1 | メイケイペガスター | 藤岡 | 1.58.9 | クビ | 18-18-18-18 | 35.1 | 10 | |
2 | インパラトール | C.デ | 1.59.0 | 3/4 | 14-14-12-11 | 35.9 | 9 | |
4 | ナリタパイレーツ | 小牧 | 1.59.2 | 1 | 10-10-12-14 | 36.1 | 16 | |
16 | フェイムゲーム | 北村 | 1.59.3 | 1/2 | 15-15-16-14 | 35.9 | 7 | |
8 | コパノリチャード | 内田 | 1.59.5 | 1 1/4 | 01-01-01-01 | 37.4 | 5 | |
9 | サトノネプチューン | 戸崎 | 1.59.7 | 1 1/2 | 07-07-09-11 | 36.9 | 13 | |
13 | ラブリーデイ | 浜中 | 1.59.9 | 1 1/4 | 03-03-02-03 | 37.6 | 17 | |
6 | ◎ | ミヤジタイガ | 田中 | 1.59.9 | クビ | 03-03-05-08 | 37.3 | 11 |
11 | クリノヒマラヤオー | 村田 | 2.01.8 | 大差 | 02-02-02-10 | 39.5 | 18 | |
3 | レッドルーラー | 川田 | 2.06.6 | 大差 | 16-16-15-14 | 43.4 | 6 |
単勝 7 \370
複勝 7 \140 / 14 \150 / 12 \140
枠連 4-7 \440 (1)
馬連 07-14 \840 (1)
ワイド 07-14 \360 (3)/ 07-12 \320 (1)/ 12-14 \330 (2)
馬単 07-14 \1750 (3)
3連複 07-12-14 \1210 (1/816)
3連単 07-14-12 \5920 (4/4896)
【ペース・展開おさらい】
コパノリチャードが敢然とハナ。それにクリノヒマラヤオーやラブリーデイ、ミヤジタイガなどが続き、前半からの3F:34.1は過去10年でもダントツで速い通過となった。それに伴って隊列もかなりの縦長になったのだが、5F通過時点で大半の馬が一団になっており、前の馬はもちろん、追いかける側も苦しい持続力勝負であったことには違いないだろう。馬場的には中>内>外といった優位性であったが、このレースでは特に考慮の必要はなかったのではないだろうか。
【各馬ひとこと】
ロゴタイプ:中団の内目をスムーズに追走。4角でうまく外目に進路をとって前に迫ると、直線でも我慢し続け、2着馬との差をジリジリと詰めながらのゴール。朝日杯から距離が伸び、更に厳しい流れになったここでも、極上の持続力を発揮しての勝利となった。ただ、ここまで瞬発力を見せる機会が無かったのも事実…またコーナーで自由に押し上げの利く、いわゆる小回りへの対応力も十二分に見せての結果だけに、東京コースに変わっても…と、過度の期待をかけるのは現時点では止めておきたい。
エピファネイア:正攻法の中団から押し上げていくようなレース。ただ縦長にはなったものの、うまく内に入ることの出来ないままで、結果、この流れでも行きたがるところを見せてしまった。それでも4角での手応えは抜群で、最後まで勝ち馬に喰い下がった点は評価したい。個人的にはそれまでのレースぶりを見て、そこまで強い感じは受けなかったのだが、勝ち馬と同等の評価はしていいのではないだろうか。瞬発力もそれなりに有りそうで、ダービーに向けても視界は良好といっていいのだが、気性面をうまくコントロールできるかが最大の課題。
コディーノ:やや外目の枠だったが、うまくさらに外から被せられることで、馬群の中で位置取りキープ。スムーズな追走ぶりだったが、直線では少し見劣ってしまった。この馬自身、決して伸びていないだけではなかったのだが、やはり一線級と対峙した時に距離面での不安が出てしまった印象。というわけで、是非NHKマイルに出て欲しいところだが…
カミノタサハラ:道中は馬群から少し離れたポジション。3角過ぎから外目をジワジワと上がって行ったのだが、直線の脚は思ったほどではなく、あまり惜しくない掲示板確保まで。今日のところは力負けといっていいだろう。ただホープフルSでも差し遅れた感じになっており、本質的には中山はあまり良くない印象で、東京変わりによる加点はそれなりに有りそう。と思ったら、屈腱炎のようで…残念。
タマモベストプレイ:内目の中団から…3角も内をグイグイ押して進出していったのだが、直線の伸びは今ひとつ。この馬も距離面では微妙だったが、この結果ならば一応こなせたと見ていいだろう。ただこのメンバーでは少し見劣ったし、さらに伸びるのは確実にマイナスに映るだけに…それ以上の評価は出来そうにないのも事実。
ダービーは今日のメンツとかなり顔ぶれも違ってくるでしょうから、流れ次第で着順が入れ替わる可能性もあると思うのですが、この流れでも正攻法でしっかり結果を出した上位馬は地力に優る面をも見せたといっていいですので、その辺りはしっかり考慮に入れておきましょう。後、出遅れて自分の競馬にならなかったマズルファイヤーと先行して大きくは止まっていないクラウンレガーロもちょっと注目しておきたいですね。
ポチポチおねがい!!
ランキング参加中!!