先行2騎に何があったのか?~オールカマー回顧~
です、です。
どうやら帰国前にエントリが出来上がりそうです。仕事の方も何とか目処が立ちましたので、楽な気持ちで飛行機に乗れそうで、とりあえず一安心といったところです。
2012年 9月23日(日) 4回中山7日 天候 : 雨 馬場状態 : 重
【11R】 第58回産経賞オールカマー
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2200m 16頭
LAP 12.6-11.3-12.4-12.5-12.6-12.9-12.6-12.6-12.0-11.7-12.3
通過 36.3-48.8-61.4-74.3 上り 74.1-61.2-48.6-36.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
13 | × | ナカヤマナイト | 柴田 | 2.15.5 | 07-07-04-02 | 35.9 | 2 | |
3 | ダイワファルコン | 北村 | 2.15.7 | 1 1/2 | 04-04-03-01 | 36.2 | 4 | |
8 | ▲ | ユニバーサルバンク | ピン | 2.15.8 | 3/4 | 07-07-05-03 | 36.0 | 6 |
2 | ○ | ルルーシュ | 横山 | 2.15.9 | クビ | 02-03-05-03 | 36.2 | 1 |
16 | コスモファントム | 丹内 | 2.16.3 | 2 1/2 | 06-05-05-05 | 36.5 | 9 | |
5 | メイショウカンパク | 蛯名 | 2.16.3 | ハナ | 12-13-12-11 | 36.2 | 10 | |
10 | サンテミリオン | 三浦 | 2.16.3 | クビ | 04-05-10-06 | 36.3 | 13 | |
6 | マイネルキッツ | 松岡 | 2.16.4 | 1/2 | 13-14-14-13 | 36.2 | 11 | |
9 | ダコール | 佐藤 | 2.16.5 | クビ | 13-15-14-11 | 36.3 | 3 | |
1 | アースシンボル | 木幡 | 2.16.5 | ハナ | 11-12-10-06 | 36.5 | 15 | |
12 | ◎ | ヒットザターゲット | 古川 | 2.17.0 | 3 | 09-09-09-06 | 37.1 | 8 |
15 | マイネルスターリー | 柴田 | 2.17.2 | 3/4 | 09-09-12-06 | 37.1 | 12 | |
14 | ネヴァブション | 吉田 | 2.17.9 | 4 | 13-09-05-06 | 38.1 | 14 | |
7 | ラッキーバニラ | 中舘 | 2.24.7 | 大差 | 02-02-01-14 | 45.2 | 7 | |
4 | コスモラピュタ | 大野 | 2.25.9 | 7 | 01-01-02-15 | 46.4 | 5 | |
11 | スノークラッシャー | 石橋 | 中止 | 16 |
単勝 13 \310
複勝 13 \160 / 3 \390 / 8 \510
枠連 2-7 \1270 (5)
馬連 03-13 \1790 (6)
ワイド 03-13 \690 (5)/ 08-13 \1070 (10)/ 03-08 \2620 (29)
馬単 13-03 \2740 (9)
3連複 03-08-13 \8140 (26/560)
3連単 13-03-08 \31940 (89/3360)
【ペース・展開おさらい】
予想エントリでも書いたように、どんな序盤になるのかと思ったのだが、楽に前を目指すコスモ2騎…見るからに番手でもOKの構えだったのに対し、押して押してラッキーバニラが迫っていく展開…それでも、行きっぷりの差は歴然で、結局はコスモラピュタがコーナーワークでハナをキープしてのペースメイクとなった。結果、そこから12.5以上のLapを5つ連ね、隊列がバラけないままレースが進んでラスト3Fでペースが上がるという、このコースらしくない流れに。前の2頭が3~4角で一気に沈没する様を見る限り、いかにもきつそうなレースに見えたが、馬場を考えると前半は速めだったものの、中盤はそれほどきつい訳でもない…なおかつ、上がりの競馬とはいえ必要とされる瞬発力は最小限で済んだということで、どう考えても前目で競馬する馬が有利といえるレースだったのではないだろうか。
また馬場は雨を含んで、しっかりと時計が掛かる中でも、内が荒れているという感じは全くなく、依然として外目は厳しい状況だったと思われる。
【各馬寸評】
ナカヤマナイト:前半は中団の前。3角手前でスッとポジションを上げると、前が沈んで2着馬のみがターゲットになり、そのまま力でねじ伏せてのゴール。上がりに寄った流れとはいえ、極端に速い脚を使う馬場にならなかったのは間違いなくプラスだったといえる。ただレース自体の内容が内容だけに、これだけで評価を上げるのは難しいところ。春同様、さらに上のメンツ相手では掲示板までといった可能性も。
ダイワファルコン:この所は中団の差しが板についていたが、今回は先行策。前が勝手に潰れたお陰で早めに先頭に立つことになったが、勝ち馬以外は封じこんでの2着。中山巧者、力のいる馬場が得意という条件面での後押しに加え、流れ的にも絶好だっただけに、残るべくして残ったという感じか。本質的には1800m辺りがベストといえるだけに、この馬も次以降は半信半疑で。
ユニバーサルバンク:先団を見るような位置はいつものポジション。勝ち馬の後ろを付いて行ったのだが、勝ち馬にはすっと離されてしまった。ただそこから外によれながらも必死に立てなおして、何とかルルーシュを交わしての3着入線。流れ的にははこなせない条件ではなかっただけに、それなりに力を出してのものと思える。引き続きG3レベルなら十分やれそう。
ルルーシュ:スッと3番手につけて虎視眈々を前を狙う競馬。前が落ちてきた時も危なげなく対処し、ある意味勝ちパターンに入っていたように見えたが、直線は伸びあぐねてしまった。どちらかと言えば、上がりに寄った流れも悪いわけではないだけに、前走の鮮やかさから人気にはなっていたが、そこまで力があるというわけでは無さそうだ。
コスモファントム:好発だったが、すんなり控えて先団の後ろ。結果論だが、3角からもう少し積極的に行ったほうが良かったように思える。おまけに4角で躓くロス。それでも止まらずに伸びており、このくらいのメンツならばまだまだ戦えそう。
散々書きましたが、今年のオールカマーはレベル的にどうなんだという感じになってしまいましたので、この結果だけでどうこうというのは無さそうですね。ただロスの多い競馬でもしっかりと自身の脚を使ったメイショウカンパク辺りはどこかで一発ありそうな気配です。
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