今年もやはり…~北九州記念回顧~
です、です。
とりあえず、ここまではとっとと片づけます。なんか体がダルいのですが…
2012年 8月19日(日) 2回小倉8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第47回テレビ西日本賞北九州記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 18頭
LAP 11.6-10.1-10.5-11.3-11.6-11.8=1:06.9
通過 32.2-43.5-55.1-66.9 上り 66.9-55.3-45.2-34.7
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
16 | スギノエンデバー | 北村 | 1.06.9 | 13-12 | 33.8 | 8 | ||
7 | シゲルスダチ | 高倉 | 1.07.1 | 1 | 10-09 | 34.2 | 12 | |
18 | ▲ | エピセアローム | 武豊 | 1.07.1 | クビ | 16-16 | 33.7 | 6 |
12 | コパノオーシャンズ | 国分 | 1.07.1 | ハナ | 15-13 | 33.9 | 17 | |
4 | ヘニーハウンド | 川島 | 1.07.2 | クビ | 07-09 | 34.6 | 4 | |
6 | ○ | エーシンヒットマン | 浜中 | 1.07.2 | ハナ | 07-06 | 34.6 | 1 |
8 | エーシンリジル | 川須 | 1.07.3 | 1/2 | 09-06 | 34.6 | 9 | |
15 | × | エーシンヴァーゴウ | 佐藤 | 1.07.3 | ハナ | 03-03 | 34.9 | 2 |
14 | アウトクラトール | 鮫島 | 1.07.4 | 1/2 | 17-17 | 33.8 | 15 | |
1 | ツルマルレオン | 小牧 | 1.07.4 | ハナ | 13-13 | 34.3 | 7 | |
17 | リュンヌ | 藤懸 | 1.07.4 | クビ | 02-02 | 35.2 | 14 | |
5 | サンダルフォン | 酒井 | 1.07.5 | クビ | 17-17 | 33.9 | 13 | |
3 | ボストンエンペラー | 和田 | 1.07.5 | ハナ | 03-03 | 35.1 | 11 | |
11 | ◎ | マコトナワラタナ | 藤岡 | 1.07.5 | クビ | 10-09 | 34.6 | 10 |
9 | エーシンダックマン | 川田 | 1.07.6 | 3/4 | 01-01 | 35.4 | 5 | |
2 | × | ジュエルオブナイル | 蛯名 | 1.07.9 | 2 | 03-03 | 35.6 | 3 |
13 | ナイアード | 国分 | 1.08.1 | 1 1/4 | 12-13 | 35.1 | 16 | |
10 | シャウトライン | 幸英 | 1.08.2 | 1/2 | 03-06 | 35.8 | 18 |
単勝 16 \1440
複勝 16 \450 / 7 \1210 / 18 \450
枠連 4-8 \3630 (19)
馬連 07-16 \36560 (76)
ワイド 07-16 \7410 (68)/ 16-18 \2690 (41)/ 07-18 \8120 (73)
馬単 16-07 \62760 (139)
3連複 07-16-18 \139810 (283/816)
3連単 16-07-18 \997220 (1779/4896)
【ペース・展開おさらい】
エーシンダックマンが押して出るところを、外から好発を切ったリュンヌが並びかけていく…両者のダッシュ力の差は歴然としていながらも、なんとしてもハナを取りたいエーシンダックマン…結果、リュンヌが譲るような形になったのだが、その後もクビ程度しか離れずぴったりマークでの追走…3F通過が32.2と激流と言っていいペースになったのも、そのあたりが多分に影響していると思われる。となれば、その反動でラストはかなり掛かりそうなものだが、高速馬場の影響もありラストも11.8にまとめての1分6秒台の決着となった。前半の33.2というのは馬場に関係なく、物理的な限界に近い数字と思われ、それではやはり前が踏ん張り切ることが出来ない…そういう解釈でいいのではないだろうか。
馬場的には一日を通して見ても、徐々に外からも戦える馬場にシフト…という感じだったが、結局は最内を除いて概ね同じ…と言った表現がしっくり来る、すなわち外差し一本の馬場というわけでは無かったことは付け加えておこう。
【各馬寸評】
スギノエンデバー:外目を終始手応え良く追走し、直線…特にラスト1Fから一気に前を捕らえての勝利。OPから2つ降級した1000万条件を卒業するのに3戦かかったが、その勢いで重賞Getとなった。その前走も同コースを1:07.1…しかも、ラスト11.9の中での差し切りと、ペース適正としては十分なものを持っていたと言えるだろう。ただ4勝の全てを小倉であげているコース巧者、かつ他の舞台では勝ちきるまでは届いてない事を考えると、これ以上を求めるのは酷かもしれない。セントウルS辺りもペースは合うと思われるが、ここまで前が止まる流れは想定しにくい分、そこまで狙える馬にはならないだろう。
シゲルスダチ:ダッシュはあまりよくなく後方からもすぐに巻き返し中団やや後ろからの競馬。そこまでは内目を追走していたが、4角で馬場の中ほどに出すと、目立つ脚はないが最後までしっかり伸びての連確保。7Fの苦しめLapを凌ぎ切っているあたりから考えてもラストで踏ん張れる馬なのかもしれないが、ここでの好走はさすがに予見できず。ただ立ち回り含めてかなりハマった印象も強く、やはり距離ももう少しあったほうがよさそうで、この馬に関しても現時点での評価は避けておきたい。
エピセアローム:予想段階ではスピード負けしないと書いたのだが、蓋を開けてみるとさすがについていけない感じの追走。それでも徐々に後方から差を詰めていくと、4角では勝ち馬よりさらに外を回して、しぶとく伸び続けた。スピードを切らさずに走り続けることに長けているだけに、不得手に思える小回り、しかもロスの大きい大外という条件も結果的にはマイナスにならず、結果を出せたのだと思われる。要は好走条件がかなり限られているだけに、今後も条件を見ながら…と言ったところだろう。
コパノオーシャンズ:後方から4角手前ではすでに手が動きまくっていたのだが、こちらも最後までよく伸びてあわやのシーンを作り出した。前傾Lapにならなくても、スピードに乗せてしまえば自分の脚だけはしっかり使える馬ゆえの4着といったところか。やはりこの馬ももう1Fあって、上がりの脚を強調できるようなレースのほうが合っていると思われる。
ヘニーハウンド:この馬もダッシュはあまりよくなく後方からになってしまったが、一気に巻き返して先団を見る位置に。4角も内目を回し、直線は各馬外目に振った間隙をついて、一旦は先頭に立つシーンも作った。スピードのコントロールが出来るようになれば、もう一つ上で勝負できそうな気配すら伺える結果。セントウルSに出れば巻き返しに期待。
エーシンヒットマン:4角までは完全に勝ちきれる態勢に見えたが、ラストで脚が止まってしまった。予想段階でラスト1Fの落ち込むLap…ということを書いたのだが、その部分での我慢比べにならなかったというのは誤算…というか、仕方ない部分であり、特に評価を落とす必要はないと思われる。
その他、前傾不向きのエーシンヴァーゴウ辺りもドカ負けしている訳ではないのですが、去年はそれでも3着は死守してただけにその辺りは微妙に映りますね。ただし結局、G1にあまりつながらないハンデ重賞ですので、この結果はあまり鵜呑みにしないほうがいいでしょう。
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