しぶとさ見せて初重賞~京都金杯回顧~
です、です。
チャイナに戻って来ましたが、いきなり自宅がネット不通だったり、溜まっていた処理をこなしたりと、超バタバタ状態になっております。また来週半ばより1月末ごろまでは再度日本ですので、今月いっぱいくらいはこんな感じで続いていくものと思われますので、かなり簡易的な回顧エントリになると思います。ご了承くださいませ。
まずは年初の2レース…京都からですね。
2012年 1月 5日(木) 1回京都1日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第50回スポーツニッポン賞京都金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際) 芝・外 1600m 16頭
LAP 12.2-10.5-11.1-11.9-11.9-12.0-11.5-11.8=1:32.9
通過 33.8-45.7-57.6-69.6 上り 70.2-59.1-47.2-35.3
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
4 | マイネルラクリマ | 1.32.9 | 05-06 | 34.9 | ||
7 | ダノンシャーク | 1.33.1 | 1 1/4 | 14-15 | 34.1 | |
16 | アスカトップレディ | 1.33.1 | クビ | 09-09 | 34.5 | |
9 | ショウリュウムーン | 1.33.2 | 1/2 | 07-07 | 34.8 | |
10 | サダムパテック | 1.33.2 | ハナ | 11-12 | 34.4 | |
5 | アスカクリチャン | 1.33.2 | クビ | 11-13 | 34.4 | |
1 | オセアニアボス | 1.33.4 | 1 1/4 | 14-13 | 34.5 | |
3 | マヤノライジン | 1.33.5 | 1/2 | 16-16 | 34.3 | |
8 | ブリッツェン | 1.33.6 | 3/4 | 03-02 | 35.7 | |
2 | ヤマカツハクリュウ | 1.33.6 | 頭 | 11-11 | 35.0 | |
6 | オースミスパーク | 1.33.7 | 1/2 | 03-04 | 35.8 | |
13 | ライブコンサート | 1.34.1 | 2 1/2 | 07-07 | 35.7 | |
14 | ガンダーラ | 1.34.3 | 1 | 05-04 | 36.3 | |
12 | ビッグウィーク | 1.34.4 | 3/4 | 09-09 | 35.8 | |
11 | タマモナイスプレイ | 1.34.7 | 2 | 02-02 | 36.9 | |
15 | シルポート | 1.35.9 | 7 | 01-01 | 38.3 |
単勝 4 \590
複勝 4 \200 / 7 \190 / 16 \840
枠連 2-4 \1390 (7)
馬連 04-07 \1330 (4)
ワイド 04-07 \590 (4)/ 04-16 \3510 (36)/ 07-16 \2750 (29)
馬単 04-07 \2880 (8)
3連複 04-07-16 \14380 (48/560)
3連単 04-07-16 \68090 (208/3360)
【展開・ペースおさらい】
シルポートが注文をつけてハナ、それに内からオースミスパークが迫るが、いつになくダッシュのいいシルポートが譲らずにペースメイク…3F通過の33.8は過去10年で最速を記録し坂の下りへ突入…ここでもほぼ息が入らずに直線早々で前が潰れる展開となった。前が速くてもさほど隊列がバラけなかったことを考えても、持続力が試されたレースであったことは疑いようもない。
【各馬寸評】
マイネルラクリマ:行かせたい馬を行かせて先団で折り合いぴったり。直線で前が止まった所で自然と先頭に立ってそのまま押し切り。ペース適性上位で立ち回りもパーフェクトだった事もあるが、決して楽な流れではなかったことを考えると、勝ちきれたことは大きい。
ダノンシャーク:意識的に後方でがっちりと貯める作戦。流れが落ちない中でも持ったままの追走で直線に入ると、一気に弾けて前に迫った。ここ数走は瞬発力のみの競馬だっただけに、個人的には軽視したのだが、若葉Sで見せた走りと合わせて考えると、持続力勝負の中でも切れ味を見せられる馬と言うことでいいだろう。位置取り面から見ても、勝ち味に遅いかもしれないが、重賞は楽に取れる器と言えよう。
アスカトップレディ:印こそ晒さなかったが、隠れ◎。外目を先行プランも他が速すぎたために、無理せず中団からとなったものの、直線では前が止まりすぎて早めに先団に位置する良く分からない状況のレースになったが、最後までしっかりと伸びた。軽量というのもあったが、そもそも持続力~底力勝負でこその馬だけに、この流れならそれなりにやれて当然の馬ということだろう。2行ほど↑でも書いたが、この差しは競馬はあくまで結果論であり、本来は先行してしぶとく伸びる競馬が信条なだけに、その辺りは今後気を付けたいポイント。
ショウリュウムーン:流れ的にもこなせない事はないだろうし、何より差しに回ることでの恩恵があるはずで、それを考えれば自身の競馬はできていると言えよう。ハンデ戦でのこの位の差はあってないようなもの。京都牝馬でも当然買わなくてはいけない存在。
サダムパテック:流れ、位置取りも申し分ないように映ったが、最後は伸びを欠いてしまった。昨秋以後のパフォーマンスを見ても、上積み面で一息の可能性も…今後は要注意。
今年はこんな感じで各馬ごとに分けて、短くまとめていこうと思います。個人的にこういうのは好きじゃないのですが。