重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

高松宮記念~3/27の勝負レース~

まいどー!!です、bera-an2です。

昨日は休み明け馬軸で悶絶お決まりパターンその1である大幅馬体重にやられてしまいました。数字通りにちと太かったですね…関東馬だけに調整が難しかったのかもしれませんが、これで皐月賞はほぼ絶望なんだから、しっかりと仕上げていただきたかったものです。

さ~て、ドバイの前にサクッとGⅠ予想を仕上げてしまいましょう。


阪神11R 高松宮記念 芝1200m】

★ペース・展開想定と馬場読みから狙い目となるタイプの馬

まずは、先週あたりから散々書いている阪神芝6Fの特徴を上げておこう。基本は前後半差がかなり小さなコースであるという事。恐らくスタートして3F行く前におむすび状の頂点の部分のコーナーにあたり、あまりスピードを上げられないのが原因だと思われるが、そのせいもあって後ろから行く馬にはその時点で苦しい戦いを強いられるコースである。これは前半で楽できる度合いの大きい上級条件ほどこの傾向が顕著(セントウルSはその最たるもの)、差し系なら届かない事ないが、ペースが上がらず馬群が凝縮されている所を捲るようにポジションを上げれられる馬ならば…と言ったように、制約がつくし、勝ちきるまではやはり難しいと言える。ましてや今年はサマーウインド単騎で競り合う馬がいないとなれば、やはりコースデフォルト通りで考えておけばいいと思われる。

そして馬場…土曜のレースを確認してみたが、やはり最内だけが少し厳しいという感じ…ただ、どの馬もあけて通るほどではないだけに神経質に考えないほうがいいかもしれない。

よって狙い目になる馬は…

・ワンペースへの適性が高い(前傾Lap巧者は評価ダウン)

・先行チョイ差し脚質

この2つということになる。

この前提で各馬を精査してみる。

レッドスパーダ初の6Fだった前走だが、ほぼイーブンLapをうまく先行して粘りこんだ。この距離でもスピード負けせずに先団を狙えるのはこの舞台ではやはり大きい。前走こそ早めの抜け出しで差されてしまったもののコンマ1秒程度の差であれば十分に逆転可能…6F戦2走目で距離慣れした舞台、さらに内枠もプラスに働くであろうし、この人気ならば狙って損はない存在。

ショウナンアルバ前走はこの馬にとって得意のワンペースも、終始内を進んで脚をあましてしまうような負け方だった。それでいてコンマ5秒差なら及第点、今回も抑揚のないペースが見込める分、狙いとしては立つのだが、やはり脚質を考えると、大きくは狙いづらいというのが正直なところだ。

サンダルフォン典型的な前傾Lap巧者…買いません。

キンシャサノキセキ6F戦では多少ペースが速くても対応できるが、7F戦の走りと合わせて考えるとイーブンLapの方がパフォーマンスは上がると見ていい。前走は出遅れながらもあり得ない競馬で2着まで詰めてきた。この馬の特性を生かした鞍上の素晴らしき騎乗のおかげと言えよう。出遅れのリスクはあるものの普通にでれば、中団から押し上げる競馬が出来るだけに、決して無視はできない…というか、力比較でいうと突き抜けまで考えておきたい。

ジョーカプチーノさて…一番取り扱いの難しい馬…恐らく前走のように後ろからにはならないだろうが、出たなりに折り合って進めるものと思われる。がっちり押さえが利いていた前走はイーブンLapではあるが、明確な外差し馬場だっただけに、まだまだ控える競馬に信頼が置けるような状況ではない事は確実…アッサリとこなしてしまう可能性もなきにしもあらずだが、少しだけ評価を落として臨みたい。

アーバニティ↑の馬同様、前走はイーブンペースを差して来た訳だが、馬場の恩恵があったこと、さらに自身、狙ってできた競馬ではないだけに、内容を鵜呑みには出来そうにない。ここは見送り。


スプリングソングシルクロードSは伸びない内に入ってしまい惨敗…そしてキッチリ流れた阪急杯でも先行して粘りを見せての4着とそれなりに評価できる内容だった。京阪杯では平均Lapを番手からアッサリと押し切っているように、速くないペースでも十分対応可能、内を見ながら上手くポジション取りもできそうで、この舞台で行われる宮記念だからこそ狙いたいと言える馬であり、この人気はナメられすぎ。


サンカルロ前走は思わぬスピードを見せて中団の競馬から差し切り…とは言っても、ペースは明らかに前傾であり、それ以前の実績を見てもやはり前に苦しい流れになった時に真の出番が訪れる馬。6Fは短いだけに前走のような競馬が可能かどうかも微妙で、状態を勝ったとしても押さえ以上の評価は出来そうにない。

ヘッドライナー:実はペース適性はソコソコありそうだが…力比較で触手動かず。


サマーウインド逃げるなら買いません。

シンボリグランこの馬も平坦Lapでこその馬…前走も内で脚を残しての9着だけに巻き返せる要素はあるのだが、このメンツに入ればそれでもあって3着までと言ったところか…

ビービーガルダン前走は◎で狙ったのだが、ビックリするほど付いて行けていけず…速くても7F戦だっただけに、ショック大の敗戦だった。それを見るかぎりはちょっと狙えそうにない。

ダッシャーゴーゴー言わずと知れた平坦巧者…それだけを考えれば当然ココでも圏内なのだが、すこし異議を唱えてみたい。ポイントはテンの速さ…この馬は先行できた時はペースが遅いレースばかりで、自身は決してテンに速い馬ではない。今回のメンツに入れば、恐らくロスの多い中団からの競馬というのも考えておかねばならないし、昨年のスプリンターズSを見ても、内枠のほうが断然いい馬だけに、一番割りを喰いそうなのがこの馬ではないかと思われる。人気を対比すれば尚更で、評価を落としてのお出迎えとさせて頂く。

エーシンフォワードマイルCSを勝ってる時点で平坦適性は上々と言えるが、決してスプリンターではないだけに、6Fではペースの後押し(ここでは前崩れという意味)が必要になるだろう。臨戦過程も歓迎材料ではなく、買い要素がほとんど見られない。

ワンカラット現役屈指の平坦Lap巧者…前走は明らかに太め残りのところを最後まで脚を伸ばしての5着…上積みは大きいのは確実と言えるだろう。ただ外枠は…と思いがちだが、ダッシャーゴーゴーと違うのは、この馬のほうがテンの脚があるという事、さらに差しに回っても脚を使えるという事、そういう意味では外枠のデメリットを消せる条件を持っているのはこの馬の方であり、サンカルロより人気していない時点で買い要素満載と言っていいか。


エスタンビーナス:いや…買わないっすよ。

馬名 性齢 重量 騎手 オッズ
1 1 レッドスパーダ 牡5 57 横山典弘 12.0
1 2 ショウナンアルバ 牡6 57 蛯名正義 109.9
2 3

サンダルフォン 牡8 57 武豊 74.0
2 4 キンシャサノキセキ 牡8 57 リスポリ 4.6
3 5 × ジョーカプチーノ 牡5 57 藤岡康太 3.0
3 6

アーバニティ 牡7 57 四位洋文 79.9
4 7 スプリングソング 牡6 57 池添謙一 35.2
4 8 サンカルロ 牡5 57 吉田豊 10.0
5 9

ヘッドライナー セ7 57 幸英明 201.6
5 10

サマーウインド 牡6 57 福永祐一 29.4
6 11 シンボリグラン 牡9 57 北村宏司 201.6
6 12

ビービーガルダン 牡7 57 佐藤哲三 66.7
7 13 ダッシャーゴーゴー 牡4 57 川田将雅 4.3
7 14

エーシンフォワード 牡6 57 岩田康誠 13.4
8 15 × ワンカラット 牝5 55 藤岡佑介 11.7
8 16

ウエスタンビーナス 牝8 55 柴田善臣 338.8

【買い目】
・3連複
◎-○・▲・×-○・▲・×・△(22点x100円)
◎-○・▲・×-○・▲・×(6点x200円)
◎-○-▲・×(3点x100円)
計3700円

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