有馬記念への布石～過去リンク貼りつけ祭・その２～
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すでに枠順は発表されていますが、それはここでは全く評価していません。あくまでそのレースが有馬記念にどう繋がるのかというのを、検証していくことにします。
ここからご覧になる方は前エントリを先に見て頂ければ分かりやすいです→コチラ
11．京都大賞典（1着：メイショウベルーガ 2着：オウケンブルースリ 6着：フォゲッタブル） 回顧エントリ→コチラ
数字上のLapは逃げ馬が4角までかき回したもので、後続は5F程度のロングスパート戦。苦しめの流れに実績のある実力馬が順当にワンツー。ただ勝ち馬はいつもより前目の位置取りからの競馬で、後ろを完封できたことは評価できる。
12．毎日王冠（3着：ネヴァブション 5着：ペルーサ） 回顧エントリ→コチラ
相対的には苦しめのLapを刻むも4角～直線のコース取りだけですべてが決まってしまった参考外レース。出遅れて早めのポジションアップから外を回したペルーサと終始インを回って気がつきゃ3着状態のネヴァブション…どちらを上に見るべきかは…あなた次第（笑）
13．オールカマー（2着：ドリームジャーニー 5着：ジャミール） 回顧エントリ→コチラ
終始緩みの少ない中山11Fらしい底力勝負…59キロを背負い、終始外々を回ってクビ差まで詰めたドリームジャーニーはコース巧者振りを遺憾なく発揮。一方、比較的前目で運んで全く伸びなかったジャミールは、やはり脚をためる事のできる流れの方がベター。
14．神戸新聞杯（1着：ローズキングダム 2着：エイシンフラッシュ） 回顧エントリ→コチラ
レースの動き出しは実質残り5Fからだが、前半のドスローの影響があってのもので、正味は上がり3つの競馬と見ていい。同様の流れのダービーでワンツーした2頭が着順を入れ替えての決着。底力不問の逃れであり、有馬へ繋がるものは特に無い。
と、秋に入ってからはこんな感じですかね～。
これ以前は、G1のみ端折ってあげていこうと思います。
15．宝塚記念（2着：ブエナビスタ 4着：ドリームジャーニー 5着：ネヴァブション 6着：メイショウベルーガ 10着：フォゲッタブル） 回顧エントリ→リンク
4F目の12.7を頂点にそこから先は徐々に速くなっていく完全持続力勝負。普通に考えれば後方からの馬が有利な流れだが、先行策から2着に残したブエナビスタはやはり一つ上のパフォーマンスと言える。
16．日本ダービー（1着：エイシンフラッシュ 2着：ローズキングダム 3着：ヴィクトワールピサ 5着：ルーラーシップ 6着：ペルーサ 7着：トゥザグローリー 取消：ダノンシャンティ） 回顧エントリ→コチラ
ご存知のとおり、分かりやすい上がりの勝負…↑の全馬は33秒台以上の上がりで走っているのだが、その中でも上位に食い込んだ馬は上がりに対して適性が相当高いということなのではないだろうか。
17．ヴィクトリアマイル（1着：ブエナビスタ 4着：レッドディザイア） 回顧エントリ→コチラ
数字以上にスピードの持続力が求められたレース。適性以前に能力の違いがあったブエナが仕上がり途上でもねじ伏せて貫禄勝ち。ただ同じ海外帰りで終始外を回らされたレッドティザイアもコンマ1秒差ならば悲観する内容ではなかった。
18．NHKマイルC（1着：ダノンシャンティ） 回顧エントリ→コチラ
エーシンダックマンの暴走ペースを後方追走から外を回して一気にぶち抜いた勝ち馬は底力、瞬発力両面で高い評価が出来るが、中山2500のパフォーマンスに直結できるような内容ではない。
19．天皇賞・春（6着：フォゲッタブル 7着：ジャミール 10着：メイショウベルーガ） 回顧エントリ→コチラ
前半の流れは標準的だったが、8F～12F目でガツンと息が入ってしまい、結果的に前に甘い流れになってしまった。かつジャミール・メイショウベルーガ辺りは斜行したトーセンクラウンの影響をかなり受けており、参考外と言わざるをえない。
20．皐月賞（1着：ヴィクトワールピサ 3着：エイシンフラッシュ 4着：ローズキングダム） 回顧エントリ→コチラ
中盤で少し息が入るものの、ゴールに向かってLapをジワジワと詰めていくような持続力勝負。ただ馬場と合わせて考えても、後方からの馬に利があったことは確かだが、上記3頭はダービーワン・ツー・スリーであり、同世代の中ではすでにこの時点で総合力として上位だったということだろう。
ちょうと20レース分…なんか無理やり入れたのがバレバレのレースもありましたが、自分の復習にもなったと思います。コレと枠、土曜の傾向を合わせて考えて、日曜付の最終結論に持って行こうと思います
