重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

来年を見据えた底力勝負!~鳴尾記念回顧~

サクサク行きましょう!

先週の3重賞の中で一番回顧しがいのある重賞でしたね~。

2010年12月 4日(土) 5回阪神1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第63回鳴尾記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1800m 12頭

LAP 12.5-11.0-11.6-11.7-11.7-11.6-11.4-11.3-12.1=1:44.9
通過 35.1-46.8-58.5-70.1  上り 69.8-58.1-46.4-34.8

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
11 × ルーラーシップ 1.44.9

04-04 33.8
10 ヒルノダムール 1.45.0 1/2 08-07 33.5
6 × リルダヴァル 1.45.0 クビ 06-06 33.6
9

シルポート 1.45.2 1 1/4 01-01 35.1
2 ショウリュウムーン 1.45.6 2 1/2 02-02 34.9
1

ダンツホウテイ 1.45.7 1/2 08-07 34.2
8

セイクリッドバレー 1.45.7 10-10 34.0
3

アドマイヤメジャー 1.45.7 クビ 04-05 34.4
4 トウショウウェイヴ 1.45.8 クビ 07-07 34.2
12 アクシオン 1.45.9 1/2 11-10 34.1
7 リトルアマポーラ 1.45.9 クビ 02-03 35.0
5

フローテーション 1.46.7 5 12-12 34.5

単勝  11 \390

複勝  11 \160 / 10 \140 / 6 \190

枠連  7-8 \370 (1)

馬連  10-11 \650 (1)

ワイド 10-11 \260 (1)/ 06-11 \520 (6)/ 06-10 \410 (5)

馬単  11-10 \1290 (1)

3連複 06-10-11 \1420 (3/220)

3連単 11-10-06 \5660 (4/1320)

シルポートのマイペース逃げと言えば簡単だが、決して楽なペースではない。4F通過後に少し後続を離しにかかったが、大勢に影響はなく、ほぼワンペースからラスト1Fガクッと落ちる、消耗戦ライクな持続力勝負と見ていいでしょう。当然要求されたのは底力と言う事。

ここで勝ち切ったルーラーシップ。休み明けながら秋にそれなりに順調に使われて来た上での参戦してきた3歳2騎を押さえての勝利。しかもその2頭を後ろにおいて凌ぎ切ったのだから、価値は高いと見ていいだろう。見るからに跳びが大きい馬だけに、切れ味のみの勝負になると微妙、かつ大回りのコースの方が合うのは確実だが、来年に向けて大きな大きな1勝といえる。現時点では秋天の有力候補ということにしておく。

2着ヒルノダムールと3着リルダヴァルはわずかクビ差…ただルーラーシップを見ながらそつ無く乗られたリルダヴァルに対し、ヒルノダムールは中団やや後方からの競馬。勝負どころでは積極的にポジションアップしていきながらキッチリ交した事はやはり2着馬のほうが着差以上に上であるという見方をしたほうがいいだろう。ここの序列は春とあまり変わっていないということで良いと思われる。

後は、そこそこのペースで逃げながら大きくは止まっていないシルポートの復調ぶりは少し注目、度重なる内枠で包まれるのを嫌ったかどうかは分からないが、先行策で5着に粘ったショウリュウムーン牝馬どうしならば、いつあっさり勝ってもおかしくない。

人気の一角アドマイヤメジャーは、このペースは歓迎だったはず…小回りのほうが合うのかもしれないが、それにしても負けずぎの感あり。そう強くはないのでは疑惑警報を発令しておこう。

個人的には勝ち馬は有馬記念には向かわずに来年に備えて欲しいですね~。それくらいスケールのある馬です。馬体も素晴らしいし、個人的にはかなり惚れ込みそうな予感でありますラブラブ!

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