重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

ようやく秋開幕~スプリンターズS予想~

マイドですまいどー!!

昨日は、申し訳ないです…連日の飲みに今日のゴルフ…ただ単に予想をする時間が全く無かっただけだったりします。今日は気合いを入れなおして、予想関係は早めにしっかり上げていこうと思います。ちなみに明日は阪神朝イチから突撃し、空きがあれば指定にはいろうかな…そんな感じです。

さて、秋開幕戦のスプリンターズステークス…天気はギリギリもつ様ですね。とりあえず同コース・レースの傾向を掴んでおくことにします。

直線の急坂があって前傾になり易いと思われがちなこのコースなのだが、過去5年のオープン以上の前後半差の平均を取ってみると+1.5…これは意外な数字。スプリンターズSの過去5年を取ってみても不良馬場の07年こそ、+3.2なのだが、それ以外は+1.5前後…明らかに遅かった08年は+0.8と、さほど速くならないのが特徴と言える。また、馬場的にも土曜の1000万特別が1:07.9で決着(ちなみに前後半差+1.9)と最終週らしからぬ高速馬場、内も全く問題ない状態で、あまりに後ろから行く馬は敬遠したいところ。

ただ今年は展開が非常に読みづらい…ローレルゲレイロに加え、香港のウルトラファンタジーも速そうな感じ…更に今回はハナにこだわりたいと言うヘッドライナーの3頭がハナ候補…少なくとも日本の2頭はテンがムチャクチャ速い馬ではないだけに、必要以上の前傾は考えなくてもいいのではないだろうか。前後半差+1.5前後の推移で想定しておきたい。

G1らしく、有力馬の個別精査をやっておきます。

サンダルフォン好走はほぼ全て前傾Lapでの差し込み…枠的にも外目でスムーズにポジションアップする事が出来ないだけに触手動かず…


ダッシャーゴーゴーセントウルS自身は時計面で評価出来ないと言う声が大きいのだが、それ以前の走りを含めて前後半差が少ない時ほど、好走出来る馬なのは注目…セントウルSは瞬発力すら要求される流れの中、上手くポジションアップ出来ていたし、人気があまり上がらない現状ならば、むしろ買ってみたいと思われる馬。ある程度の前傾なら十分に対応できるはずである。


サンカルロ京成杯AHからの変則ローテ…その京成杯はトップハンデながら、唯一後方から差を詰めての4着。内容としては十分。ただ位置取り面でのあまり評価出来ない…外伸びも効いた高松宮記念(前後半差+1.6)でも4着である事を考えれば、3着に塗っておけば十分とも言えそう。

アイルラヴァゲインダート戦含めて、前傾Lap専用馬…印は回らない。

ビービーガルダン過去2年で3・2着と来ているだけに、想定ペースではどうしても外せない馬。人気になればなるほどやらかす背景を持っているだけに4番人気は買っていいのか微妙なラインだが、個人的には配当妙味ありと見て印は回しておきたい。


グリーンバーディー:セントウルSでのイン差しは強烈…回顧エントリでも本番有力と書いたのは、十分承知なのだが、スタートに不安があると言う事、あの緩いテンでも後方からのレースになっていることから考えて、位置取り面での不安が残る。中山は阪神以上に内が開かないコースなだけに、1番人気ならばまずは疑って掛かりたい。

ウルトラファンタジー今期グリーンバーディーに3戦3勝の割には、この人気差は一体なんなのだろうか。たしかに同型との兼ね合いはあるだけに大きく狙えるとは思えないが、小銭くらいは投じておいて惜しくはないだろう。

ワンカラット北海道での2連勝は全く違うLap構成…これを完勝してしまうのだから、この舞台でも十分対応できる背景はあると言っていいだろう。その2戦だけでサマースプリントシリーズを制しての参戦だけにこれまでのチャンピオンとはちと違う背景があるのは間違いない。洋芝巧者ではという疑念点があるのは間違いないが、それだけの理由でここで買えないと言う理由にはならず、人気でも印は必須と言う事。

ローレルゲレイロ昨年が前後半差+1.7で制覇。高松宮記念は+1.8…基本は前傾Lapでこそという形なのだが、近走を見る限りかなりズブくなっているのが気がかり。ハナを主張したいと言う馬もいて自分のペースが守れるのかと言う部分においても未知数が多いだけに、積極的に買おうとは思わない。あっさりハナなら話は違ってくるのだが…

ファイングレインちょっと買う要素がない。

プレミアムボックス:ペースに関わらず、上がり最速の常連。要は前が止まってくれないと5着辺りが精一杯という感じで終わってしまうだけに、ペース的にも馬場的にも恩恵を受けられないココは見送りが妥当。

ヘッドライナー:自身はテンに速いわけではない逃げ馬。それを証拠に好走は前後半差の少ないものばかり…控えてもそれなりにやれるのだが、ここはハナ主張…上手く折り合いをつけてくれるのであれば、可能性もと思っていたのだが、ここは買えそうにない。

マルカフェニックスオープン以上での6Fでの連対例は北九州記念のみ…そのレースは前後半差+1.5。条件時まで戻れば阪神・京都の速くない流れを追走してのものが多く、昨年のコンマ3秒差を見れば買えない馬ではないと言えよう。外目をスムーズに追走できるのもこの馬にとってはプラス。人気を加味しても押さえておいしい馬と捉えたい。

キンシャサノキセキセントウルの取消はマイナス材料と言えるのだが、ペース適正的には文句なしと言っていいレベルだけに、それなりの格好はつけてくれそうだ。スピードの持続力で前を飲み込んで行くタイプのレースをする馬だけに外枠はマイナスにはならないだろう。

ジェイケイセラヴィ:アイビスSDキーンランドCの夏2戦は共に前傾は言えない流れを好位追走して結果を残した。正直この枠はプラスにはならないと思われるが、上手く3~4番手辺りから競馬が出来るのであれば、ペース的には我慢できる範囲で推移出来そうなだけに、面白いところがあってもおかしくないと思う。人気と対比しても買ってみたい一頭だろう。

エスタンビーナス:実は2走前は結構評価できる内容と言えるのだが、逃げなくてもいいものの、3~4番手位でもと全く持ち味がでないという、好走条件が限られてしまう馬だけに、ここでは触手は動かない。

印にしてみるとこんな感じで。

馬名 性齢 重量 騎手 オッズ
1 1

サンダルフォン 牡7 57 酒井学 74.1
1 2 ダッシャーゴーゴー 牡3 55 川田将雅 13.8
2 3 サンカルロ 牡4 57 吉田豊 16.4
2 4

アイルラヴァゲイン 牡8 57 津村明秀 70.2
3 5 ビービーガルダン 牡6 57 安藤勝己 6.8
3 6 グリーンバーディー セ7 57 デュプレ 3.5
4 7 ウルトラファンタジー セ8 57 ライ 28.2
4 8 ワンカラット 牝4 55 藤岡佑介 5.5
5 9

ローレルゲレイロ 牡6 57 藤田伸二 8.8
5 10

ファイングレイン 牡7 57 勝浦正樹 104.6
6 11

プレミアムボックス 牡7 57 幸英明 60.3
6 12

ヘッドライナー セ6 57 内田博幸 20.2
7 13 × マルカフェニックス 牡6 57 松岡正海 50.6
7 14 × キンシャサノキセキ 牡7 57 四位洋文 6.0
8 15 × ジェイケイセラヴィ セ6 57 江田照男 18.0
8 16

ウエスタンビーナス 牝7 55 柴田善臣 83.3

ダッシャーゴーゴーの◎も考えたのですが、G1になれば好走するビービーガルダンの安定感を買ってみました。×辺りを外目の馬ばかりに偏って付けてしまったのは、なんだかなぁと思うのですが、妙味を追えばこんな感じになっちゃいました。

※馬券道場は土曜日の時点で昇段達成しておりますので、日曜は買いません。ご了承下さい。

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