対照的な２頭～函館SS回顧～
マイドです
世の中、思い通りにならないことが多いのは分かっていますが、ここの所、どうもチグハグに流れて行ってるような気がします。そういう時ほど自分が動き出すいいチャンスとなったりするんですが、実行するとブログなんて更新してる暇なくなってしまうんだろうな…変な葛藤に悩まされています…
さて、函館SS回顧まいりましょうか。
函館SS
Lap：12.0-10.2-10.9-11.6-11.4-12.1=1:08.2(R)
（前：33.1/35.1：後） 前後半差＋2.0
| 1 | × | ワンカラット | 1.08.2 | 7 | 5 | 3 | 最内 | 34.5 | |
| 13 | ビービーガルダン | 1.08.5 | 2 | 5 | 5 | 3 | 中 | 34.8 | |
| 5 | △ | アポロフェニックス | 1.08.6 | クビ | 6 | 5 | 6 | 外 | 34.9 |
| 14 | △ | キョウエイアシュラ | 1.08.6 | 頭 | 7 | 8 | 6 | 外 | 34.7 |
| 4 | ○ | アーバニティ | 1.08.8 | 1 1/4 | 9 | 8 | 10 | 外 | 34.8 |
| 3 | ▲ | ランチボックス | 1.08.8 | ハナ | 11 | 8 | 6 | 最内 | 34.9 |
| 8 | × | ボストンオー | 1.09.0 | 1 | 11 | 11 | 11 | 外 | 34.8 |
| 2 | ◎ | ケイアイアストン | 1.09.0 | クビ | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.9 |
| 6 | ダノンムロー | 1.09.0 | ハナ | 14 | 13 | 11 | 中 | 34.7 | |
| 10 | ピサノパテック | 1.09.3 | 2 | 15 | 15 | 14 | 大外 | 34.6 | |
| 9 | メイショウトッパー | 1.09.6 | 2 | 13 | 14 | 14 | 内 | 35.2 | |
| 12 | シンボリウエスト | 1.09.6 | クビ | 1 | 4 | 3 | 中 | 36.1 | |
| 11 | × | グランプリエンゼル | 1.10.2 | 3 1/2 | 1 | 2 | 2 | 内 | 37.0 |
| 15 | △ | タニノマティーニ | 1.10.3 | 3/4 | 9 | 11 | 13 | 大外 | 36.1 |
| 7 | ラブミーチャン | 1.11.5 | 7 | 1 | 3 | 6 | 最内 | 38.1 |
ラブミーチャン・シンボリウエスト・グランプリエンゼルの先行争いを尻目に、抜群の二の脚でハナを取ったのがケイアイアストン。前半の33.1は近10年で２番目に速い流れとなった。
勝ったワンカラットは枠なりにインで足を溜めながらのポジションアップ、直線で一気に抜け出した。展開と枠が向いたことはあるが、前半からスピード負けせずについていけたこと、またスプリント戦で前傾Lapへの適性を見せたことは秋に繋がるはずである。
一方、酷量・外枠と発送前からかなりのビハインドを背負っていたビービーガルダンもさすがの競馬。４角で自ら動いて連を守った辺りは、力の証明と言えるだろう。当然最もパフォーマンスを評価すべきはこの馬と言う事…ただ、人気でやらかしの過去があるだけに、そこは頭に置いておいた方が良いかもしれない。
３着アポロフェニックスは、急流への適正は薄いと思われていただけに、この好走は驚き…ただ、重賞で勝ち負けするにはもう少しパンチ力がいるのではないだろうか。４着キョウエイアシュラは怖がりな面があるだけに、外枠が良かったのだろう。ただココまで前で競馬出来るとは思いもよらず…更に長い距離でも条件さえ整えば、もっとやれる馬である。
アーバニティはこの流れでやれない馬ではない事は明らかなのだが、いかんせん位置取りが後ろ過ぎた…前に行けることを前提に考えると、見直して当然と言える。
もし、ここで流れが合わずに惨敗して、中１週でアイビスSDに行く馬が現れたとすれば、買ってみても面白いかもしれません。そうです、グランプリエンゼルの事を言ってます。
