説明が付きません…~AJCC回顧~
マイドです
月曜から来客…そして明日から土曜日まで出張と今週はほとんどPCに触る機会がない…唯一出来るのがこの火曜の夜ですので、出来るところまで更新していこうと思います。寝るのは移動中でできるので、ちょっと夜更かしモードです。
まずはAJCCの回顧ですね…
AJCC
Lap:12.3-11.3-12.7-12.2-12.0-12.4-12.4-12.2-11.9-11.2-12.0
(前:36.3-48.5-60.5/59.7-47.3-35.1:後)
9 | ネヴァブション | 2.12.6 | 1 | 5 | 5 | 2 | 内 | 34.7 | ||
13 | シャドウゲイト | 2.12.6 | クビ | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.1 | |
2 | × | トウショウシロッコ | 2.13.2 | 3 1/2 | 5 | 7 | 7 | 6 | 最内 | 35.2 |
7 | マイネルキッツ | 2.13.3 | 1/2 | 12 | 10 | 10 | 10 | 大外 | 35.1 | |
8 | ◎ | ゴールデンダリア | 2.13.5 | 1 1/4 | 10 | 9 | 9 | 7 | 大外 | 35.4 |
1 | × | デルフォイ | 2.13.7 | 1 1/4 | 6 | 7 | 7 | 7 | 外 | 35.7 |
3 | ビエンナーレ | 2.13.9 | 1 1/4 | 9 | 10 | 10 | 10 | 最内 | 35.7 | |
11 | アルコセニョーラ | 2.13.9 | クビ | 12 | 10 | 10 | 12 | 中 | 35.6 | |
10 | ▲ | ダイワワイルドボア | 2.14.3 | 2 1/2 | 7 | 6 | 5 | 2 | 外 | 36.4 |
5 | ドットコム | 2.14.3 | ハナ | 11 | 13 | 13 | 13 | 外 | 35.6 | |
4 | ○ | キャプテントゥーレ | 2.14.5 | 1 | 1 | 3 | 2 | 2 | 内 | 36.7 |
12 | △ | アドマイヤコマンド | 2.14.7 | 1 1/4 | 7 | 4 | 2 | 2 | 中 | 36.9 |
6 | △ | ベルモントルパン | 2.15.5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 7 | 内 | 37.8 |
すんなり行くと思われていたベルモントルパンがスタート直後から意外なもたつき…結果的にムチを入れてまで先頭にたったのだが、テンの入りとしては例年とそう変りない標準的なものといっていい。そのまま大きく緩むこと無く進むものの5F通過が60.5とこれもまた水準内と言っていい流れ…この辺りでシャドウゲイトが交わしてペースが上がると思いきや、それも僅かにとどまり…直線手前からコンマ7秒と急激なペースアップの瞬発力勝負。残り2FでLapが急に上がるのはマイル戦では見かけるのだが、この条件ではほとんど見たことがない。
この流れならば、先行馬が有利というのは理解できるのだが、勝ち馬・2着馬共に瞬発力勝負でいい馬ではない…プラス瞬発力勝負ではほぼ縁の無いマイネルキッツも4着とこの結果をどう見るべきなのか…
ネヴァブションの昨年のレースでもコンマ5秒のペースアップが最速。それ以前にロングスパート戦の様相が強かっただけに、底力優勢のジャッジで良かったのだが…その前提を覆すべきなのか…個人的には大きくそのジャッジを変える必要は無いと思うが、短い直線である程度の瞬発力なら使える(道中苦しい流れになったとしても)馬であることは把握しておいた方が良いだろう。そういう意味ではマツリダゴッホ級の中山巧者と言って良いかも。
もっと驚いたのがシャドウゲイト…途中で自ら動いてもペースとしてはさほど上がらず、ペースを守れたのが最大の好走要因だろう。上手くロスなく進み、直線手前で一気にギアアップ。これで勝負有りなのだが、個人的にこの馬がそんな芸当が出来るとは思っていないだけに、どうあっても買いようがなかった。そのペース適性からも次走以降も良いお付き合いは出来そうにない。
トウショウシロッコはメンバー変われどだいたいこんな結果…インで脚をためて上手く乗られたと思うが、それなりの瞬発力は持っているもののペースが上がった位置が遅すぎた。あまり使い減りしないので次走以降もそれなりに狙える存在ではあるが、東京では特性を生かせない可能性はあるので信頼度は下がる。
こちらも驚きなのがマイネルキッツ。最終週になっても全くバイアスが無かった大外を回してあわや3着。馬場バイアスに加え、決して切れで勝負するタイプではないだけに、斤量含めてこの走りは評価出来る。元々使われてよくなるタイプの馬がG1を勝ってしまい、使えるレースの選択肢が極端に狭くなってしまったのはこの馬にとって痛いとしか言いようがない。上手くローテを組めば、春天でも面白いところがありそうだ。
◎に推したゴールデンダリア含めて5着以降の馬で、ある程度の瞬発力適性がある馬に関しては、位置取りの逆流を考えても、力負けと言って良いが、逆に瞬発力に欠ける馬は次走以降狙い目もあると言う事。ただキャプテントゥーレは前者なのだが、ちょっと負けすぎの感があり。距離適性という見方もできるが、それ含めて次以降の狙いは厳しいと思われる。
予想段階では後傾の瞬発力勝負まであるかと思っていただけに、ペース予想は良かったのですが、適正が無い馬たちがこれだけ走るとはちょっとビックリです。ただ終わってみれば、前走有馬記念組が1・2・4着…その辺りに秘密が有るのでしょうかね?