一番最初に切った馬が…=小倉記念回顧=
マイドです。適当な枕も思い浮かばないので、週の初めは重賞回顧…てな訳で早速参りましょうか。
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(前:34.7-47.1-59.2/59.1-47.5-35.8:後)
予想通り、コスモプラチナがハナでドリームフライトが2番手。それに続くアンノルーチェやチョウサンデイ…すんなり隊列が決まった為に2角までは見た目にも落ち着きそうな流れでしたが、そこは小回り重賞…向正面でペースが落ちることなく推移。馬群も縦長にはならずキッチリ持続力比べ。前の2頭の止まり方は異常ですが、やはり前に厳しい流れになった事は間違いないと思います。また内が少しずつ荒れてきたのも少なからず影響しているのではないでしょうか?
5 | ダンスアジョイ | 1.58.3 | 17 | 16 | 8 | 11 | 内 | 35.2 | ||
9 | △ | ホッコーパドゥシャ | 1.58.3 | ハナ | 9 | 11 | 8 | 8 | 中 | 35.2 |
14 | クラウンプリンセス | 1.58.3 | クビ | 6 | 8 | 6 | 4 | 中 | 35.4 | |
13 | △ | エーティーボス | 1.58.3 | ハナ | 6 | 8 | 8 | 5 | 内 | 35.3 |
4 | エリモハリアー | 1.58.4 | クビ | 17 | 18 | 18 | 16 | 大外 | 34.8 | |
11 | △ | マイネレーツェル | 1.58.4 | ハナ | 14 | 15 | 13 | 12 | 外 | 35.1 |
6 | シルバーブレイズ | 1.58.4 | クビ | 16 | 16 | 15 | 13 | 外 | 35.0 | |
7 | ▲ | マストビートゥルー | 1.58.5 | 1/2 | 5 | 7 | 6 | 8 | 中 | 35.6 |
18 | ○ | ダイシンプラン | 1.58.5 | クビ | 14 | 12 | 8 | 8 | 外 | 35.4 |
15 | × | アンノルーチェ | 1.58.5 | ハナ | 3 | 4 | 3 | 5 | 内 | 35.8 |
8 | ハギノジョイフル | 1.58.6 | クビ | 12 | 13 | 17 | 16 | 外 | 35.1 | |
2 | トウカイルナ | 1.58.6 | クビ | 12 | 13 | 15 | 13 | 中 | 35.2 | |
17 | × | ダイシングロウ | 1.58.7 | 3/4 | 9 | 5 | 3 | 2 | 内 | 36.0 |
3 | ニルヴァーナ | 1.59.0 | 1 3/4 | 6 | 5 | 3 | 3 | 最内 | 36.2 | |
1 | ◎ | チョウサンデイ | 1.59.0 | クビ | 3 | 3 | 1 | 1 | 最内 | 36.5 |
10 | × | テイエムアンコール | 1.59.0 | ハナ | 9 | 10 | 13 | 13 | 中 | 35.7 |
16 | ドリームフライト | 2.00.7 | 大差 | 2 | 2 | 2 | 5 | 内 | 38.2 | |
12 | コスモプラチナ | 2.05.6 | 大差 | 1 | 1 | 12 | 18 | 最内 | 42.4 |
まさままさかのダンスアジョイが内から抜け切って馬・トレーナー共に初重賞。終始内にこだわった鞍上の好判断に加え、かなりスムーズに内を捌けた事はもちろん勝利に大きく寄与しているのだが、好走のほとんどが直線長いコース…しかもほとんどが3Fの瞬発力勝負、最大でも4F勝負だっただけに、まったく異なるこのコース、ペースで勝ちきるまでのパフォーマンスを見せるとは今でも信じらず、後100回予想してもこの馬に印をつける事は無いと断言できるだけに脱帽としか言いようが無い。次走は新潟記念のようで全てが好転するわけだが、ただ力に任せて勝ちに行く競馬をすればやっぱり足りないのではないだろうか。ペース適性に関してもこの結果だけで一変させるのはやめておきたい。
2着ホッコーパドゥシャは中団、馬群の中からの競馬。早めに手が動き出したのはいつもの事、何とか付いていき外に進路を取ったが、外はダイシンプランに押さえられ前にはクラウンプリンセスがいる状態…ここで若干のロスはあったと思われる。ただ勝ちきるまではどうだっただろうか。時計勝負にも対応できる数少ない馬でペース的にも問題なく力を出せただろう。ローカル重賞では常連となってきたが、中央で太刀打ちするにはもう一歩パンチ力が必要。それより印象的だったのが、
比較的積極的に進めたクラウンプリンセスが早めに抜け出したエーティーボスをわずかに捕らえて3着。上位2頭と比べて不利な位置取りからココまで粘れたのはある程度の評価はして良さそうだ。ペース的に見てももっと苦しくても対応可能なだけに、牝馬限定戦ならば重賞を取れる所までようやく来たと言える。一方、惜しくも馬券圏内を外したエーティーボスも苦しいペースでの差し比べは理想的な舞台。更に各馬避けて通る内を通っても苦にならないタイプである事も奏功した。理想的に運んでのこの結果は力負けという事。次走もペース・人気と相談しながらの取捨となりそうだ。
驚きなのが函館開催がなく出番が無いだろうと思われていたエリモハリアー。ほぼ最後方から最後までキッチリと伸びた。力の衰えは見られずこの舞台での上がり最速は驚異的と言っていい。重賞実績からはハンデ戦で分が悪く、別定戦の方が力が出せるのは明白だけに、まだまだ見限れないか…目指せアサカディフィートという事で頑張っていただこう。
逃げた2頭以外はコンマ7秒以内で入線しており、それ以外にも書けばキリが無いが、あと1頭だけ上げるとすれば、ペース適性があまり無い中で7着に入ったシルバーブレイズ。通った位置を考えればこの結果はそれなりの評価は出来るはずで、新潟記念ではむしろこの馬を狙ってみたい。
両ダイシンはペース適性を見ても充分勝負できるだけの物はあっただけに、状態が本物でなかったのだろうかかもしれないが、そこまで評価されるだけの力がなかったと言う見方もでき、常に人気先行型だけに次走以降も人気次第での取捨を心がけたい。
確実に今年予想した重賞レースの中で一番難しいレースでした。当然何が来るか分からないなぁと思っていた上に、◎チョウサンデイの馬体減で完全に戦意喪失…したのが正解でした。チョウサンデイの陣営には御礼申し上げます。
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