重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

凱旋門トライアル?=オークス予想=

さてさて…参りましょうか。この春のGⅠを振り返ってみても天皇賞・春以外は全くいい思いが出来ていませんのでここらで何とかきっちりと取っておきたいのですがね…

さて、ブエナ仕様になっているかどうか土曜の競馬を確認してみましたが、外偏向馬場にはなっていませんでしたね。イメージで言うと馬場の中よりやや内が一番具合がいいといった所でしょうか。ただ外や最内が全然ダメという訳でもないので、見た目はかなり公平な馬場になっていると思います。馬場のことは考えずにペース・展開面での出し入れを重視するべきですね。

でもって展開面での推察に参りましょう。桜花賞ではコウエイハートに先を越された上、中盤で緩めたところでもお付き合いしてしまったヴィーヴァヴォドカ。今回は好枠が当たった事もあり積極的に行くはずです。ただそれに続きそうなのが、外からのデリキッドピースにディアジーナ位でさほど多くは無く、更に逃げる馬も中盤はしっかりと緩める競馬でフラワーCを勝っている事を考えれば、過剰にペースが上がっていく事は考えなくていいと思います。やはり後から追いかける馬たちは瞬発力勝負になるはずです。

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いつもなら内枠から順に精査するのですが、今回はステップレース別に見て行こうと思います。

桜花賞

Lap: 12.4-10.8-11.7-12.0-12.2-11.7-11.6-11.6=1:34.0

1着 ブエナビスタ 1.34.0 17 16 16 33.3
2着 レッドディザイア 1.34.1 13 12 12 33.7
3着 ジェルミナル 1.34.3 14 14 14 大外 33.8
5着 ルージュバンブー 1.34.4 11 11 10 34.2
8着 ダノンベルベール 1.35.0 8 6 4 最内 35.4
12着 ヴィーヴァヴォドカ 1.35.5 1 2 2 36.2
13着 ツーデイズノーチス 1.35.5 6 6 8 35.6
16着 イナズマアマリリス 1.35.9 15 15 17 35.1

ご存知、外差し偏向馬場を利した後方から進めた馬がが上位独占。中でも2・3着馬を先に行かせて直線外から差し切った勝ち馬の瞬発力は特筆すべきだろう。底力勝負での実績が無いのが気がかりだが、このメンバーとの対比なら特に問題無さそうだ。真ん中より少し内に入った事、また今の東京の馬場を考えると、極端なレースはしそうに無く馬場の逆流を受ける心配も無さそうで磐石と言っていい存在。

また最後まで手前を変えずに走った2着馬は3着馬との差はもう少し有りそうだ。この2頭は明暗を分ける枠に入った。馬群を気にしないかつロス無くレースを進められるレッドディザイア桜花賞での着差を広げる可能性が高い…どころか上積みを考えるとさらに前との逆転もほんの少し考えてもいいかもしれない。ジェルミラルはこれで前目からレースをするしか無くなった…有力2騎のいい目標にされそうで、人気と対比すると大きな評価は出来そうに無い。

5着馬はロスなく進めたもので力負けの印象が強いが、内を通らざるを得なかった8着ダノンベルベールは額面どおりには受け取れず、瞬発力勝負での実績もあるだけにこちらは再考が必要。ツーデイズノーチスにも同じことが言えるが、こちらは瞬発力勝負での実績に乏しく、ヘクターの仔である事を考えても触手は動かない。

レース全体を見るとステップとしては文句無くNO.1ハイレベルという事ですね。分かりきっていますがwww。

フローラS

Lap:12.6-11.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.1-11.7-12.5=2:02.2

1着 ディアジーナ 2.02.2 4 3 3 3 35.8
2着 ワイドサファイア 2.02.5 9 9 8 7 35.8
3着 ハシッテホシーノ 2.02.5 6 7 6 5 35.9
12着 マイティースルー 2.03.2 15 15 16 14 35.9

テンは普通。中盤もしっかりと緩んでの瞬発力勝負…勝ち馬は得意ペースの中での正攻法で快勝。距離的にも問題無さそうで、今回もスンナリと自分の位置を取れそうで力は出し切れそうだ。ただレースレベル的には微妙…勝ち時計は回復傾向の良馬場で参考に出来ないかもしれないが、やはりこの流れで最後に大きくLapを落としたのは評価出来ない。良くて3着…掲示板下位濃厚といった所だろう。2・3着馬も共に瞬発力勝負での実績がある馬だが、この2馬身は額面どおりに捕らえても問題なく、人気と対比してもやはり狙い目は立ちそうに無い。

★スイトピーS

Lap:12.3-11.1-11.8-12.7-12.9-12.9-11.7-11.1-11.7=1:48.2

1着 ブロードストリート 1.48.2 6 9 9 8 33.8
2着 サクラローズマリー 1.48.4 9 12 12 12 33.7
4着 フミノイマージン 1.48.8 5 6 5 5 34.6
5着 ルージュバンブー 1.48.8 6 7 5 5 34.6
14着 パドブレ 1.49.7 9 9 9 8 35.2

トライアルらしく中盤どっぷり緩めた上がりのみのレース。中団より後ろに付けた馬が33秒台の脚を繰り出し権利獲得。中でもどちらかといえば瞬発力で厳しい戦いを強いられていたブロードストリートの大変身が印象的。過去のレースから見てもそれなりに流れても結果が出せる馬だけに、この距離でのパフォーマンスには少し期待してみてもいいのではないかと思う。忘れな草賞で権利を獲得したかっただけにこの1走は余計には違いないのだが、それにより新味を出せた事をむしろプラスにとって見たい。

サクラローズマリーも瞬発力勝負で良い所を見せたが、いかにも大外は不安材料…後方からのレースを強いられるだけに乗り方にかなり注文がつく上に、自分の競馬が出来たとしても前をどこまで捕まえられるのか…やはり大きな評価は出来ないだろう。

桜花賞で力負けのルージュバンブーは安全策かつ勝ちに行く競馬…結果的にロスが大きくなってしまったが、距離面での限界が見えた気も…未だに太目が解消しない点に上積みの可能性はあるとは言え、この舞台では買う気になれない。

意外に上位馬のレースレベルは悪くなかったと思います。勝ち馬は少なくともディアジーナより評価はしたいですね。

忘れな草賞

Lap:12.4-11.0-12.4-12.4-12.6-12.6-12.1-11.8-11.9-12.5=2:01.7

1着 デリキットピース 2.01.7 3 3 2 2 36.1
2着 ブロードストリート 2.01.9 13 14 15 14 34.9
3着 サクラローズマリー 2.02.0 8 8 8 6 35.6

外から先行したデリキットピースがスイトピーS1・2着馬を完封。レースとしては前半遅めのベタペースの上がり4F勝負だが、勝ち馬は外伸び馬場の逆流を跳ね除けてのもので、それなりに価値はある。またその後の2・3着馬の結果が更にこの馬の評価を上げることになったと思う。この馬自身は中山の新馬で直線のみの2Fの上がり勝負を押し切っているだけに、瞬発力もそれなりに有していると判断すれば、先行するだけに外枠は決してプラスとはいえない中でも、このメンバーなら前に行くのにそこまで苦労は無さそうで、スムーズに進められればそこそこやれそうな気配は伺える。

また2着馬も直線の瞬発力だけでここまで押し上げたと判断でき、勝ち馬と遜色ないパフォーマンスは出来ている。3着馬は溜めないと話にならないことをこのレースで証明した形。逆にそれがこの舞台での好走の難しさを物語っている。

★500万下

Lap:12.9-11.4-11.9-12.4-12.3-12.1-11.3-11.4-12.2=1:47.9

1着 ダイアナバローズ 1.47.9 5 6 5 5 34.3

勝ち時計はスイトピーSより速い。テンも中盤も同レースより速いながらの瞬発力勝負はそれなりに価値がありそうだ。芝での走りは瞬発力特化型だけに乗り方一つで、圏内に突入の可能性も捨てきれない。単勝が異常に売れているが連勝馬券はもっと人気が無いだけに、ほんの少しのスケベ心の対象…

◎ 07 ブエナビスタ

○ 03 レッドディザイア

× 13 ブロードストリート

× 17 デリキッドピース

× 05 ダノンベルベール

△ 08 ディアジーナ

△ 14 ジェルミラル

この5レースだけで一応全馬を挙げる事ができるんですね~。ただ結局は桜花賞組の1・2着は抜けているのではないかという考えは覆らなかったです。ま、それも仕方ないでしょうね。

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