遠い遠い半馬身差…=桜花賞回顧=
マイドです。外差し馬場は勝ち馬のため…みたいな邪推もできますが、2着馬のため…でもあったのでしょうか。一番来て欲しくない馬が2着に来てしまいました…桜花賞回顧です。
Lap:12.4-10.8-11.7-12.0-12.2-11.7-11.6-11.6=1:34.0
(前:34.9-46.9/47.1-34.9:後)
サクラミモザは控えてヴィーヴァヴォドカがハナに立ちますが、すぐに外からコウエイハートが17頭を引っ張る形に。競り合う形にはなりませんでしたが、隊列は縦長…前を行く馬たちはコーナー部分で息を入れての直線勝負。後方から進めた馬たちは前半かなり楽をしていますので、瞬発力勝負の比重が更に重くなるレースになったと思います。外回りに変わって3年目…全て瞬発力勝負の桜花賞。みなさんソロソロ慣れましたか??
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9 | ◎ | ブエナビスタ | 1.34.0 | 17 | 16 | 16 | 外 | 33.3 | |
18 | △ | レッドディザイア | 1.34.1 | 1/2 | 13 | 12 | 12 | 外 | 33.7 |
15 | × | ジェルミナル | 1.34.3 | 1 1/2 | 14 | 14 | 14 | 大外 | 33.8 |
6 | ワンカラット | 1.34.4 | 3/4 | 11 | 12 | 12 | 内 | 34.0 | |
14 | ▲ | ルージュバンブー | 1.34.4 | ハナ | 11 | 11 | 10 | 外 | 34.2 |
5 | アイアムカミノマゴ | 1.34.5 | クビ | 8 | 9 | 8 | 最内 | 34.6 | |
11 | レディルージュ | 1.34.7 | 1 | 10 | 9 | 10 | 中 | 34.5 | |
1 | × | ダノンベルベール | 1.35.0 | 1 3/4 | 8 | 6 | 4 | 最内 | 35.4 |
8 | デグラーティア | 1.35.3 | 2 | 4 | 4 | 5 | 内 | 35.6 | |
7 | △ | サクラミモザ | 1.35.3 | クビ | 3 | 3 | 3 | 内 | 35.8 |
17 | アンプレショニスト | 1.35.4 | 1/2 | 18 | 18 | 18 | 内 | 34.2 | |
4 | ヴィーヴァヴォドカ | 1.35.5 | 1/2 | 1 | 2 | 2 | 内 | 36.2 | |
2 | ○ | ツーデイズノーチス | 1.35.5 | クビ | 6 | 6 | 8 | 内 | 35.6 |
13 | カツヨトワイニング | 1.35.8 | 1 3/4 | 16 | 16 | 14 | 最内 | 35.3 | |
16 | ルシュクル | 1.35.9 | 3/4 | 7 | 6 | 5 | 中 | 36.1 | |
12 | イナズマアマリリス | 1.35.9 | 頭 | 15 | 15 | 17 | 中 | 35.1 | |
10 | コウエイハート | 1.36.1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 37.0 | |
3 | △ | ショウナンカッサイ | 1.36.3 | 1 1/4 | 4 | 5 | 5 | 中 | 36.5 |
先週に引き続き、外が伸びる阪神の馬場…後方からロスが多くても外を回してその部分を通った馬が上位独占と何とも分かりやすい結果に。まず勝ったブエナビスタから…スタートは良かったが、いつもの通り後方から…4角手前で後方集団に追いついたのだが、直線入り口では前に2着馬、外に3着馬がいて出すに出せない状態…それでも外のジェルミナルを行かせた後に、余裕を持って外に進路を取ってスパート開始…先に抜け出したレッドディザイアをきっちりと捕らえてまず1冠。その差わずかに半馬身だが、同じような位置を通った上位馬と比べても更にロスのある乗り方の上、測った様な差し切り方でまだ全能力を出し切ったような走りではなかっただけに、その能力は計り知れぬ物がある。上がりでも2着馬にコンマ4秒の差をつけているのが自身の瞬発力を示しており、同じような瞬発力勝負になるであろうオークスも磐石と言っていいだろう。
2・3着馬に関しても瞬発力特化型が外伸び馬場とペースを利しての入線。ただ3着馬より前で競馬して最後までしっかりと伸びたレッドディザイアのジェルミラルとの差、1馬身半は実際はもう少しあるかもしれない。距離が伸びて悪い感じも受けないのでオークスでも引き続き期待は出来そうだが、どこを通っても勝てそうな勝ち馬とは違い、やはり後方から瞬発力を生かす競馬が持ち味を生かせるだけに、トラックバイアスでの逆流がある状況下などでは、狙いを下げる必要もあるだろう。
ジェルミラルはいつもと違い思い切った作戦。馬場状態をしっかりと把握していた好プレーと言っていいだろう。2着馬と違い、前で競馬しても瞬発力を生かせる、またスタミナ面でも問題ないだけに、その辺りがオークスでも強みになるはず。阪神マイルではこの結果だが、東京12Fでは少なくとも2着馬との差は少しは縮まるのではないだろうか。
4着馬ワンカラットもインのやや後方で上手く脚を溜めて、直線だけは外に進路をとり、最後までしっかりと伸びた。ただ上位馬と比べて距離的には経済コースを通った上に、直線も良く伸びる外を確保してのこの結果は、やはり上位馬との力差が有る事を表したと言えるだろう。ただ瞬発力勝負でもそれなりにやれる事を示したのは収穫で、本質は底力勝負の馬だけに、適正を生かせるレースになった時には更に怖い存在になるだろう。距離的にはかなり微妙なのだが…
5着ルージュバンブーはある意味正攻法の競馬。道中大きなロスも無くペース的にも馬場的にも恵まれた中での結果で、ここは力負けと言っていいだろう。ただオークスに出るにはトライアルでも結果を出さなくてはいけなくなったのはちと痛い。瞬発力でスイトピーS辺りはあっさり勝てると思うが、その余計な1走がオークスの舞台では応える可能性も…
それ以下…特に先行したり、馬場の逆流があった内を終始通らされた馬たちにとっては、今日の結果は参考外としていいだろう。当然オークスでは内が伸びる馬場になってる可能性もあるわけで、その時には大きな巻き返しの可能性も秘めていると言える。
とにもかくにも着差以上の勝ちっぷりを見せ付けた勝ち馬のレース振りには改めて脱帽というより他ないですね。また、力はあるけどオッズ的妙味が少ないと言う理由で軽視した馬が2着なもんで、個人的には仕方なしと言った所です。ただ2着以降の上位馬たちは少なくとも馬場の恩恵が合った事は確かであり、次の大舞台では着順が変わる可能性も十分。それが把握できただけも良しとしましょうか…
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