重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

逃げという戦法の持つ意味は…=弥生賞回顧=

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マイドです。今日も頭痛と格闘中のベラアンです。いい加減慣れてきた感もあるのですが、場所が場所だけにテンションも上がりませんorz。まだ回復の気配がないならそろそろ病院のお世話にならなくてはいけないかもしれませんね…とりあえず今はだいぶ楽ですので、注目の弥生賞の回顧をやっておきます。

g2_pict.gif弥生賞(馬場状態:稍重

Lap:12.4-11.3-12.2-13.0-13.1-13.0-12.7-12.2-11.5-12.1=2:03.5

(前:35.9-48.9-62.0/61.5-48.5-35.8:後)

あっと驚くロジユニヴァースの逃げ…なのですが、アーリーロブストが行く気のない時点でこの格好もまぁ想定内と言っていいでしょう。とにかく後の馬たちは権利取りに集中しているのか、仕掛けていく気すら見せないまま勝負所に…一番強い逃げた馬が普通に加速して普通に圧勝…それだけですね。

10 ロジユニヴァース 2.03.5   1 1 1 1 最内 35.8
2   ミッキーペトラ 2.03.9 2 1/2 2 2 2 2 36.1
5   モエレエキスパート 2.04.0 1/2 6 3 4 6 最内 36.0
3   キタサンアミーゴ 2.04.1 クビ 10 10 9 8 35.6
9 ケイアイライジン 2.04.2 3/4 7 8 8 8 35.8
4 × アーリーロブスト 2.04.2 クビ 4 7 6 7 35.9

7   ハイローラー 2.04.2 ハナ 9 9 9 3 大外 35.7
6 セイウンワンダー 2.04.4 1 1/4 4 5 5 3 36.2
1   リアライズナッシュ 2.05.5 7 7 5 6 8 最内 37.2
8   レオウィザード 2.06.3 5 2 3 3 3 38.4

戦前の予想ではロジユニヴァースがどの位の瞬発力を見せて勝つかが焦点と書いたが、結果は4F→3Fで-0.5、3F→2Fで-0.7と中山にしてはそれなりの瞬発力は見せる事が出来たと思う。逃げないことを至上命題にされそれを果たせなかったリーチザクラウンとは違い、馬の機嫌を損ねずに前哨戦をクリアすると言う意味では逃げという戦法も決して悪くなかっただろうし、4角で少し気合を付けるだけというまるで調教代わりと言ってもいいレース内容もこの馬にとっては負荷が掛かるものでもなんでもなかった訳で、とにかく皐月賞に向けての視界は良好というより他ない。なんとなく皐月賞の2頭の位置取りが見えてきたような気が…

2着以降については何とも形容のしがたい結果になってしまった。本番へ十分な賞金を持っているアーリーロブストが参考外といえる試し乗りの様な騎乗で全くペースの上がらない中、2着以降の権利取りに賭ける馬たちも動くに動けない奇妙な展開。結果として2番手追走の小倉未勝利から6ヶ月休んだミッキーペトラが流れ込むようにして2着。3着も3~4角でポジションを落としながら結果としてそこで上手く脚が溜まったモエレエキスパートが、末に賭けたキタサンアミーゴの急襲を凌いで入線。この2頭に関しても展開のアヤの部分が大きく、評価のしようもないというのが正直な所だ。ただ常識外の6ヶ月休養明けながら、一応の結果を出した2着馬は、一応の上積みは考えておいた方がいいかもしれない。当然ヒモ評価として。

2歳王者のセイウンワンダーは道中もそうチグハグな走りではなかった、かつ自身得意とする瞬発力勝負だっただけに、休み明けで+12キロという仕上がり途上の状態を差し引いても、負けすぎの印象…距離面での壁も考えながら次走の取捨は行った方が良さそうだ。一方、権利取りにかけたケイアイライジンは、スローの流れに道中引っ張りきり。それでも末に賭けないと話にならないとばかりに押さえた結果がこれだけに、仕方なしの部分が大きいか…上がりの脚を見ても瞬発力では上々の物をもっているだけに、東京変わりでより力を出せるはず。青葉賞は距離的に微妙だが、プリンシパルSなら何とかなりそうな気配…またNZT辺りでもペースが合えばそれなりにやれそうだ。

終わってみればロジユニヴァースの公開調教の様なレースでしたね。一流の底力に加え、瞬発力をも持ち合わせれている事を証明しただけに、皐月賞でもノンストップの可能性が高いんじゃないでしょうか?

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