新年早々トンだ予想でした…=両金杯回顧=
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マイドです。年明けから散々な金杯となりました…てか、毎年ちゃうんかい!というツッコミが入るのが濃厚ではありますがwww。お構い無しにサラッと回顧していくとします。
中山金杯
Lap:12.3-10.9-13.0-11.4-12.1-11.4-11.6-11.7-11.5-12.6=1:58.5
(前:36.2-47.6-59.7/58.8-47.4-35.8:後)
戦前の予想通り、ミヤビランベリがすんなりとハナに立ってのよどみない流れ…テンの36.2というのもこのLap構成を見ればゆっくりかもしれませんが、例年のLapから言えばごく標準的…2角からは緩急織り交ぜながらも底力を求められる流れになりました。それにしてもこの勝ちタイム(コースレコードタイ)は驚異的と言ってもいいですね~。
1 | アドマイヤフジ | 1.58.5 | 1 | 2 | 2 | 2 | 内 | 35.7 | ||
10 | ◎ | ヤマニンキングリー | 1.58.5 | クビ | 7 | 8 | 9 | 7 | 外 | 35.0 |
12 | ミヤビランベリ | 1.58.6 | 1/2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.9 | |
4 | ▲ | マイネルキッツ | 1.58.7 | 1/2 | 13 | 14 | 13 | 12 | 大外 | 34.8 |
11 | ネヴァブション | 1.58.7 | ハナ | 9 | 10 | 10 | 10 | 外 | 35.0 | |
2 | × | オペラブラーボ | 1.58.7 | 頭 | 7 | 6 | 6 | 5 | 内 | 35.5 |
6 | ○ | キングストレイル | 1.58.9 | 3/4 | 4 | 5 | 4 | 3 | 最内 | 35.9 |
3 | ダイワワイルドボア | 1.59.2 | 2 | 9 | 9 | 8 | 7 | 最内 | 35.8 | |
13 | △ | グラスボンバー | 1.59.4 | 1 1/4 | 15 | 14 | 15 | 14 | 内 | 35.4 |
5 | キャッチータイトル | 1.59.6 | 1 1/4 | 5 | 6 | 6 | 7 | 内 | 36.3 | |
9 | マイネカンナ | 1.59.6 | クビ | 12 | 13 | 13 | 12 | 外 | 35.7 | |
14 | × | リキッドノーツ | 1.59.6 | ハナ | 15 | 16 | 15 | 15 | 大外 | 35.5 |
7 | センカク | 1.59.7 | 1/2 | 11 | 11 | 10 | 10 | 最内 | 36.0 | |
15 | アサカディフィート | 1.59.8 | クビ | 13 | 11 | 10 | 15 | 外 | 36.1 | |
8 | シャドウゲイト | 1.59.8 | クビ | 3 | 2 | 2 | 3 | 中 | 37.0 | |
16 | △ | ダイシングロウ | 2.00.2 | 2 1/2 | 5 | 4 | 4 | 5 | 中 | 37.2 |
連覇となったアドマイヤフジ…取った作戦は昨年と同様といえる先行策だったが、内容としては全く異質のもの。過去のレースから見ていってもペース不問に加え、位置取り面でも自在と言えるパフォーマンスはこのクラスでは力が違うという事に他ならない。このレベルなら常時注意は必要だろうが、裏を返せば更に上のレベルでは、一歩足りないという事。どちらにせよ展開に関わらず買い目に加えなければいけないというのは、予想する側としては非常に厄介な存在であることは間違いない。
2着のヤマニンキングリーも正攻法の競馬で力は出し切れており、勝った馬を褒めるしかないか…自身のペース適性としてはやはり底力を求められる流れの方が向いているという事。その辺りを頭に入れて今後の予想にプラスになればそれで良しとしておく。
逆に奮闘振りが目立ったのがミヤビランベリ。自ら作り出したペースがタイレコードを誘発するような厳しい物だった事に加え、4角では勝ち馬を始めとした各馬に早々に並びかけられるきつい展開ながらギリギリまで踏ん張り抜いた。休養明けで有る事を考えるとその価値はさらに上がるだろうし、今後も注目すべき存在と言える。ただし右回りで直線が短いコースに限るという事も忘れてはいけないか…
4着マイネルキッツは底力勝負になれば必ず浮上してくる馬だけに、この結果も頷けるが、近走はテンに付いていけないレースばかりなので、これより上の着を取る為にはその辺りが課題になって来そう。5着ネヴァブションも良く追い込んできたが、いかにもエンジンの掛かりが遅いタイプで小回りであればこの距離は短いと言わざるを得ない。ただ確実に復調の兆しは見せているだけに、次走適条件なら狙える所までようやく来たかという感じ。オペラブラーボは枠なりに前目での競馬をチョイス。ただ4角で置かれてしまったが最後までジリジリと伸びているだけに、やはり捲り系の差し競馬が合っているという事か…今日のところは枠が厳しかったとしておく。
その他追い込みに掛けた馬たちは総じて不発に終わってしまったが、この底力勝負でも前が止まらない馬場になったことが災いしたと見られ、一概に力負けと決め付けるのは早計…特に最下位ダイシングロウはもろ大外が仇になってしまった。能力はあるのだろうが、正攻法での競馬が出来ないのは今後の出世に大きく響く事は間違いない。東京辺りでもう一度レースを見てみたいが…
京都金杯
Lap:12.6-10.7-11.2-11.8-11.6-11.9-11.4-11.7=1:32.9
(前:34.5-46.3/46.6-35.0:後)
スッと行くエーシンフォワードとシンボリグランに対して強引に金剛さんがハナを奪っていく展開でテンは速め…さらに直線に入りLapがコンマ5秒上がっていますが、4角すぎて早々に先頭が入れ替わる展開になった事、縦長ながら馬群が途切れることなく続いていた事を考えるとやはりスピードの持続力を求められる流れになったといっていいでしょう。
8 | △ | タマモサポート | 1.32.9 | 3 | 3 | 3 | 最内 | 34.5 | |
2 | × | マルカシェンク | 1.33.2 | 2 | 10 | 10 | 11 | 最内 | 34.1 |
5 | △ | ファリダット | 1.33.3 | 1/2 | 16 | 16 | 14 | 大外 | 33.8 |
1 | アドマイヤオーラ | 1.33.4 | 1/2 | 6 | 8 | 6 | 内 | 34.6 | |
13 | △ | バトルバニヤン | 1.33.5 | 3/4 | 10 | 10 | 9 | 大外 | 34.7 |
12 | × | ナスノストローク | 1.33.6 | 1/2 | 14 | 13 | 12 | 内 | 34.4 |
10 | ◎ | アドマイヤスバル | 1.33.6 | ハナ | 8 | 5 | 6 | 外 | 35.0 |
3 | ヤマニンエマイユ | 1.33.6 | 頭 | 10 | 13 | 14 | 最内 | 34.3 | |
7 | ○ | ショウナンアルバ | 1.33.6 | ハナ | 6 | 5 | 3 | 中 | 35.1 |
14 | ホッコーソレソレー | 1.33.6 | クビ | 14 | 13 | 14 | 外 | 34.3 | |
6 | シンボリグラン | 1.33.8 | 1 1/4 | 1 | 2 | 2 | 内 | 35.7 | |
15 | △ | エーシンフォワード | 1.33.8 | 頭 | 3 | 3 | 3 | 内 | 35.4 |
4 | コンゴウリキシオー | 1.34.1 | 1 3/4 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.2 | |
9 | ▲ | シゲルフセルト | 1.34.3 | 1 1/2 | 5 | 5 | 6 | 中 | 35.7 |
16 | ヴィクトリー | 1.35.2 | 5 | 13 | 10 | 12 | 外 | 36.1 | |
11 | ブライトトゥモロー | 1.35.6 | 2 1/2 | 9 | 8 | 9 | 中 | 36.7 |
勝ち馬はスッと3番手に付けてインで我慢…直線で前が空くとあっさりと抜け出し後続を完封。完勝と言っていい内容だった。基本的にはスピードを殺さない乗り方があっているだけに、流れも向いたと言えるだろうが、前に行った他馬が軒並み失速する中でのパフォーマンスはここに来て更に力をつけたと言って良く、この内容ならは更に上に行っても楽しみは十分ありそう。ただペース関係なく、好走はコーナー2つの直線が長いコースに限られていると言うのは覚えておいた方が良さそうだ。
2着マルカシェンクは若干出負け気味も、腹を括ったかのようなイン強襲で2着確保。スムーズな競馬だったら更にきわどく迫れていたのは間違いないだろうが、勝ちきるまではどうだっただろうか…とにかくこの馬もG3級のメンバーならペース関係なく上位をにぎわせる力はもっているという事だ。恐らく小倉大賞典辺りでも極端に後からの競馬にさえならなければ、それなりに格好は付けてくれそうだが、格が上がった時にどんなパフォーマンスが出来るかが今後の課題。
ファリダットの前半は折り合いを大事にする四位らしく後方に構えていたが、その分直線での伸び脚は目を引いていた。ただ今日のこの内容で距離への目処を立てたかと言われれば、まだそこまでは行っていないと言える印象も拭えない所。基本的に緩まない流れでのパフォーマンスが目立っているのでやはりベストは7Fまでと現時点では考えた方が良さそうだ。逆に高松宮記念に向けては十分勝負できるないようだったと思う。
アドマイヤオーラは枠なのか、勝ちを意識したのか前目での競馬…その分伸び脚を欠いたのは、休み明けだった事もあるだろうが、ペース適性が無かったと見る方が個人的には大きい。やはり瞬発力を生かす流れになってこその馬だけに、そういう意味ではマイルは合わないのかもしれない。
その他では6着ナスノストローク…後方からのレースでもそれなりに伸びていた。切れを要さないレースではまだまだやれそうな所を見せているだけに距離短縮または小回りの舞台で再度狙いたい所…ただし冬場しか走らない馬なので旬はそう長くは無さそうだが…また7着アドマイヤスバルは積極的に行った分最後は伸び脚を欠いてしまった。ただし4角の手応えの割りにはそれなりに伸びてはいるので、底力勝負の舞台でもう一度見直してみたい。最後に積極的なレース運びをしたエーシンフォワードも復調気配が感じられ、この馬も注目しておこう。
大ハズレにはなりましたがそれなりに収穫のあった金杯だったかな…と負け惜しみながらに感じております。まぁそれを生かして馬券的中まで持っていって初めて価値のあるものになるわけでね…その辺もわかっちゃぁいるんですがねwww。
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