重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

10/21 ちょっと気になる馬

 珍しく早めの時間に上げておきます。

 

東京11R 富士S(G3) 芝1600m

Lap・馬場想定

 朝から東京は雨…止むことはなさそうで、メインでは不良まで見ておかねばならないだろうが、今開催の傾向から見ても雨が降っている時には、外差しが有利になって来ることをまず覚えておきたいところだ。そして展開的には逃げ馬不在…どの馬が行くとしても、しっかりとしたペースは考えられない。これは馬場を気にして各馬様子見するのではないかという点からも、比較的容易に想像できる。この点からは馬場関係なく上がりを強調できる馬を積極的に取り上げてみたい。

 

ちょっと気になる馬

△ 08 ロードクエスト

 →この2走は中団までの競馬から伸びあぐねる競馬。そろそろ新潟2歳の豪脚が薄れてきた頃だろうが、その新潟2歳が稍重で行われたことを忘れてはいけない。最内から馬場の悪いところを楽々通って前に取り付いた脚を見ると、馬場悪化は全く苦にしないタイプであると想像できるし、皐月賞以降、高速馬場で差し遅れていることを見ると時計面での限界があることは明白。同じスローでも全体的に時計の掛かるこの舞台でこそ、もう一度買ってみたい一頭といえるのではないだろうか。是非、溜める競馬に徹して貰いたい。

 

馬券はどう買う?

 ちょっと願望に近い予想でもあるので、基本は少額での3連複。2列目に01 03 05 06 15を置いての3列目広め。重ね買いはせずに100円だけ薄く張って、高め待ちとしておきたい。

 

 

その他気になる馬

☆ 新潟10R 

 →更に距離が伸びるのは血統背景とは裏腹にプラスに働くと見る。確実に上がり5Fの勝負になる新潟内回りの長丁場も歓迎だ。

▲ 京都11R 

 →前走は出遅れながらも差し切り勝ち。ここもペースは向きそうだし、元々は中団より前で競馬できるくらいのダッシュ力は持っており、昇級戦でも十分やれそう。

 






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先週の反省 10/14 府中牝馬S篇

 さて…今日はいつもの重賞回顧に逆戻りです。

 

府中牝馬S

Lap・馬場振り返り

12.9-11.6-12.3-12.7-12.4-12.5-11.2-11.0-11.5=1:48.1

 外からクロコスミアが注文付けてハナ、そして外目から好発を決めたアスカビレンが続く展開。隊列は早々に落ち着き、淡々とした流れから直線へ…そこからはお約束のように一気にペースを上げて、上がり3Fに特化したレースでの決着となった。馬場的には発表こそ曇だったが、午前中は雨が僅かに降っていた模様。この日の午後の東京はスローからの決め脚勝負ばかりで、どの馬も馬場を気にしながらのレースだった可能性が高い…それでも上がりに長けた差し馬はしっかりと差して来ていたように、馬場的な偏りは無かったと見てよいだろう。

 

気になっていた馬

☆ 13 アスカビレン(11着/10人気)

 →まさかの番手だが、この上がり勝負では為す術なし。逃げ馬に鈴をつけに行ける位置取りを取ったというのに、流れにお付き合いしているようでは…とりあえず参考外で良いだろう。

 

その他の馬

 クロコスミア:上がり対応のできる逃げ馬がしっかりと自身のペースで走り抜いた。番手の馬からのプレッシャーが皆無だったこともプラスに働いたといえる。北海道の一貫Lapでも好走しているように、好走パターンは多岐にわたっており、ハナさえ取れればかなり潰しの効く存在。エリザベス女王杯も同型次第ではワンチャンあってよい。

 ヴィブロス最内枠らしく良い位置が取れての追走だったが、直線は前のスペースがなく追いあぐねるシーンが続いた。追ったのは正味2F位…それでもしっかりと脚は使って2着までは上がってきた。決して得てな流れでもなかったし、56キロを背負った叩き台としては上々の内容と言える。馬体が増えたのも良いし、次は流れも合うはずで、○進呈はほぼ確定的と言って良いかも。

 アドマイヤリード:気持ち出負けで後方馬群の中から。包まれた状態が直線まで続いたが、少し下げて外に出すと踏み直して伸びてきた。ロスがあったものの、ギアアップ能力には長けた馬だけにそれをカバーできたといえるだろう。次はペースも違うだろうし、あまり積極的に買おうとは思わない。距離延長も…と思ったら、次はマイルCSの模様。何れにせよペース的には買いたくない。

 クィーンズリング:出負けで後方も、ジリジリとポジションを回復しながら直線へ…流石にラストはガス欠というより、脚を溜めていて馬に伸び負けする形になってしまった。特に大きく割り引く必要はないだろう。次も流れひとつで勝負になるはず。

 

 5・6・8着馬あたりは上がり対応力の差で結果が出なかったクチであり、特に評価を下げる必要はないと思います。ワンブレスアウェイはそれプラス出負けが影響したと言ったところでしょう。

 






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2018年の開催日割と重賞が発表になりました

 例年この時期の恒例ですが、ざっと眺めておくことにします。詳しくは2018年度開催日割および重賞競走について JRAを見てやって下さい。

 

開催日割について

年末年始開催

年初は、より多くのお客様にご参加いただけるよう、1月6日(土曜)に中山・京都競馬を開催いたします。
また、年末までお客様に中央競馬をお楽しみいただくとともに、競走馬の円滑な出走を図る観点から、12月28日(金曜)に中山・阪神競馬を開催いたします。

祝日の開催 

年間4日の祝日・休日を利用し、以下のとおり3日開催を実施いたします。

  • 1月8日(祝日・月曜)【成人の日】中山・京都競馬
  • 2月12日(休日・月曜)【建国記念の日振替休日】東京・京都・小倉競馬
  • 9月17日(祝日・月曜)【敬老の日】中山・阪神競馬 
  • 10月8日(祝日・月曜)【体育の日】東京・京都競馬 

  年始は1/6~で、いきなり3日間開催…これはカレンダーの関係上、仕方ない所ですね。というか、開催関係者は飛び石の開催よりよっぽどいいんじゃないでしょうか?あと個人的には12月28日の開催は全くいらないです。有馬記念が終わって、1週休んでさぁ金杯。このサイクルがいいでしょ。働く人も休める機会は増えるし、我々も1週くらいは財布をいたわる機会を作らないと…ね。年末年始のボッタクリ営業はパチ屋だけで十分です。え?JRAスーパープレミアム?そんなもん知らんわい。 

 あと、秋シーズンの3日間開催は、慣れてきた感はあるのですが、来年は2月にも降臨。雪で順延のリスクがある中で、ようやるよなと…4日間開催の可能性も充分と言ったところでしょうか?恐らく4日間開催になったほうが、トータルの売上は増えるんでしょうし、それ狙いかいなと勘ぐってしまいますよ。

 

開催日数について

札幌競馬 2開催12日
函館競馬 2開催12日
福島競馬 3開催20日
新潟競馬 3開催26日
中山競馬 5開催41日
東京競馬 5開催45日
中京競馬 4開催26日
京都競馬 5開催44日
阪神競馬 5開催42日
小倉競馬 2開催20日

  これは例年通り…JRAとしても、北海道のローカル開催は単体で黒字にならないみたいで、極力縮小の方向に持っていきたいようですね。リニューアル後の函館には行ったことはないのですが、今年は札幌競馬場にも久々に足を踏み入れましたし、北海道大好き人間としては寂しい限りです。

 

重賞競走について

 詳細は上のリンクを見てやって下さい。簡単に書くとこんな感じになります。

3歳春の葵S(芝1200m)を重賞に昇格

 3歳のスプリント路線は、昔はクリスタルCというのがあって、おまQ藤枝で放置しておくと、すぐにこのレースに登録させられたんですが、廃止以降は重賞がなかったんですよね。レーティングが足りるのかは分かりませんが良いのではないでしょうか?

チューリップ賞をG2に昇格

 これも妥当ですね。

オークスの優先出走権の変更

桜花賞(4着まで→5着まで)

フローラS(3着まで→2着まで)

スイトピーS(2着まで→1着のみ)

 ちなみに過去10年の桜花賞5着馬はこんな感じ…(本番着順)

 そして過去10年のフローラS3着は…(本番着順)

  • フローレスマジック (6着)
  • アウェイク (12着)
  • マキシマムドパリ (8着)
  • マイネオーラム (8着)
  • ブリュネット (16着)
  • ダイワデッセー (11着)
  • ピュアブリーゼ (3着)
  • ブルーミングアレー (7着)
  • ハシッテホシーノ (8着)
  • キュートエンブレム (不出走)

 ピュアブリーゼみたいなのもいるのは事実ですが、ぶっちゃけどっちでもいいレベルかと。まぁ青葉賞も2着までなので、フローラSも合わせてしまっていいのかもしれません。スイトピーSに関しても同様ですね。

ダービーの優先出走権の変更

皐月賞(4着まで→5着まで)

こちらも過去10年の皐月賞5着馬を並べてみましょう。

 過去10年ではステファノスだけが救われる形になるんですね。現行の臨戦過程で別路線組と言われる馬たちが、活躍することはないですから、これも妥当といえるのかもしれません。 

JBC3競争が京都開催、みやこSは休止

 JBC開催の11/3(祝日)が土曜日になってしまう以上、この処置は仕方ないでしょうね。地方でやる意味というのは土日以外の祝日でというのが前提ですから… 

アーリントンCを3週遅らせて皐月賞週にし、3着までにNHKマイルCの優先出走権を付与

 Twitter界隈では、NHKマイルのレーティングが下がって来ており、そのテコ入れのため、有力馬がもっと参戦できるようにとの事のようです。今年はペルシアンナイトがアーリントンから皐月連対というルートを辿ったのですが、これも池江厩舎使い分けの結果という側面も否めないわけで…個人的には意味をもたせるという観点からは賛成かなと。ただNHKマイルをG1にこだわる必要あるんかという意見もごもっともとは思います。

 

 

 ダラダラと書きましたが、今年はサプライズ的な要素が少ない変更だったかなと思います。いつもサプライズを求めているわけでもないのですが、少しでも良い方向に向かってくれば良いのですがね。そしてやっぱり12月28日の開催は不要です。これに関しては毎年言い続けることになると思います。






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先週の反省 10/15 秋華賞篇

 JRAより来年の重賞と開催日割が発表になりましたね。明日付でちょっと詳しく見てみようと思います。とりあえずG1を振り返ります。

 

秋華賞

Lap・馬場振り返り

12.2-11.0-12.4-11.9-11.6-12.0-12.1-12.5-12.1-12.4=2:00.2

 カワキタエンカがハナで、少し離れてアエロリットという想定通りの図式だったが、読めなかったのが中盤の速さ。5F目で最速Lapを記録してからの我慢比べ…残り3Fで12.5と緩んでいるものの、その部分で後続との差が縮まっていることを考えると、どの馬にも相当の負荷が掛かる消耗戦に近いレースだったといえるだろう。基本的に差してくる馬が有利だったといえるのだが、基礎体力のない馬は直線を待たずして余力が無くなっていたと見るべき。また馬場的には、当日いろいろとツイートした様に、最後まで内が悪くなっていなかったと捉えておく。

 

気になっていた馬

◎ 04 モズカッチャン(3着/5人気)

 →厳しい流れを前受けし、4角で一気に先頭に立ったが、勝ち馬に交わされラストのラストで2着馬にも交わされてしまった。今回も立ち回り巧者ぶりは生かしたと言えるが、基本性能が高かったからこそ粘れているのであり、力の裏返しとも言えるだろう。ある程度の上がり勝負なら対応できるだけに、エリザベス女王杯でもチャンスはあっておかしくない。再度内が欲しいところだが。

 

その他の馬

 ディアドラ:出遅れて後方4番手も3角から内に潜り込むと、直線では外々を回った2着馬の後ろにつけてきっちり差し切った。タイムライン上でも数多く書かれていたが、素晴らしい鞍上のリカバリーだった。器用さも持ち合わせている分、力通りという評価にならないのは仕方ないが、世代トップクラスであることには間違いない。ただ上がり勝負では分が悪いだけに、今後もコースとメンバー次第で上げ下げが必要な馬と言える。ベタだが、次がエリ女ならあまり買いたいとは思わない。

 リスグラシューペースを読んで後ろ目から構えた上での正攻法。4角以降は、3着馬を絶好の標的と見て何とか交わしたのだが、さらに後ろからの1頭には抵抗できなかった。3~4角は勝ちに行くべく外目を回したのだが、その辺りは器用さの差が出てしまったということだろう。桜花賞と合わせて考えても、スタミナ勝負でこそといえる馬…ここから先も条件を選びそうだ。

 ラビットラン:枠なりにソコソコ高い位置からの競馬になったが、前を行く3着馬が4角以降外目に向けてくれたおかげで、かなりスムーズな競馬が出来ていた。結果的に溜めない競馬をしたことに対してはさておき、前の3頭とは少し差を感じる結果になったことは違いない。前走の回顧でも言ったが、とりあえずはタッチングスピーチ的な扱いで見ておきたい。

 ワキタエンカ:向正面でペースアップをし、一旦は息を入れたものの直線で再加速…これで掲示板を確保している以上、ポテンシャル的には相当以上のものを持っていると判断せざるを得ない。単騎ならコースは選ばないだろうが、ギアアップ能力も持っているだけに直線の長いコースのほうが持ち味を生かせる可能性は高く、今後も注目の一頭。もしエリザベス女王杯に出てきてもマークは必要だろう。

 アエロリット:やや掛かり気味に2番手。4角で促しかけた所に外目からモズカッチャンが迫ってきたのだが、同じような加速は見せられなかった。距離云々というより、この流れで掛かってしまう以上、距離を伸ばした舞台では分が悪いのは仕方なし。短縮で改めて。

 ポールヴァンドル:4角までは勝ち馬とほぼ同じ位置もそこから外に振って伸びを欠いてしまった。もったいなさの残る敗戦で見直し可能。持続力勝負の牝馬限定重賞あたりなら十分戦えるはず。

 ファンディーナ:好発から2列目を取りに行く作戦。3~4角にかけてはいい感じに見えたのだが、同じくモズカッチャンが動いた際に抵抗できずにズルズルと下がっていってしまった。結果的に皐月賞より厳しいレースになってしまったことが大きな敗因だろうが、それがあったとしても物足りなさが目立つ敗戦だった。噛み合えばすごいパフォーマンスを発揮できるのだろうが、スイートスポットがかなり狭いのかもしれない。とりあえず前半がゆっくり入れる舞台でもう一度見直したいが…

 

 

 流れは読み違いましたが、それを覆す激走を見せてくれたモズカッチャンには感謝…と言いたいのですが、馬連勝負と書いていたように、3着ではあまり意味がありませんでした。せめて2着ならディアドラ相手の馬連だけでもトリガミはなかっただけに… 






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10/15 ちょっと気になる馬

 雨が気になるところですが、決め打ちしかありませんね。時間も時間ですのでさっさと行きましょう。

 

京都11R 秋華賞(G1) 芝2000m

Lap・馬場想定

 4枠カワキタエンカが行くのか、最内からアエロリットが行くのか…前者のほうがペースを作る可能性が高いのだが、何れにせよ以前の秋華賞のように前半から荒れたペースになる可能性は低いと見る。イーブン、もしくは後傾に近い形の持続力勝負と想定…馬場的にはココからどれだけ悪化するのかがポイントだが、極端に悪くならないのであれば、土曜日までの内がやや有利な状況を引き継ぐと想定しておきたい。

 

ちょっと気になる馬

◎ 04 モズカッチャン

 →前走はプラス14キロで内から伸びきれず。いかにもトライアルという競馬だった。内回りに変わり、再度の内枠GET。更に馬場的に立ち回り勝負になる可能性が高いココは一気に好走要素が揃ったといえるだろう。勝ち負けまで見える存在として取り上げたい。

 

馬券はどう買う?

 とは言え、ボチボチ人気しているだけに、馬券としてまず飼いたいのは馬連。これをメインにして3連複は押さえとして考えたい。相手ももちろん内枠を有利にして考えるが、前で競馬する馬に有利に働くレースではないだけに、大穴まで含めて広くカバーしたいところだ。

 

 

その他気になる馬

☆ 東京10R  

 →前走を見ても差しては来てるがスピードの遅さが目立った結果だった。ここの一気の距離延長はプラスに働くと見る。ペースもソコソコ流れてこの馬に合いそうだ。

 

 

 最後に言っておきますが、京都の芝も極端に悪くなれば、外差しが目立つようになります。現状では決め打ち予想でしかありませんので、直前まで馬場状態を見極めた上で買うことをオススメいたします。





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10/14 ちょっと気になる馬

 今日もお仕事ですので、隙間に高速で上げておこうと思います。府中牝馬Sアイルランドトロフィーのサブタイトルを付けるという力技…ターゲットのレース画面では完全に勘違いするレベルですね。

 

東京11R アイルランドトロフィー府中牝馬S(G2) 芝1800m

Lap・馬場想定

 雨の状況が読めないのだが、稍重スタートの府中芝。少なくとも今日一日はそのままでという想定で考えておく。となると馬場傾向としても先週とほぼ同様…フラットでペース次第という感じになると想定。メンバー的にもクロコスミアが行ってゲッカコウが追いかける…後傾になっても切れ味のみの勝負にはならないと考えておきたい。少なくとも時計対応力というハードルは下げて考えておくべきだろう。

 

気になる馬

☆ 13 アスカビレン

 →サマーマイルシリーズで掲示板を賑わす程度の馬だが、そもそもマイルは短い印象。更に後傾持続力勝負の中で、極端に速くない上がりを強調できる舞台はベストといえるだろう。また時計勝負なら間違いなく分が悪いので、今日が稍重だったからこそ狙いたい馬とも言える。

 

馬券はどう買う?

 3連複1頭軸で、まず01 03 07 09 10 11 12に流した上で、ヴィブロスデンコウアンジュを2列目に置いての重ね買い。前走勝ってきている馬も多く、3列目は手広く流したい。

 

 

その他気になる馬

◎ 京都6R 

 →末は確実、脚抜き良い馬場で少頭数、更に前がソコソコペースを作りそうな今回は差し切りまで見える。






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先週の反省 10/7 サウジアラビアRC篇

 PGAは昨日から松山クンの17-18シーズン幕開け…最初はアジアラウンドですから、時差もあまり関係なく見ることが出来るのですが、平日はもちろん見られないし、土日は競馬中継とかぶってしまうという状況…なんとも悩ましい限りです。

 

サウジアラビアRC

Lap・馬場振り返り

12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7=1:33.0(R)

 3歳戦にしては緩み少なめ…そんな中でも、上がり4F~3Fでは加速を求められており、全体的に見ても厳しい流れと言える。馬場的にフラットだったことを考えても、今の力がしっかりと現れるレースだったといえるだろう。稍重でのレコードは特に気にする必要もないが、当日の他のレースとの比較で見ても、水準より速い事は見て取れるだけに、レベルの高いレースだったことは覚えておきたい。

 

各馬振り返り

 ダノンプレミアム:好発で様子を見ながら番手確保。直線も満を持して追い出されるとあっさり抜け出し後続の追撃を封じた。跳びが大きく持続力でこその馬だけに、上がりのみの勝負になれば分が悪いかもしれないが、新馬戦~重賞としっかり流れるレースでの完勝劇は、総合力で一枚上という点を改めて見せつける結果になった。同世代の争いならば距離は持つはずで、現時点では皐月賞の最右翼と言えるだろう。

 ステルヴィオ気持ち出負けで後方から。直線だけ外に出す競馬もエンジンの掛かりが遅く、ラスト1Fで一気に伸びて2着まで浮上してきた。総合力で上位であることには違いないが、ここから先メンバーも上がり、多頭数の競馬が続いていく以上、この脚質では今回のような取りこぼしも常に考えなければならない。適性としては朝日杯はベストとも言えるのだが…

 カーボナード:好位から少し引いた位置での競馬。ラストは甘くなったものの何とか3着は死守しゴール。決して弱い競馬ではないし、切れ味オンリーの馬ではないことは分かったが、上位2頭と比べるとややスケールは落ちる。ただメンバーさえ選べば重賞にも手が届くだけのものは見る事は出来たといえる。

 テンクウ:中団馬群の外目。直線も3着馬に並ぶようにして、一瞬はこの馬が抜けてくるのではと思わせたのだが、その後はジリジリ…ここまでの2戦と違って厳しいレースになって甘さを見せてしまったのは、マイナスポイント。血統通り短い距離でトップスピードを生かす競馬の方がいいのかもしれない。

 シュバルツボンバー:出負けも巻き返して中団のインへ。直線は前が壁のようになり、ラストは大外に出したが今ひとつ伸びきれなかった。評価的には3着馬あたりと同じ感じ…ココでは少し荷が重かったが、メンバー次第では重賞でも好勝負できるはず。

 ダブルシャープ:前半から行きたがるシーンはあったものの、札幌2歳とはまるで違う馬場…結局のところは時計対応力の差だろう。来年の中山辺りでもうワンチャンあれば良いのだが。

 

 

 いちょうSから始まって4年目…今年が一番メンバーが揃った感がありますね。番組が前倒し、重賞数も増える傾向で少頭数ばかりで面白くなくなる傾向にあった近年ですが、どんどん各馬の仕上がりが早くなると、それもも少しづつ変わってくるかもしれません。回顧する側としては結構厄介だったりするのですが。

 

 






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