重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

10/1 ちょっと気になる馬

 ついに秋のG1開幕…といいつつも、私はレースの格にこだわらずに買いたいレースを買っているので、特別思うところも無かったりするのですが。

 

中山11R スプリンターズS(G1) 芝1200m

Lap・馬場想定

 激流のスプリンターズは昔の話で、今は前後半差1秒前後のレースがデフォルトと言っていいこのレースなのだが、加速Lapを踏んでの決着となるケースはほぼ無く、各馬の戦歴もその辺りを重視して考えたいレースである。脚質的には差しがやや優勢だが、そこまでこだわる必要はないだろう。馬場的にはは土曜を見る限り、内目が見た目以上に頑張れている状況で、終始カーブの前半で外々を回らされるこのコースでは、今年特に外枠は割り引いて考えたい。

 

ちょっと気になる馬

☆ 06 ワンスインナムーン

 →前述のLap適正として最も買いたいのはファインニードルなのだが、外枠で脚質的にも中途半端なレースになりそうなので買いづらい…それならば加速Lapでの好走例はあるものの、それはコンマ1秒のごくわずかなものという言い訳込みでこの馬を。その点より今回自身でペースが作れそうというのが大きなポイント…恐らく競られることはなさそうで、自身の得意ペースに持ち込める可能性が大きいと判断しての抜擢とした。高松宮記念は大敗だが18頭立ての大外だったことを考えると参考外。基本立ち回り勝負は歓迎でこの枠に入れた以上、一気の相手強化でも狙ってみたい一頭だ。

 

馬券はどう買う

 メインは3連複。全体的に低調なメンバーで人気どころにそこまで信頼が置けるわけではないので、手広く構えての高め待ちとしたい。2列目の相手は02 03 05 08 09 13辺りだが、特にラインミーティアは千直の加速Lap専用馬と思いきや、加速LapにならなかったセントウルSでも結果を出せたことは評価したい。3列目は更に手を広げる。

 

 

その他気になる馬

 

阪神12R  

 →血統背景とは裏腹に、直線長いコースの加速が伴うLapの方が向いているのではという期待で抜擢。距離短縮はプラス。






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9/30 ちょっと気になる馬

 出勤日、かつ時間も時間なので手短に行きましょう。

 

阪神11R シリウスS(G3) ダ2000m

 

ちょっと気になる馬

△ 

 →メンバー的にペースが上がるとも思えないのだが、この馬は溜めれば後傾Lapでも弾けることが出来るだけに、ゴール寸前で3着浮上を狙ってみたい。距離が伸びるのもプラス。

 

馬券はどう買う?

 もちろん3連複。相手は57.5キロの3頭…共に消せる要素は少ないので、この3頭以外は買わないというのも一つの手かも。何れにせよ大きく勝負するレースではない。

 






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先週の反省 9/24 その2 オールカマー篇

 うん、ようやく追いつきました。よくやった。自分。

 

オールカマー

Lap・馬場振り返り

12.8-11.7-13.2-12.9-12.5-12.5-12.1-11.3-11.2-11.6-12.0=2:13.8

 マイネルミラノがすんなり。スタートして坂の上りが入るこのコースはテンが遅く出がちなのだが、それを踏まえても遅い入り…かつ中盤も全く上がらず、残り4Fから一気にギアアップ…土~日に掛けて回復を続ける馬場も相まって、ハナから後ろの馬にはノーチャンスのレースになってしまった。逃げた馬はともかく、番手にいながら自身は結果が出なかったディサイファ@柴山さん何やっとんねんと、後ろの馬たちは思っていたことだろう。

 

気になっていた馬

△ 04 ブラックバゴ(10着/7人気)

 →出遅れ癖のある馬だが、いつにも増して出足がつかずに離れた最後方から。その時点で勝負にならなかった。一応意味のない上がり最速はマークしているが…一応参考外としておくが、今後は出負けすることも込みで取捨を考えるべきだろう。

 

その他の馬

 ルージュバック好発から好位追走。4角で外に迷惑をかけたが、直線はラチ沿いに入り抜け出してきた。この馬にとって中山は鬼門とも言えるのだが、極端な後傾になり、トップスピードを求められる様な流れになったことが奏功した。特に評価を上げる必要はなく、G1なら牡馬混合は苦戦。エリザベス女王杯は流れひとつで勝ち負けまでと見ておきたい。

 ステファノス大阪杯のような高い位置での競馬。ペースが上がった地点でも難なく対応したが、内で溜めていた勝ち馬にはわずかに届かなかった。上がりの伴ったロングスパート戦は十分対応できるだけに、ここは力通りといったところだろう。この厩舎の例年通りなら、本番は上積みがありそうなので、その点も含めて期待したい所。

 タンタアレグリア中団馬群の中から直線は外目に。よく追い上げたが3着まで。前2頭とは上がり性能の差とも言えるだろうし、特に悲観する要素はない。有馬記念はワンチャンあっておかしくない。

 マイネルミラノこの馬にとって残り4Fで一気にペースを上げて他を出し抜くのは作戦としてはベストだったと思う。恵まれたとは言え、しっかりこの馬の力を出してのものだった。重賞でもハンデ戦では58を背負わされる身分だけに、57に下がる頃に狙ってみたい。

 

 

 その他、上述の通り2桁の位置取りで進めていた馬たちは最初からノーチャンス。アルバートデニムアンドルビー、モンドインテロ辺りはノーカウントとしておいて良いでしょう。そんな中でも好位~中団で馬券になった3頭はそれなりに見どころがあったと思います。あくまで「それなりに」ですが。






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先週の反省 9/24 その1 神戸新聞杯篇

  とりあえず”先週の"まで何とかやってまいりました。まずは神戸新聞杯から。

 

神戸新聞杯

Lap・馬場振り返り

12.9-11.8-12.2-12.4-12.1-12.3-12.3-12.2-11.9-11.3-11.4-11.8=2:24.6

 前後半差で言えば後傾のスローといえる範疇なのだが、第2区間・第3区間共に大きな緩みはなく、決して楽なペースだったとはいえない。どの馬もしっかりと力を出せる流れだったと言えるだろう。

 

気になっていた馬

☆ 14 アドマイヤウイナー(5着/8人気)

 →サトノアーサーを見るような位置だったが、直線の伸びも今一つで惜しくない5着。この馬自身力を出せない流れではなかったし、力負けと言っていいだろう。さーせん。

☆ 04 ベストアプローチ(6着/5人気)

 →少し太め残りか…3角以降の手応えが怪しく、アドマイヤに負けたのはその分と言った印象。上積みはあるだろうし、見直し可能と見ておきたいが、勝ち負けまではさすがに厳しいと思われる。

 

その他の馬

 レイデオロスタート決めて先行策。先に抜けたダンビュライトを楽に交わして後続を完封。ダービーの立ち回りが立ち回りだっただけに、半信半疑の面もあったのだが、それをあざ笑うかのように正攻法であっさりと抜け出した。流れと合わせて考えてもJCで十分戦えるだけのものは見せたと言っていいのでは?個人的には秋天にも出てほしいのだがルメールが無理なのは分かっているので…

 キセキ:ややスタート安目で後方から。3角以降内目を使ってポジションを上げて行き、少し窮屈なシーンもあったが、ジリジリと伸びて2着は確保できた。ただこの流れで上がりのパフォーマンスを落としてしまったのは、本番で勝ち負けする所まで見るのであれば少し厳しいかもしれない。恐らく人気になるだろうし、過信禁物という形で見ておきたい。

 サトノアーサー:高い位置での競馬も少し行きたがり、ラストは伸びあぐねてしまった。ただこの位置取りで競馬が出来たことは意外と収穫と見ておきたい。本番はもう少し上がりを強調するような流れになれば、ワンチャンあるのでは。

 ダンビュライト:強気の番手から早め先頭もラストは飲み込まれ権利獲得ならず。詰めの甘さは相変わらずといったところか。賞金的に足りるか微妙なラインだが、もし出るとしても、もっと上がりが掛かる展開になるのが最低条件だろう。

 

 

 菊花賞への出走馬が固まった感じはするのですが、神戸新聞杯組から明確に買いたいと思える馬がいないのはちょっとびっくり…上がりが掛かるようなレースになれば、買えそうな馬が出てくるんですがね。まずは開催替わりの時計チェックからでしょうか。 

 





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先々週の反省 9/18 セントライト記念篇

 今週はプレジデンツ・カップなんですが、肝心の松山クンの調子が上がらないままだとあまり面白くないですね…睡眠時間を削られなくて良いっちゃぁ良いのですが、やはり世界で活躍する選手をもっと見たいですからね。

 

セントライト記念

Lap・馬場振り返り

12.3-11.1-12.4-13.1-12.9-12.8-12.1-12.0-11.7-11.3-11.0=2:12.7

 日曜の道悪競馬から一転、好天で急速に回復をみせる中山芝。このレースが始まる前には良まで回復しレースを迎えることになった。行くメンバーも少なく、戦前からスローながら中山11Fらしい持続力勝負での決着…というのは想定されていたのだが、終わってみれば道中はほぼ動きのない、かなりのスローからの後傾持続力勝負…しかもゴールに向かってグングンと加速していく特殊なLap構成での決着となった。回復し高速化する芝にジョッキーたちの意識が付いていかなかった事が大きな要因と言えるのではないだろうか。基本的には前の馬たちの競馬だったと見て良い。

 

各馬振り返り

 ミッキースワロー:この流れを中団から一気に差し切ったのは評価して良い。また決して上がり勝負で良い馬ではないだけに、鞍上が替わり一気に実力開花したと見て良いだろう。本番が上がり偏重の舞台になった際にも対応できる下地は見せただけに、合わせ技で考えると、本番も有力とみて差し支えないだろう。

 アルアインこの馬らしい正攻法の競馬も勝ち馬の切れ味には抵抗のしようがなかった。切れ負けとは言え、2番目の上がりで格好をつけた辺りは地力上位を表していると言えるだろう。距離が伸びるのは決してプラスではないだけに、本番で勝ち馬を逆転できるかと言われれば…

 サトノクロニクル:ズブいのはズブいが鞍上が上手くカバーしていたし、最内でロスなく立ち回った事を思えば、2着馬よりも更に下に見て考えるべき。もし菊花賞で買うならもっとスタミナが問われるような条件になりそうな時くらいだろう。

 プラチナボイス:この馬も上がり負け。内にササル癖は上手く矯正されていたのだが…春の上位馬と差が詰まった感もあまり受けないだけに、次も積極的に買おうとは思わない。

 クリンチャー:出ムチくれてようやく先団。ラストも上がり勝負について行けず。完全に自身の好走範疇外のレースとなっただけに、参考外として良いと思う。ペースを作れる馬だけに本番も乗り方ひとつでノーチャンスではないと思うのだが…その方向に鞍上が持っていけるかどうかだけ。

 

 

 神戸新聞杯を完勝したダービー馬が出てこない菊花賞…当面の相手が神戸新聞杯の2・3着馬だとしたら、ここの勝ち馬でも十分勝負になりそうな気がしますね。どうなるでしょうか。

 






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先々週の反省 9/17 ローズS篇

 何とか今週の平日4日間で重賞を終わらせない…と、意気込みだけはいっちょ前でお届けしてまいりましょう。

 

ローズS

Lap・馬場振り返り

12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-12.0-11.6-11.3-12.0=1:45.5

 雨は全く降らずに、かなり軽めの馬場での競馬。前の2頭がそこそこのペースで引っ張った為に中盤の緩みが少ないレースとなったが、3番手以降の後続も4角では一団に近い状態になっており、極端に上がりに寄ったレースというわけではなかった。4F程度の持続力勝負だったと見ておきたい。

 

気になっていた馬

☆ 16 カワキタエンカ(2着/6人気)

 →すんなりハナもペースを緩めずにマイペース。勝ち馬の強襲には為す術無かったが、しっかりと権利は獲得した。想定ペースでなくとも結果を出せたことは、力をつけている証左とも言える。ただ本番は鞍上が変わるだろうし、さらなる距離延長、マイペースで運べる裏付けなし…と逆流の要素が増えるだけに、厳しい戦いを強いられそうだ。

 

その他の馬

 ラビットラン:予想段階でも書いた通り、500万下が出色の決め脚を見せての快勝だっただけに、一応色気を持って見ていただのだが、ラスト1Fからズバッと前を捕らえきった。ハマった感が強いので強気に押すのは避けておきたいが、このレースの勝ち馬でいうとタッチングスピーチ的な感が見え隠れする。

 リスグラシューいかにもトライアル騎乗@タケユタカという感じ。結果的にその位置取りが上手くハマったという所か。ただ春から乗り続けている分、脚を測るという感じでもなく、どのくらい成長したかを見る舞台だったというイメージであり、その観点から見ても、本番でも安定した脚は使えても勝ち切るまでは…という点は拭えそうにない。

 ミリッサ:決して流れは悪くなかったはず。その点から見ると、切り替えのロスがあったとしても賞金面関係なく少なくとも権利は取って欲しかったというのが正直な所。このパフォーマンスを見て本番で評価を上げて買おうとは思わない。

 ファンディーナ:少し掛かる面はあったが、直線までは持ったままで完全に勝ちパターンの競馬。それでいて伸びあぐねたのはやはりパドックでも丸わかりの太め残りだったということだろう。ラスト1冠に向けての仕上げ過程と考えるのであれば、特に評価を落とす必要はないというか、次は万全と見るのが正着なのかも。

 モズカッチャン:結果論で言うと、外回りのしっかりしたペースが合わなかったという事だろう。もちろん上積みはあるだろうし、次は小回りなので、立ち回り勝負になれば巻き返せる要素は無きにしもあらず。枠順には注目したい。

 レーヌミノルファンディーナをがっちりマークする位置も失速。賞金的に次を心配する立場ではない事を考えても、距離的に難しいのではと思わせる内容だった。決して弱い馬ではないが、少なくとも秋華賞向きの馬ではない。

 

 

 オークス1・3着馬が不在の本番…更に2着馬がここで結果を出せないというちょっと例年にない展開になりそうですが、現状では波乱の目がプンプンする状況ですね。もしくはファンディーナがあっさりと勝ち切るか…このどちらかだと思います。

 

 






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9/24 ちょっと気になる馬

 明日は棒を振り回し、そしてただただ疲れ果てる遊びに興じますので早めにUPしておきます。

 

阪神11R 神戸新聞杯(G2) 芝2400m

Lap・展開想定

 阪神外回り12F…こと神戸新聞杯においては外回り特有の上がりのみの勝負ではなく、ラストで一気にLapを落とす消耗戦の要素も持ち合わせているレースである。ギアアップ能力は必要だが、上がりの要素より総合力を重視してピックアップしたい所だ。

 

気になる馬

☆ 04 ベストアプローチ

☆ 14 アドマイヤウイナー

 →今年の青葉賞の展開はかなり通じるものがあるのではという点から、その2・3着の両馬を抜擢してみる。ベストアプローチはダービーでは上がり負けでの敗戦であり、休み明けでもこのコースで巻き返せる要素は多分にあると判断したい。またアドマイヤウイナーも休み明けの前走は出遅れてのスタミナ比べを強引に捲っていっての失速で特に評価を落とす必要はない。

 

馬券はどう買う?

 とは言え、2頭とも勝ち切るまではどうかということで3連単の2・3着付で買ってみたい。1列目はダービー馬と夏の2走が余裕残しの完勝で総合力では確実に上位であろうと思われるキセキの2頭。大きく荒れるシーンは考えにくいので3列目も素直にダービー組と前走は完全な上がり負けで距離延長はプラスのエテレインミノルを。

 

 

中山11R オールカマー(G2) 芝2200m

Lap・展開想定

 中山11Fのデフォルトは言わずもがな持続力勝負。今年は行く馬がいない分、前は遅くなりそうで、立ち回り力の要素は増えると思われるが、持続力勝負でこその馬を狙うのは例年通りだろう。

 

気になる馬

△ 04 ブラックバゴ

 →前走は札幌で終始11秒台を連ねるLapを後方から差し切り。古くはホープフルSで2着しているように、持続力勝負でこその馬と言える。後は力関係…正直ここまで人気してしまうとあまり触手が動かないのだが、ペース適性としては上位。また内枠もプラスに働くと見ての抜擢としたい。

 

馬券はどう買う?

 前売りを見る限り、かなり割れたオッズになっており、その分ブラックバゴのうま味も少なくなってしまった。こういう時は3連複ではなく馬連で手広く少額で構えておきたい。

 

 

その他気になる馬

阪神10R

阪神12R

 






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