重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

サマーチャンピオンのちょっと気になる馬

 昨日は◎サイタスリーレッドが直線で失速して3着。流石に1人気の◎が3着になる馬券は買えませんな。気を取り直して…と言いたいのですが、今日はいまいち触手が動きません。とか言いながらも、しっかり買っちゃうんですがねw

 

 サマーチャンピオン

 

 昨年の覇者グレイスフルリープは、昨年同様に行きたいはず。初ダートで逃げ切り楽勝だったウインムートに対してどう絡むのかがカギとなるだろう。何も起こらなかった場合はそのままの態勢でゴール…やりあって速くなった場合は、捲ってくる馬の台頭があるかもしれないが、どのような展開になろうと潰しが効く馬が一頭いる…今日はそこを狙ってみたい。

 

◎ 

○ 

▲ 

☆ 

△ 02 マサヤ

 

 馬券は◎の2・3着付け3連単。頭は○・▲・☆の3頭だが、○と▲はあまり強弱つけずに、▲が頭まで来た時に跳ねるような感じで買ってみたい。






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クラスターCのちょっと気になる馬

 盆…とは全く関係ない土地から暇つぶしエントリでございます。日本が休みだとこっちも意外とすること無いんですよね。まぁ色々溜まってたことを片付ける良い機会だったりするのですが。

 

クラスターC

 予想のポイント

・基本は先行組(地方交流なら当たり前ですが)

・外枠が結構有利

こんなところですかね?

 

◎ 

○ 

☆ 

△ 03 ガッサンプレイ

 

 ◎は正直ここまで人気するとは思いませんでしたが、むしろ湿った馬場のほうが安定感がありそうで、人気でも仕方なしの見立て。もしかしたら逃げるかもしれませんね。後は色々書くとリンク誘導の意味もありませんので(爆)

 

 馬券は3連単で◎→○→印を大本線に、◎→印→○、○→◎→印を押さえに買ってみようと思います。買い方で工夫しないとゲインが少ないのが地方交流重賞。そういう意味では結構訓練にはなると思いますよ。

 



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先週の反省 8/13 その1 関屋記念篇

 今年の全米プロは仮眠を挟みつつでしたが、ほぼフルタイムで見続けていたので、終わった時にはこちらも疲労困憊でした。もちろんプレーしていた本人は、その何万倍も堪えていたのだと思います。その中で見せた男泣き…普段寡黙な彼が見せるからこそ、悔しさがよく伝わってきました。17番で相手がバーディーを取った時点で終戦でしたが、オジサンはその後の18番の果敢なアタック…ハザード後のピンをデッドに狙ったショットを忘れません。もちろん来年も応援し続けますよ。ちなみに私はゴルフネットワークで見てましたので、某局の炎上インタビューの事はよく分かりませんが、GNのインタビュワー(杉澤さん)は素晴らしく、まさに我々の声を代弁していたと思います。

 

 

 はてさて…いったい何のブログでしょう。取り急ぎ、そこまでトンチンカンな予想ではなかったものの1円にもなっていない関屋記念を振り返っておくことにします。

 

関屋記念

Lap・馬場振り返り

12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2=1:32.2

 好発のマルターズアポジーに競っていく馬なし…前半を上手くスロー気味で切り抜けると、後は小出しにLapを上げて後続の脚を奪っていく作戦。ラストは止まってしまったが、結果的に後ろの馬に脚を溜めさせない中盤を作った上で、自身は34.3で上がって、前の馬も封じ込める絶妙Lapを演出した。馬場的は展開に左右されるフラットな作りだったと見ておきたい。

 

気になっていた馬

ダノンプラチナ(5着/8人気)

 →出負けは想定内。上手く巻き返し、最内でもロスなく前に迫っていけたのだが、ラストで脚が鈍ってしまった。使える脚は使っているし、それをカバーする内での立ち回りにも不満はないが、願わくばもう少し流れてほしかった…また、プラス12キロはやはり少し重かったかもしれないが、次に使える保証がある馬ではないだけに、上積みは考えないでおきたい。次が京成杯ならハンデで背負わされることが想定されるため、評価は下げたい所だ。

その他の馬

 マルターズアポジー一貫Lapでなくとも、スロー気味に入ってソコソコの上がりは使えるだけに、前半3Fをしのいだ時点で勝負あり…とにかく競られずに入れたのが大きい。今後もペース適性よりその部分に重きをおいて考えたい。たとえそれがG1でも同じ考え方で…

 ウインガニオン:前を捕まえきれなかった時点で、やりたいレースとは違ったのかもしれないが、この馬も前からそれなりの上がりを使える馬だけに、結果的に後ろにフタをする役割になってしまったことも仕方なしと考えたい。恐らく次走以降は好調期から外れてくると思われるので、半信半疑で考えておきたい。

 ダノンリバティ:直線で外に出そうとして何度か躊躇する場面もあったが、結果的には位置を取れた事がこの結果に繋がったと言える。ただ、この馬自身としてはもう少し流れて欲しかったというのが本音だろう。好走条件を選ぶ馬だけに、次以降も出し入れはきっちり行いたい。

 ヤングマンパワーこの馬としては使える上がりは使っての結果…展開的にここまで遅くなることを想定していなかったゆえの結末とも言える。メンバー一つで、もう少し高い位置での競馬も出来る馬だけに、次も少し注目しておきたい。

 ロードクエストスタート決めて中団からの競馬となったが、その分脚を溜められずに、決め脚を欠いてラストは止まってしまった。今回の場合、溜めるだけ溜めても良い結果は出なかっただろうし仕方無しの面もある。基本的にハマれば強いが、スイートスポットは小さい馬…新潟2歳Sの衝撃は一旦忘れて、次走以降はそれなりの評価で考えたほうが良いだろう。

 メートルダール:この流れでも十分対応できるだけの下地はあったと思うだけに、ここまで負けるのは不可解。鞍上も分からないと言っているように、とりあえずは参考外としておきたいが、この負けを経てしまっては、次以降軸で狙う事は難しくなったと言わざるをえない。

 ブラックムーンペースも合わなかった事は間違いないが、今回はそれに加え、中途半端に中団からで進め、全く持ち味が出なかった。この敗戦は必然と言える。決め手のみの勝負になるレースでこその馬。

 

 明日は回顧エントリを休んで、クラスターCの予想とか書いてみようかなと思っております。多分あたりませんがね。






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8/13 ちょっと気になる馬

 我慢我慢の3日目でした。土曜日は天候が悪化する可能性があって3サムになったようですが、日曜日は予定通りの2サムなら最終組の1つ前となります。元々1日おきに好スコアと出すタイプですので、他も伸ばせずに1打差で留まれたことはラッキーですね。まだまだチャンスあり…寝不足はまだ続きそうです。

 

新潟11R 関屋記念(G3) 芝1600m

馬場・Lap想定

 マルターズアポジーが出てきたことで数字的に緩まないことはすでに確定。単騎でシブトイ事を考えると後続も放置はしないはず…昨年同様中盤の緩みも少なくしっかり流れるレースを想定したい。土曜日の新潟外回りは意外と前が粘れるシーンもあったのだが、これはペースが寄与したケースが多く、しっかり流れれば差しも十分届く馬場と判断、この点で大きな出し入れは考えなくて良いだろう。

 

気になる馬

◎ 01 ダノンプラチナ

 →上がりを強調するタイプでも、スロー専用馬ではなくペース適性は多岐にわたってる馬。速めの流れでも瞬発力を使える特性は、このコースでしっかり流れる今年に限ってはかなり生きてくると見たい。蹄の関係で続けて使えない馬だけに、毎回しっかりと仕上がっているはずで、休み明けでもココが狙い目。鞍上に目をつぶって勝ち負けまで考えたい。

 

馬券はどう買う?

 絶賛不調中の鞍上だけにメインは3連複で考えるが、ボーナスは3連単の頭づけで。相手は昨年と同じような流れになるなら、リピーターのヤングマンパワー、ダノンリバティだが、人気どころではペース適性高そうなメートルダール、そして今回は絡まれそうにないマルターズアポジーの残り目も拾っておこう。逆に溜めてなんぼのブラックムーンロードクエストはちょっと評価を下げたい所だ。

 

札幌11R エルムS(G3) ダ1700m

Lap・馬場想定

 行きたい馬多数。テイエムジンソクはそんな馬を馬なりで見るような競馬になるだろう。デフォルト通りに緩みの少ない一貫競馬と想定しておく。それでも前に行った馬が残れるのがこのレースなのだが…また馬場的には湿って41秒台の決着が濃厚。時計対応力も考慮しチョイスしたい。

 

ちょっと気になる馬

 →前段の通り前の馬を狙いたい。逃げないまでも前でしっかりLapを刻んでも崩れない馬をチョイス。このコース常連で時計対応力もあるだけに、テイエムジンソクの相手はこの1頭で考えたい。2頭軸の3連複を少額投入で。

 






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先週の反省 8/6 その2 レパードS篇

 昨日のエントリで書いたとおりの展開…圧巻の7バーディーノーボギーでした。サスペンデッドでしたので暫定首位ですが、明日は恐らく最終組。メジャーの最終日で大逆転というのは難しいので、出来れば明日で勝負を決める感じで頑張って欲しいです…興奮するのは早いかもしれませんが、マジでメジャー制覇が見えてきました。ゾクゾクしてきます。

 

 肝心(?)の競馬の方は、土曜の推奨は無しで残っていた回顧エントリを放出し、日曜は何らかのエントリを上げてみようと思います。

 

レパードS

Lap・馬場振り返り

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 1角までにサルサディオーネがハナを取りきってしまい3F目からペースダウン。5F目でペースが少し上がるのだが、新潟ダートのデフォルトである残り2F目での加速がほぼ無いまま、そのままのペースがゴールまで続く特殊な流れとなった。勝ち時計も同レース開催以降最遅なだけに、4角で他の馬がもっとペースを上げていれば結果は違ったのではないだろうか?またラストは止まっていないものの、4角でペースが上がらない情況で差し込んでこられなかった追い込み馬達は力不足と言わざるをえない。

 

注目していた馬

 後出しと言われるかもしれないが…穴ならローズプリンスダムと思っていて、実際にローズから3連複を買ったのだが、2着馬は1円も買っておらず、払い戻しは無し…(´・ω・`)これだけ付くなら100円でも押さえとけよ!って言葉が胸に突き刺さります。まぁ日本で遊び呆けていた分の代償ということでしょうな…

 

各馬振り返り

 ローズプリンスダム:好位の内目で脚を溜め直線で唯一伸びてきた。OP勝ちがあって、しかも内容的に決して悪くなかっただけに、流石にこの人気は舐められすぎと言わざるをえない。追って味のあるタイプでスピード比べは難しいかもしれないが、良馬場のダートならまだ面白いところはありそう。道中で動ける機動力もあるので地方交流もOK。

 サルサディオーネこの馬の500万勝ちは中京。中京ダートもラスト2F目のLapが上がるのがデフォルトなのだが、この馬の前走はそれがなく、そのまま押し切っている。期せずしてここもそれを再現する形になった。これに関しては、勝負どころでこの馬に迫る馬がいなかったという外的要因によるものが大きく、結果2走ともに恵まれたと見るべきだろう。これで人気になるようなことも無いだろうか、今後は準OPに属することになるだけに、そうなると厳しいと思われる。

 エピカリス↓のような情況での出走だった模様。 

 それが具体的にどう影響したのかは分からないが、直線で進路が無かった事も含めて考えても、ここであっさり負けるほどの馬ではないだけに、やはり状態面で今ひとつという事だったのだろう。負けて強しと言うつもりはさらさら無いが、参考外としておきたい。

 ブライトンロック:この流れであれば、本来こういった立ち回りの馬がもっと来れていいはずなのだが…この馬自身に関して言えば、距離が長かったということだろう。16ではなく東京ダ1400m辺りで是非見てみたい。

 ノーブルサターン:枠的にハナを取りきれなかったことは仕方ないが、もう少し前を意識したレースをしないと全く意味がない。2着馬の粘りを許したのは、この辺りの馬に最も責任があると思うのだが…自己条件なら普通にやれるはず。

 ハルクンノテソーロ:出負けもあるが、基本は距離が長い。またユニコーンSは色々恵まれた点もあるだけに、過大評価は避けておいたほうが良さそう。

 テンザワールド:1角までで位置を取れなかった分、終始外で振られ加減。一応参考外としておきたい。砂をかぶっても全く問題ないだけに内枠なら巻き返せそうだが。

 タガノディグオ:条件的にはあっていなかったものの、それを考えてもココまで負ける馬ではないはず。マイナス14キロが示すとおり、状態面で今一歩だった可能性も。また手前も変わっておらず、左回りは上手くないのかもしれない。

 

 

 いやぁ…後になってサルサディオーネが買える要素を探してみたのですが、ハナを取れることが不確実な情勢下では、やはり積極的に拾うのは難しかったなと改めて感じます。ただそれが自身にない能力だったとしても、それを見につける能力より、100円でも押さえるように気を配れるようになる事を考える方が精神衛生上いいんじゃないかと思います。上手く説明できないので、負け惜しみと取られるかもしれませんが。

 




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先週の反省 8/6 その1 小倉記念篇

 早朝のスタートで1アンダーは彼なら最低限の仕事。午後スタートの今日スコアを伸ばせば、本当に見えてきますよ…メジャー制覇が。当方も土曜までに回顧を終わらせて決勝ラウンドに備えようと思います。

 

小倉記念

Lap・馬場振り返り

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 前半3F34.4というのは、500m弱が直線で構成される小倉10F戦…こと、このレースに限って言えば標準的なもの。で、一瞬だけ緩んで、向正面…残り6F辺りからペースが速くなるのもデフォルトに近いケースなのだが、それがやや速めに映った程度。例年と違うのは、向正面からもほぼ一団でレースが進んだこと…どの馬もしっかりと負荷の掛かるレースになったといえる。スタミナをも問われる持続力勝負だったと言えるだろう。

 

注目していた馬

 前走は進路切り替えのロスがあっての6着。更に52キロにデムーロが乗ってきたと必勝態勢がミエミエだったタツゴウゲキ。ただ流石にそれがバレバレで前日2番人気では手が出せず。で、デムーロ落馬からの鞍上スイッチで4番人気で勝ち切んかい…ストロングタイタンは怪しいと思っていただけに、それ以外の馬だけでも買っておくべきだったという反省だけが残るレースだった。

 

各馬振り返り

 タツゴウゲキ:上手く番手の内目。ペースが速い中でも内目で無駄に動かず、直線は最内を突いて、先に抜けた2着馬を内から掬った。前段で書いたとおり、ココ目標の一本勝負だったということ。また流れ的にも力が出せる範疇のものだったと言える。逆に言えば、それでいてこの着差とも取れるわけで、これ以上を求めるのは酷。とりあえず次はどこに出てこようと狙い目は下がる。

 サンマルティン3~4角で外目を進出し、一旦は抜け出したのだが内目から勝ち馬に併され僅かに遅れを取ってしまった。しっかりとLapを刻んだ3~4角で捲り切る立ち回りから見ても、メンバー中、最も強い競馬をしたのは間違いない。もう少し速い上がりでも対応できるだけに新潟記念も普通に有力。

 フェルメッツァ:この流れにおける上がり限界は使ってのもので力は出せている。小回りで厳し目の流れの重賞なら今後も注目。距離が伸びるのも悪くないはず。

 ベルーフ自身の中で小倉記念のLapが最もあっている馬。他はしっかり上がりのかかる条件なら買えるだけに、その時待ちということで。

 カフジプリンス:距離不足丸出しの追走も、追えばそれなりに伸びていた。サマー2000でどこを使うかと聞かれれば、間違いなくココと答えるだけに、この結果で評価を変える必要もないだろう。

 ストロングタイタン:そもそも厳しすぎる流れは向かない馬…なので小倉10Fは向いても、このレースは向かないのは明白。とは言え、速すぎるのもプラスではないだけに、新潟記念に出るようでもメンバー次第としておきたい。

 バンドワゴン:前走控えて力が出せなかったとみての作戦だったのかもしれないが、そもそもココではやや力不足ということだろう。

 

 

 散々書きましたが、この厳しい流れをこなせる馬が、秋に飛躍を遂げるのかと言われれば、そうではありません。サマー2000を目指さずにココで一息入れて、秋に仕切り直しとかの馬がいれば別なんですが、あくまで次の新潟記念へ向けての出し入れ(ペース適性面で)という観点で見ておいたほうが良いですね。






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先々週の反省 7/29 その2 クイーンS篇

 Twitterにもほんの少し上げてますが、日本にいる間に瞬間的に北の大地にワープしておりました。札幌が好きで帰国の度に行ってるんですが、基本ススキノ近辺から出ないという遊びをやっておりますww その辺の話は主旨から外れるのでさておいて、開幕日に現地突撃した写真でも張り付けておきます。そしてヘッダの画像も現地のもいわテラスから撮ったレース画像(しょせんiPhoneですが)を加工したものに変えてみました。

(´-`).。oO(よく見ると内に空馬が…)

 

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( ´ー`)。о(リニューアル後は初めてだったりします。基本ネットで買えさえすればドコでもいいんでね。という訳で、日曜はWINS札幌のエクセルフロアで撃沈した次第です)

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( ´ー`)。о(開催日限定1100杯のみの販売のマリモヒート。ふと昼前に買いに行ったら、なんとラスト1杯でしたよ。そして売ってたお嬢さん方、カワユス)

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( ´ー`)。о(こちらも久々もつ煮丼。男は黙って白ご飯の上にかけるべし派です。前に来た時は、もっとネギだくだったような気もするのですが…聞けば今はもう開催日にしか販売していないようです。年間12日間だけ食べられる貴重な一杯…)

 

クイーンS

Lap・馬場振り返り

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 確かに中盤の速さはこのレースの過去になかったものであり、想定出来なかったかもしれないが、終わってみれば前4Fと後4Fの差はコンマ6秒。それを演出した勝ち馬の鞍上を褒めるべきなのか、ペース判断を間違えた追う側を攻めるべきなのかはさておき、決して激流というわけではなかった。結果的に後ろの馬たちははじめからノーチャンスのレースとなってしまった。また馬場的にも開幕週で内枠有利が顕著にでており、それも外の差し馬が不発に終わった要因の一つであるといえるだろう。

 

注目していた馬

 想定では上がり4Fくらいの勝負になるのではと言う事で、コーナーでの機動性も高いパールコードが3連複の軸としては最適なのではないかという見立て。ただ相手のG1馬2頭はどちらも消せないという判断で、トータルの馬券的には妙味なしと言う事で、実際はかなり控えめな購入での観戦となった。

 

各馬振り返り

 アエロリット:他の行きたい馬たちが押す中で、馬なりで先頭に。離し逃げとなったがしっかりと制御はされており、この馬のペースで走ったということだろう。直線で再加速を見せて後続を封じ込める辺り、このメンバーではトータルベースで格上であることを見せつける走りだった。懸念された距離面も、今回のようにコントロール出来るのであれば問題ないが、少なくとも今回作ったペースは秋華賞のそれに直結するものではない事は覚えておきたい。

 トーセンビクトリー離された先行集団…それを前に見る位置取りでの競馬。4角での挙動が強引だったが(結果、騎乗停止に)ラストはやや外目から伸びてきた。後続としてはこの馬の適性内である4F勝負となっていたし、馬場の良い内目を通れたこともプラスだった。特に大きな加点をする必要はない。

 クインズミラーグロ:出負けも巻き返して中団のイン。各馬が外目を仕掛けた3~4角でも内目をキープし、最終的には2着馬の後ろから伸びてきた。今回も流れ的には悪くなかったし、戦歴が示すとおり2~3着量産の安定感を今回も見せてくれたことになる。まぁそれ以上書くことがないということなのだが。

 クロコスミア:勝ち馬が速く行けずに控える形。その分3~4角で自ら動くことになり、結果、術中にハマってしまった形に…控えても競馬は出来るものの、やはり理想はハナ。ペース適性の範囲は広く、条件問わずハナに行けるケースなら狙ってみたい。

 テルナミノル:終始外々を回らされながらの掲示板は立派。前走の自己条件のように上がりに寄りすぎる流れは向いていないが、そうでなければ準OPは楽に通過できる。重賞でも条件次第では引き続き積極的に拾ってみたい。

 アドマイヤリード:流れ、枠ともに向かずで参考外。見直し可能だが、好走条件を選ぶ馬であることは忘れずに。

 マキシマムドパリ:結局、このペースになってしまうと前半で位置取りを悪くしてしまう…やはりもう少し距離があったほうが良い。エリザベス女王杯までに存分に人気を落としておいて頂ければそれで問題ないのだが。

 パールコード好位を狙う競馬も終始外々を回らされる事に…折り合い的にも微妙で。ちょっとこの次は買いにくくなってしまった。

 

 

 勝ち馬は距離を克服した以上、このメンバーで完勝するのは必然と言ったところかもしれませんね。後は枠、位置取りで割りを食ってしまった馬をしっかりとフォローしておけば次に繋がるのではないかと思います。 






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