重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 阪神大賞典の回顧

 じゃぁ、なんで金鯱賞使ったんやろ。と思わなくもないローテですが、まぁ良いでしょう。ビューティージェネレーションとガチ勝負していただければと思います。

 

阪神大賞典

Lap・馬場振り返り

12.7-10.8-11.4-12.1-12.3-12.9-12.0-13.0-12.7-13.0-13.0-12.6-12.5-12.1-13.4=3:06.5

 サイモンラムセスが行って、ロードヴァンドールが追いかける展開。前半5Fの1分割れは過去10年では初。その時点で縦長の隊列だったのだが、前が緩めた隙に2番手ロードヴァンドールが交わしていく展開(12.0の所)を経ての再度のペースダウン。ただその部分で後続が差を詰めだし、3角以降、ロードヴァンドール以外は一団となって勝負どころへ突入したのだが、ラストはバタバタ…どの馬も脚が上がり気味での決着となった。ここまで上がりが掛かってしまうと、距離と言うより、ポテンシャル勝負への適正の方が問われたレースになったと言えるのではないだろうか。

 

各馬振り返り

 シャケトラ:勝負どころでも手応えよく、持ったままで直線を向くとラストは脚が上がってしまったが、他がもっと止まってしまった分、大きく差をつけてのゴールとなった。ポテンシャル勝負は望む所なだけに、こんな流れになったことは大きなアドバンテージにだったと言えるだろう。個人的にはこの距離は長すぎると思っているだけに、ここで強い勝ち方をしたからと言って、天皇賞を意識できるかと言われればNo。どちらかといえば宝塚記念で買いたいタイプだ。

 カフジプリンス:前を見る位置から4角手前で積極的に押し上げていった。勝ち馬にはあっさり交わされたものの、この馬の地力は見せての2着確保。新潟記念での謎の激走もあったが、基本的には上がりが掛かる流れでこその馬で、ペース適正上位だったということだろう。G1云々ではないが、次以降も流れ一つではヒモに加えておきたい一頭。

 ロードヴァンドール:速めの流れを追走し、緩んだ一瞬でハナを奪って自分の形に持ち込んだ。決してこの流れでこその馬というわけでもないし、この距離で保つのかなという不安材料をすべて吹き飛ばす激走だった。前述の通り、折り合いさえ付けば後傾でペースを上げるような競馬も出来るだけに、天皇賞に出ても小銭は投下しておいたほうがいいかもしれない。

 リッジマン:勝ち馬が動き出した時に追撃を開始したものの、手応えの差は歴然で逆に突き放されてしまった。上がりが掛かる流れはいいものの、しっかりと底力が問われるような流れは向いてないのだろう。天皇賞でもあまり触手が動かないタイプ。

 コルコバード出遅れ、馬場、ペース…全部合わなかったのだろう。引退レースで仕方なしと言ったところか。

 

 

 勝負どころで躓いてしまい、ラストはあまり追っていたかったのが、この馬→(ケントオー)決して流れがあっていたとは言えない…むしろ天皇賞のほうが合うのではとも思えるので、低レベル戦なら小銭くらいは置いておいてもいいのかなと思ったりしております。










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