重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 スプリングSの回顧

 1番人気を嫌って相手8頭買って、1番人気に割られる…32600円は欲しくないんでしょうかね…このオッサンは。WIN5で160万を捨てるくらいですから、そうなんでしょう、きっと。あーあー…とりあえず、振り返っておきましょう。

 

スプリングS

Lap・馬場振り返り

12.6-11.4-11.8-12.1-12.1-12.1-12.0-11.6-12.1=1:47.8

 ポンと出たクリノガウディーをめぐり、3頭ほどが前に迫り雁行状態で1角へ…結果、最内のクリノのペースとなって進んだ。前半が気持ち速めで、向正面からは12.0と12.1を4つ繋げるのだが、そこで一旦縦長になって、またひと塊になって勝負どころへ…直線でギアアップしたものの、坂の上りで12秒台に入っての地力勝負。どの馬もしっかりと持続力を問われるレースだった。またペース適性の他に、勝負どころで置かれたり押し上げたり出来なかった馬は基本的に力不足とも言えるだろう。

 

各馬振り返り

 エメラルファイト:ちょっと気になっていた馬。先団を見る位置から3角手前で一呼吸おいて外を意識できる進路取りを変え、4角で前に迫るとラストまでしっかりと伸びて2着馬の追撃を振り切った。予想通りのペースになった事もあるが、一呼吸待って位置取りを変えた鞍上の絶妙の判断も光った。恵まれた部分もあったが、どの前哨戦も大したレベルではなかったので、本番も同じようなペースになるのであればいいところがあってもおかしくない。

 ファンタジスト:じっくり構えて後方から。縦長になった2角以降、内ラチから離して外を目指せる態勢を作った。3角以降は勝ち馬の外から手応えよく進出すると、直線でも鋭く前に迫ったが、わずかに届かず。鞍上のエスコートもさることながら、勝負どころでの手応えは力上位を思わせるものだった。距離はこなすだろうが伸びるのはプラスではないので、その辺りを上手くごまかせるような枠と立ち回りが出来るかが本番へのカギになるだろう。

 ディキシーナイト:1角まではハナ争いもそこで引いて4番手。勝負どころで外から馬が来たときも決して手応えはよくなかったが、ジリジリと踏ん張って権利獲得と相成った。勝ってきた時は上がり33秒台の競馬だっただけに、この流れで踏ん張れたことは大きい。意外とペース適正に幅があるタイプなのだろう。個人的には本番もワンチャンスあっておかしくないと見る。

 タガノディアマンテ:2着馬の後ろから追走し、3角以降は更にその外を回して伸びてきたが、ラスト1Fで前と脚色が同じになってしまった。通ったコースを考えると前との差はそうないのかなと思わせるのだが、不器用なレースしか出来ない以上、仕方ないという部分も。本番には出られそうにないので、ダービーに向けて仕切り直し。東京替わりならもっとやれておかしくない。

 ヒシイグアス:クリノに先頭を譲り番手から。3着馬が迫ってきて追い出されるが、逃げ馬を何とか捕まえるのが精一杯だった。流れも悪くなかったし、この馬の力は出したと言えるだろう。距離が伸びるのは悪くないが、上がり適性はない馬なので、東京で権利を取るのはちょっと厳しいかも。

 クリノガウディー:ポンと出てのペースメイク。やはり道中で脚を溜められる位置での競馬ができなかったのはこの馬にとって厳しかった。ここは参考外でよいだろう。ファンタジストが権利を取ったことで、この馬の出走も確定しただけに、本番での巻き返しに期待したい。

 ロジャーバローズ:前を見る位置から。4角でちょっと進路を迷ったようなところもあったが、直線の進路では明らかに見劣っており、ちょっと力負けと思わせる内容だった。もしダービーの権利を取るなら京都新聞杯だろう。距離が伸びるのは歓迎。

 

 

 不器用なレース振りで大外ぶん回しながら、それなりに伸びていたのはこの馬。条件戦ならすぐ勝負になるだろうと思ったのがこの馬→(ニシノカツナリ)新馬のレースを見ても、先々は重賞まで楽しめそうと見たのだが、その思いは忘れずに留めておきたい。







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