重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/7 サウジアラビアRC篇

 PGAは昨日から松山クンの17-18シーズン幕開け…最初はアジアラウンドですから、時差もあまり関係なく見ることが出来るのですが、平日はもちろん見られないし、土日は競馬中継とかぶってしまうという状況…なんとも悩ましい限りです。

 

サウジアラビアRC

Lap・馬場振り返り

12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7=1:33.0(R)

 3歳戦にしては緩み少なめ…そんな中でも、上がり4F~3Fでは加速を求められており、全体的に見ても厳しい流れと言える。馬場的にフラットだったことを考えても、今の力がしっかりと現れるレースだったといえるだろう。稍重でのレコードは特に気にする必要もないが、当日の他のレースとの比較で見ても、水準より速い事は見て取れるだけに、レベルの高いレースだったことは覚えておきたい。

 

各馬振り返り

 ダノンプレミアム:好発で様子を見ながら番手確保。直線も満を持して追い出されるとあっさり抜け出し後続の追撃を封じた。跳びが大きく持続力でこその馬だけに、上がりのみの勝負になれば分が悪いかもしれないが、新馬戦~重賞としっかり流れるレースでの完勝劇は、総合力で一枚上という点を改めて見せつける結果になった。同世代の争いならば距離は持つはずで、現時点では皐月賞の最右翼と言えるだろう。

 ステルヴィオ気持ち出負けで後方から。直線だけ外に出す競馬もエンジンの掛かりが遅く、ラスト1Fで一気に伸びて2着まで浮上してきた。総合力で上位であることには違いないが、ここから先メンバーも上がり、多頭数の競馬が続いていく以上、この脚質では今回のような取りこぼしも常に考えなければならない。適性としては朝日杯はベストとも言えるのだが…

 カーボナード:好位から少し引いた位置での競馬。ラストは甘くなったものの何とか3着は死守しゴール。決して弱い競馬ではないし、切れ味オンリーの馬ではないことは分かったが、上位2頭と比べるとややスケールは落ちる。ただメンバーさえ選べば重賞にも手が届くだけのものは見る事は出来たといえる。

 テンクウ:中団馬群の外目。直線も3着馬に並ぶようにして、一瞬はこの馬が抜けてくるのではと思わせたのだが、その後はジリジリ…ここまでの2戦と違って厳しいレースになって甘さを見せてしまったのは、マイナスポイント。血統通り短い距離でトップスピードを生かす競馬の方がいいのかもしれない。

 シュバルツボンバー:出負けも巻き返して中団のインへ。直線は前が壁のようになり、ラストは大外に出したが今ひとつ伸びきれなかった。評価的には3着馬あたりと同じ感じ…ココでは少し荷が重かったが、メンバー次第では重賞でも好勝負できるはず。

 ダブルシャープ:前半から行きたがるシーンはあったものの、札幌2歳とはまるで違う馬場…結局のところは時計対応力の差だろう。来年の中山辺りでもうワンチャンあれば良いのだが。

 

 

 いちょうSから始まって4年目…今年が一番メンバーが揃った感がありますね。番組が前倒し、重賞数も増える傾向で少頭数ばかりで面白くなくなる傾向にあった近年ですが、どんどん各馬の仕上がりが早くなると、それもも少しづつ変わってくるかもしれません。回顧する側としては結構厄介だったりするのですが。

 

 






(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

(↑ブログ更新のメール配信をご希望の方は)

フォローする