2015 桜花賞 回顧
です、です。
このG1…というか重賞の回顧をする必要があるのか…という声も激しく聞こえてきそうですが、簡単に振り返っておくことにします。
レース結果
2015年 4月12日(日) 2回阪神6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第75回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.7-11.7-12.7-12.9-12.5-11.3-10.7-11.5=1:36.0
通過 37.1-50.0-62.5-73.8 上り 71.6-58.9-46.0-33.5
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | ☆ | レッツゴードンキ | 岩田 | 1.36.0 | 01-01 | 33.5 | 5 | |
7 | クルミナル | 池添 | 1.36.7 | 4 | 12-13 | 33.4 | 7 | |
1 | コンテッサトゥーレ | C.ル | 1.36.8 | 3/4 | 05-11 | 33.6 | 8 | |
13 | △ | クイーンズリング | M.デ | 1.36.8 | ハナ | 12-09 | 33.7 | 3 |
3 | ノットフォーマル | 黛弘 | 1.36.9 | 1/2 | 02-02 | 34.3 | 16 | |
9 | ◎ | アンドリエッテ | 川田 | 1.36.9 | ハナ | 16-17 | 33.2 | 4 |
11 | ▲ | キャットコイン | 柴田 | 1.36.9 | クビ | 16-15 | 33.4 | 6 |
10 | アースライズ | 幸英 | 1.36.9 | ハナ | 04-02 | 34.2 | 15 | |
8 | △ | ルージュバック | 戸崎 | 1.37.0 | クビ | 12-15 | 33.6 | 1 |
15 | ○ | ココロノアイ | 横山 | 1.37.0 | ハナ | 12-13 | 33.7 | 2 |
17 | レオパルディナ | 武豊 | 1.37.1 | 3/4 | 05-04 | 34.3 | 12 | |
14 | テンダリーヴォイス | 福永 | 1.37.1 | クビ | 09-06 | 34.2 | 9 | |
5 | ペルフィカ | 菱田 | 1.37.2 | 1/2 | 09-11 | 34.0 | 11 | |
2 | ムーンエクスプレス | 松山 | 1.37.3 | 1/2 | 02-04 | 34.5 | 10 | |
12 | ローデッド | 川島 | 1.37.4 | 3/4 | 07-06 | 34.5 | 13 | |
16 | メイショウメイゲツ | 吉田 | 1.37.4 | ハナ | 09-09 | 34.3 | 14 | |
4 | トーセンラーク | 吉田 | 1.37.5 | クビ | 07-06 | 34.6 | 18 | |
18 | クールホタルビ | 小牧 | 1.37.5 | クビ | 18-17 | 33.7 | 17 |
単勝 6 \1020
複勝 6 \260 / 7 \610 / 1 \750
枠連 3-4 \740 (2)
馬連 06-07 \7860 (22)
ワイド 06-07 \2030 (19)/ 01-06 \2260 (23)/ 01-07 \3910 (30)
馬単 06-07 \17370 (41)
3連複 01-06-07 \34480 (74/816)
3連単 06-07-01 \233390 (447/4896)
ペース・展開おさらい
前半3F・中盤2F共に外回り開催の2007年以後、最遅。上がり3Fだけが最速という分かりやすすぎる上がり偏重Lapとなった。ちなみに馬場は外回りでは内互角といった感じ…逃げ馬に有利というわけではなかったのだが、内が悪い状態ではなかっただけにペース次第では十分残せる余地があるという状況だったと思われる。各馬ひとこと
レッツゴードンキ
各所で言われているように、掛かるくらいなら…と腹をくくって行ってしまったことが大正解。ただ決して押して行ったわけでもなく自然な感じで、ハナに立ってからはすぐに折り合いがついていたし、前走でも先行してすっと後ろを離す脚があり、上がりをまとめられることも分かっていただけに、後は楽な競馬だった。NHKマイルに向かうようだが、ペース問わずに安定した力が出せる馬だけに、安定した結果が望めそう。牡馬相手でもやれると見る。クルミナル
出負けして後方からも、少し巻き返して中団やや後方よりからの競馬。直線だけ少し外に出して坂上からグイッと伸びて2着まで持ってきた。よく伸びてはいるが、逆に言えば瞬発力特化型が更に際立った印象。個人的にはオークスが厳し目のレースになるのであれば嫌ってみたい存在。コンテッサトゥーレ
好位の内で脚を溜め、直線も最内を伸びてきた。そもそも鬼門と言われる1枠だったが、この流れになると瞬発力のある馬がロス無く進め、内から差せるケースが出てくる訳で、それを上手く生かした格好になった。2着馬同様、現状ではキレに頼りたいタイプであると見ておきたい。また距離が伸びるのは良くないタイプであり、オークスではちょっと触手が伸びない。クイーンズリング
出はあまり良くなかったのだが、巻き返しながら中団へ…3~4角でもジリジリとポジションを上げて行きながらの追走だったが、最後までしっかりと伸びていた。この馬の上がり限界は見せたと言っていいだろう。距離が伸びても対応はできそうな感じも受けただけに、オークスでは改めて期待したい。馬体は少し戻して欲しいが…ノットフォーマル
この馬が行かなかったことで生まれたペースとも言えるのだが、それでいて自身は掲示板を確保している以上なんとも言えないか。アンドリエッテ
出負けしたことは確かだが、それ以降もどうにもちぐはぐな競馬…結果最後方に近い位置からの競馬となったが、上がり最速はしっかりとマーク…それなりに格好は付いたか。今回に関しては流れも立ち回りも最悪の中での結果だけに仕方なし。もちろんオークスでも狙い目はありそう…ただ賞金的に足りるかどうか微妙なのでは?キャットコイン
▲を打ったものの、この流れではどうしようもないと思っていたのだが、それなりに脚は使えたのは収穫というか個人的にはかなり意外だった。馬体が減っていたのも良くはなかっただろうし、東京に戻って一番買いたいのはこの馬かも。ルージュバック
馬なりで後方に控える形もどスローになった段階で少しごちゃつき後方に…さらに3~4角でも上手く上がっていくことすら出来ないドツボの展開だった。情状酌量の余地はあるのだが、牡馬に勝ったことばかり強調されての人気だったが、ポルトドートヴィユ辺りでは…ということ。人気ほどの力差はなかったのは間違いない所だ。決して弱い馬ではないが、オークスは人気次第といった感じで考えておきたい。ココロノアイ
出が良くなかった分、後方の有力どころの動きに付き合ってしまった感もある。ラストは追うのを止めていたようにも見えるだけに、参考外で良いだろう。個人的には距離が伸びていい馬だと思っているだけに、次も積極的に買ってみたい一頭といえる。このドドドスローの競馬は反響が大きかったですが、個人的には競馬としてはアリ…予想するサイドは、その流れを想定できなかった時点で敗北だと思っています。ただ強豪馬たちが頂点を争うG1レースとして見るならば、やはりモヤモヤ感が拭えないレースになってしまいました。あそこまでスローだと、みんな動くに動けなかったんでしょうかね…
ただ、この結果を受けてオークスは相当混戦になるんじゃないかと思われますので、そこは楽しみにしておきたいですね。
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