iPhone5にDoCoMoのSimを挿すには現状無理がありそう…
です、です。
帰国直後はちょっとした書き溜めエントリの放出です。iPhoneユーザー以外は全く興味をそそらない内容だと思いますので、右上の×を押して頂ければと思います。それではどぞ~。
13日にiPhone5が発表され、妄想たっぷりのこんなエントリを書いたりして、DoCoMo化iPhone5を心待ちにしていたのですが、いろんなところで囁かれているように、香港版SimフリーiPhone5(GSMモデル A1429)にDoCoMoのXi(クロッシィ)Simを差しても、LTE通信の電波は掴めないようです…帯域は合っているので、端末サイドで何らかのロックがかかっている可能性が高いのではないかと言われております。
ま、LTE通信自体は、4Sでも出来なかったわけで、個人的には普通にFOMAの3G通信が出来てれば、全く問題なかったのですが、現状、その部分でも…
通常のFOMA(3G回線)も、800MHzの帯域の電波はキャッチしないとの事です。
DoCoMoの3G回線の周波数帯域は…
・2.0GHz帯
・800MHz帯(FOMAプラスエリア)
この2つで構成されています。2.0GHzで広範囲をカバーしながら、波長が短い800MHzの電波で山間部や、微妙に電波の入りにくい場所なんかをフォローしている…そんな感じですかね。ただ、この800MHzの電波ってのが意外とバカにならなくて、室内やビルの中なんてのは、結構800MHzの電波がカバーしているような状況なんです。
今、SoftBankのCMで「プラチナバンド」としきりに喚いていますが、それが900MHzの帯域の事…これまでSoftBankは2.0GHzの電波しか持っておらず、この帯域の電波と併用すれば、圏外が非常に少なくなる…と、言った仕組みなわけです。
ちなみに、BERA-anの自宅内でも800MHzの電波を掴んでおります。で、その800MHzの電波が使えないとなると、結構な死活問題…要はこれまで散々馬鹿にしてきたSoftBankのiPhoneと同じような状況に逆戻りしてしまうわけですから…笑うに笑えません。
Simカード以外にもこんな落とし穴があったわけでして…もし予約が出来ていたりしたら、完全に宝の持ち腐れになっていたということになりますね。
という訳で、iPhone5の購入はとりあえず見送ることにしました。いくらA6チップ積んでても、電波の恩恵を受けられないんじゃ全く意味ありませんからね…脱獄とかで、そういった部分が改善できるかもしれないというのであれば話は違ってくるのですが、それはまだ先の話になりそうで、そうなってから考えようと思います。
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