こちらも貫禄勝ち~神戸新聞杯回顧~
です、です。
今週水曜の一時帰国までに、最低限回顧だけは済ませておこうと思います。まずは春の実績馬が貫禄の完勝劇を見せたこのレースからです。
2012年 9月23日(日) 4回阪神7日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第60回神戸新聞杯
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝・外 2400m 15頭
LAP 12.6-10.7-12.7-12.4-12.3-12.5-12.6-12.0-11.6-11.7-11.6
通過 36.0-48.4-60.7-73.2 上り 72.0-59.4-47.4-35.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
14 | ゴールドシップ | 内田 | 2.25.2 | 12-11-08-06 | 34.5 | 1 | ||
6 | ロードアクレイム | 福永 | 2.25.6 | 2 1/2 | 11-11-11-10 | 34.7 | 8 | |
11 | マウントシャスタ | 川田 | 2.25.9 | 1 3/4 | 09-09-08-09 | 35.1 | 2 | |
2 | ユウキソルジャー | 秋山 | 2.26.3 | 2 1/2 | 05-05-04-03 | 36.5 | 9 | |
10 | ローゼンケーニッヒ | 小牧 | 2.26.4 | 3/4 | 15-15-15-15 | 34.6 | 10 | |
5 | エーシングングン | 幸英 | 2.26.4 | ハナ | 09-09-11-11 | 35.4 | 14 | |
7 | ヒストリカル | 浜中 | 2.26.5 | 3/4 | 13-13-13-12 | 35.4 | 3 | |
1 | ミルドリーム | 江田 | 2.27.0 | 3 | 05-06-06-06 | 36.3 | 6 | |
4 | カポーティスター | 武豊 | 2.27.0 | ハナ | 14-14-14-14 | 35.5 | 5 | |
9 | ベールドインパクト | 四位 | 2.27.1 | 1/2 | 07-07-06-05 | 36.5 | 4 | |
8 | メイショウカドマツ | 藤岡 | 2.28.2 | 7 | 02-02-02-01 | 38.8 | 7 | |
15 | ブレイズアトレイル | 岩田 | 2.28.3 | 3/4 | 03-03-03-03 | 38.5 | 11 | |
12 | フミノポールスター | 太宰 | 2.29.3 | 6 | 01-01-01-02 | 39.7 | 12 | |
3 | テイエムハエンカゼ | 国分 | 2.29.9 | 3 1/2 | 07-07-08-12 | 38.8 | 15 | |
13 | ナムラビクター | 和田 | 2.31.2 | 8 | 03-04-05-06 | 40.5 | 13 |
単勝 14 \230
複勝 14 \120 / 6 \480 / 11 \120
枠連 4-8 \840 (3)
馬連 06-14 \5230 (17)
ワイド 06-14 \1370 (18)/ 11-14 \180 (1)/ 06-11 \1100 (13)
馬単 14-06 \7500 (23)
3連複 06-11-14 \3350 (9/455)
3連単 14-06-11 \26300 (73/2730)
【ペース・展開おさらい】
ダッシュが良かったのはメイショウカドマツだったが、外からフミノポールスターが出ムチをくれてハナ。一旦はペースを緩めて、スローの態勢かと思いきや、4F目から少しペースを上げて縦長の展開にしてのペースダウン。結果、前も残り5Fからペースアップしたのだが、後続はひと塊で残り6F位から徐々に差が詰まり始めており、6F程度のロングスパート戦だったと見ていいだろう。
【各馬寸評】
ゴールドシップ:出はそれほど悪くなかったが、スッと控えて後方に。残り6F辺りから前との差を詰め始めると、4F辺りから激しいアクションで追い出し開始。後方の馬が坂の手間で伸びあぐねる中、勢い止まらずに最後は後ろを気にする余裕を見せてのゴール。手応えが良くないのはこの馬の特徴なのだが、一旦スピードを乗せてしまうとなかなか止まらないのも最大のセールスポイント。持続力と底力を求められる舞台で、尚且つ、先を見据えた仕上げでの完勝劇は流石の一言。距離が伸びても問題無いだろうし、京都はこの馬にとって更にプラスに働きそう。折り合い重視の後方待機がデフォルトなだけに、前の食い残しの可能性はゼロではないと思うが…その辺りが鍵になりそうだ。
ロードアクレイム:道中は勝ち馬と同じような位置だったが、3角手前で勝ち馬が先に行ったすぐ後ろを追走開始。結果離されてしまったが、自身もそれなりに伸びて権利獲得。今日は鞍上のそつの無さが光った一戦といえるのだが、自身も春の段階で持続力勝負を勝ち上がっており、ペースへの適性とスタミナ面でも上位だったということだろう。ただ、今日の走りでは勝ち馬に届く要素はほぼ無かったわけであり、本番はもう少し工夫して乗る必要がありそうだ。
マウントシャスタ:前半は勝ち馬の少し前も3角過ぎからは並んでの追走…勝負どころでこの馬は内を選択し直線を迎えたが…確かに直線で前の馬が内に寄って、抜けにくい場面も見られたのだが、それがなくても大勢に影響はなかったと思われる。宝塚記念も上手く立ちまわってのものだったし、この距離は少し厳しいのではないだろうか。また持続力に瞬発力を併せ持つタイプなだけに、それを生かせる様なレースであればもう少しやれたかも。
ユウキソルジャー:前目の位置から最後まで止まらずに伸びてはいるのだが、このクラスに入るとこのペースでも上がりを強調できる馬がいるだけに、仕方なしと言ったところ。ただ負けた中でもスタミナ面では見所がある内容だっただけに、菊花賞に出るようであれば、出し抜くような競馬が理想と言えよう。
ヒストリカル:後続の集団からさらに1馬身ほど離れての追走。3~4角では手応え良く上がっていき、直線も外から伸びかけたのだが、そこで止まってしまった。やはり距離の壁あったのだろう。適正距離内でもう一度見直したい。
先週に引き続き、皐月賞馬が貫禄を見せた一戦でした。是非フェノーメノと淀の舞台での再戦を見てみたいですね。ディープブリランテは菊花賞直行ですので、さすがに厳しいかもしれませんが。
ポチポチおねがい!!
ランキング参加中!!