有馬記念への布石～過去リンク貼りつけ祭・その１～
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道場の結果や勝負レース成績のエントリを載っけるより、コチラの方が絶対に意味があると思いますので、有馬記念らしく、出走予定馬のステップレースを検証していくことにします。
どこまで遡れるか分かりませんので、最近のレースから順に追っていくことにしましょう。
１．中日新聞杯（1着：トゥザグローリー） レース回顧→コチラ
5Fまでは緩めの流れも、残り5つ目から最後まで徐々にペースが上がっていく持続力勝負。勝ち馬は終始インをスムーズに追い上げることが出来る、幸運にも恵まれたが、非常に高い持続力性能を見せつけたと言っていい。ただ相手関係を考えると…
テンは普通も道中は全く緩みがないワンペース、そこから最後の坂でLapがガクッと落ちる消耗戦ライクところもあったレース。休み明けのルーラーシップが、前目からの競馬で春の実績馬2騎を完封。底力面で高いパフォーマンスを見せた。着差以上に勝ち馬のスケールが見えた一戦。
３．ステイヤーズS（2着：ジャミール・3着：ネヴァブション・5着：フォゲッタブル） レース回顧→コチラ
道中の13秒以上がわずかに3回…その中で残り5Fでフォゲッタブルがレースを動かすロングスパート戦。底力というよりスタミナがモノを言ったレースと言える。ここステップの馬はペース次第と言えるが、スタミナ切れのような形で止まってしまったネヴァブションは距離短縮が生きそうな予感。
４．ジャパンカップ（1着：ローズキングダム・2着：ブエナビスタ・3着：ヴィクトワールピサ・5着：ペルーサ・6着：メイショウベルーガ・7着：オウケンブルースリ・8着：エイシンフラッシュ） レース回顧→コチラ
5Fまでは遅くも速くもない流れ…そこから逃げ馬以外は極端に脚を溜めての切れ味勝負。このレース単体だけで考えると、有馬記念に繋がるようなものではなかったし、常識的に見れば切れ味不足で上位に顔を出せなかった馬たちの巻き返しに期待したいところだが…
５．マイルCS（7着：トゥザグローリー） レース回顧→コチラ
制御を知らないジョーカプチーノの前傾競馬…トゥザグローリーだけに関して言えば、テンの速さに戸惑った感じで、後方からの競馬になったが、緩まない流れを利してコンマ5秒差まで詰めてきたのは、及第点ではないだろうか。要は距離が短かったということか。
６．エリザベス女王杯（2着：メイショウベルーガ） レース回顧→コチラ
後続からみると最低5Fのロングスパート戦、勝ち馬がいなければ、キッチリ差し切ったメイショウベルーガと言う事になるか…とにかくペース適性を存分に生かした好走、ただ京都だけで断然パフォーマンスが上がる馬であることは、覚えていたほうがいい。
７．アルゼンチン共和国杯（1着：トーセンジョーダン・2着：ジャミール） レース回顧→コチラ
道中12.5以上が一つもないという完全に底力とスタミナが問われたレース。勝ち馬は中団から直線外に出すと余裕たっぷりに抜けだした。位置取りの利とイン差しでロスを最小限に減らして2着だったジャミールとの力差は着差以上なのは間違いない。ステイヤーズSと違い2500mのレースでスタミナが問われたと言うのがポイント。
８．天皇賞・秋（1着：ブエナビスタ・2着：ペルーサ・5着ネヴァブション） レース回顧→コチラ
例年とは違い、持続力オンリー勝負ではく、中盤である程度の緩みを作って、瞬発力が求められる流れに。持続力に加え瞬発力に長けるブエナビスタが枠をも利しての完勝。ペルーサは出遅れながら新味を見せての2着。ネヴァブションは明らかに適正外のシチュエーションでのコンマ2秒差。JCに続き、有馬記念に直接リンクできるような流れではなかったと思われる。
前を行く馬を甘やかしまくった後続馬…結果的に番手追走のビッグウィークが戴冠。2着ローズキングダムはまさに負けて強しの内容だったが、底力面でも瞬発力面でも大きく評価できる内容ではなかった。
10．アイルランドT（1着：トーセンジョーダン・2着：トゥザグローリー） レース回顧→してません。
前半からドスローで上がり4つを11秒台でまとめる上がり勝負も、その中に瞬発力をも求められるレースとなった。時計的にもそれなりに優秀で、単なる切れ味勝負だけでないのは、上位2頭に限らず３・４着馬の特性を見ても明らか。
とりあえず、10レース分だけ載っけてみましたが、結構多い…まだ10月中盤あたりですから。2日間ですべて網羅出来るのでしょうか？ただこのエントリでほぼ有馬記念の予想としたいので、手抜きせずに頑張ろうと思います。明日付は後半戦！出来れば春競馬の主要レース位まで触れておきたいですね～。
