重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 エルムSの回顧

 こちらはお盆とは全く関係ないのですが、日本からのメールが皆無なのも影響してか、なんとなくまったりした空気が流れております。個人的にもやるべきことが捗るので、こういう状況もたまには悪くなかったりするのですが、このエントリはいつも滞りがちで、今週も通常運転という感じです。まぁそれはそれということで、ご了承下さい。

 そんな中、ちょっとボーッとして考えてみたのが…

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 はい、昨年の凱旋門賞1・2着馬の配合ですね。アーバンシーの4x3ですよ。夢が広がります。クロスオブスターズではなく、その父シーザスターズを付けて4x2でもいいかもしれませんね。今更ながらアーバンシーの血脈は末恐ろしいものがあります。

 

 

エルムS

Lap・馬場振り返り

6.5-10.6-11.4-11.9-12.1-12.1-12.3-12.4-12.6=1:41.9

 内から出ムチをくれてドリームキラリが主張も、大外リアンヴェリテも譲らない。コーナーワークで前者が前に出るも、ほぼ雁行状態でペースも緩まず…前半2.5Fの個別Lap(6.5-10.6-11.4)はいずれも過去20年まで遡っても最速(もしくは最速タイ)を踏んでの通過と明らかなハイペースと言える序盤戦となった。5番手以降はやや離された位置からの追走だったが、緩んで押し上げるポイントがあったわけではないので、後ろの馬に有利な流れの中でも、力がないと追い上げ自体がままならないレースだったと言える。

 

各馬振り返り

 モズアトラクション:出負け気味で後方も、向正面からジワっと進出開始し、4角出口は前を捕まえられる勢い…そのままラスト1Fで抜けきっての快勝だった。前走は勝ち馬のペースに嵌りながらも地力で2着まで持ってきており、そこに流れと位置取りの後押しがあるとこうなると言った感じ。ここに来て小回りでも結果を出してきている辺り地力強化は見て取れ、差し馬にしては安定感が出てきているのは事実だが、中央に戻り同じことが出来るとは限らないので、個人的にはまだ半信半疑で見ておきたい。

 ハイランドピーク:普通に出て馬なりで中団。前が飛ばしたことで、外々を回ること無く、かつ馬群の中に入ることもないこの馬にとって最高のポジショニングが出来た。3~4角もロス無く進めて、直線だけやや外という立ち回りも完璧…馬込みが苦手という馬にとってはかなり恵まれたレースになったと言える。再現性は?なので、次以降もと言う訳には行かないだろうが、噛み合えばやれるだけのモノは持っているので、状況次第で押さえておく必要はありそうだ。

 サトノティターン後方から3~4角は外目を回して勢いをつけ、ラストのラストで3着まで上がってきた。この馬らしい競馬だったが、小回りでも届いたのは流れのアシストがあったからという事。立ち回りを見てもいかにも距離不足という感はあるが、距離が伸びたとて、展開待ちという点は変わらないと思うし、少なくとも同じ流れになるなら、勝ち馬の方を買うべきだろうと思うだけに、評価的には少し微妙…

 レッドアトゥ:この馬らしい正攻法の競馬。厳しいペースでも対応できていたのはある程度の評価はできるが、力を出し切ったとも言えるだけに、現状でこれ以上を求めるのは少し厳しいのかも。それでも3着とはわずかだっただけに、重賞でも噛み合えば…という感じで見ておきたい。

 リアンヴェリテ:ハナをびっしりと追いかける競馬。それでも一旦は先頭に立って掲示板まで粘り込んだのだから大したもの。スピード比べでも負けなかった辺り、先々は短い距離で持ち味を活かす競馬になるのではないだろうか。外枠ならハナじゃなくても競馬はできそうなのもプラス。

 グリム:行きたい馬を行かせて後続集団のトップ。楽に追走できている感もあったのだが、3~4角での手応えは今一つで、完敗と言える7着だった。スピード比べで勝負できる馬ではなかったので、この舞台では流石に厳しかったということだろう。とりあえずノーカンで。

 

 

 なぜか先団グループに付いていき、それなりに競馬になっていたのがこの馬→(タイムフライヤー)初ダートに目処のつく内容だったので、次もダートに使うなら注目しておきたい一頭です。シリウスSに出てきたら厚めに買ってみたいなぁ。






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