重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 阪神牝馬Sの回顧

 明日からはマスターズ…月曜朝まで寝不足の状態が続きますが、合間に(?)競馬もしっかりとチェックしていこうと思います。そりゃ当たらないはず…と思ったあなたは、正しい考えの持ち主かと。

 

阪神牝馬S

Lap・馬場振り返り

12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6=1:33.6

 ダイアナヘイローがすんなりとペースを作ってかなりスローな序盤戦。ペースが上がったのは上がり3つで、内目が有利な馬場状態も合わせて考えると、後ろの馬にはチャンスが無いに等しいレースだったと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ミッキーチャーム:前走の不安点を払拭する折り合いっぷりで、直線の上がり勝負にも難なく対応しての完勝だった。この勝利にはあまり価値があるとは思えないが、自身のレースの幅を広げたことは大きい。ペース対応力もあって、このまま行くとヴィクトリアマイルは有力だが、前走は輸送が応えたとの見方もあるので、その辺りがやや不安に映る。

 アマルフィコースト:まさかの距離延長でこのレースをチョイスしてきたが、京都牝馬同様に加速が生じるレースになったことで、距離適性の不安を消して、自身の持ち味が生きるレースになったのではないだろうか。器用な立ち回りタイプなので、どちらかといえばスロー気味になったほうが力は出せそうだ。

 ミエノサクシード:ちょっとだけ気になっていた馬。決してスタートが決まったわけではないが、ペースの遅い序盤で先団を見る位置まで押し上げての追走。ラストもトップスピード戦でも遅れること無くしっかりと伸びていた。ワンターンだとペースに関係なくしっかりと伸びる馬なので、今回は序盤の位置取りが奏功したと言えるだろう。あまり人気にならないキャラなので今後も注目。

 ダイアナヘイロー:この馬がこのペースで残せるのなら…と思う半面、マイペースで運べればこの距離でも何とかこなせたと見るべきなのかも。とにかく加速が出来るペースを自ら単騎で作る…これが好走条件と覚えておきたい。

 クロコスミア:この馬も加速ができる先行馬なのだが、流石にマイルのスローでは上がり負けだった。この距離はこなせないわけではないが、ペース的に合うシーンは少なそうで、ヴィクトリアマイルではいくら人気がなさそうといえども、ちょっと触手は伸びない。

 カンタービレ決して究極の上がりを持っているわけではないので、この位置の競馬になれば伸びあぐねるのも致し方なし。というかローズSの様にもっと早めに動けばよかったのにと思わせたのは自分だけではないはず。

 レッドオルガ:スタート後、押してもスピード付かずで後方から。終始外々を回りつつだったが、この馬の脚は使えていた。ちょっと噛み合っていなかった部分もあるので見直し可能。東京替わりは間違いなくいいだけに、次はちょっと買っていみたい。

 ラッキーライラック中団から3角で引っ張るシーンあり。立て直して差しに回ったが思ったように伸びなかった。気性面から見ても中山記念のようにしっかり流れるほうが力を出しやすそうだ。ただ他馬との差が人気ほどあるわけではないし、オルフェーブルだけに人気ではあまり買いたくないという思いも。

 

 

 ここ2走で外回りが明らかに合わないなと思わせたのがこの馬→(リバティハイツ) 重賞であれば立ち回りが活きるようなコース、レースで見直したい。





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