重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2019 フェブラリーSの回顧

 いやはや…日曜は土曜以上に盛大に爆死し、1週間の最高負け額に近いくらいに残高を減らす週末になってしまいました。噛み合わない時は本当に噛み合わないもんで惜しさの欠片もない結果なのですが、4着でも出遅れ大敗(相談役…)でもハズレはハズレなんで引きずらずに振り返ろうと思います。4重賞なんでボーッとしてるヒマもないですしね。

 

フェブラリーS

Lap・馬場振り返り

12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-11.6-11.4-12.4=1:35.6

 好発サンライズソアは様子見。もう一頭の候補だったサクセスエナジーも大して行く気がなかった為、スンナリとインティがハナ…2F目が極端に遅くなったのだが、その部分で前の隊列が決まってしまった。中盤はそこまで緩んだわけではないのだが、前半の遅さが影響し、上がりがまとめられない馬には辛い流れになってしまった。

 

各馬振り返り

 インティ:楽にハナに立ちラストで再加速。ゴールドドリームの追撃を振り切った。労せずハナに立てたことが最大の勝因だが、この馬自身道中ベースで12.2までしか緩めておらず、マイル仕様で馬を作ってきて結果を出したと言える。ただやはりスピードの優位性で勝負する馬ではない感は見せた面もあるので、より長い距離なら更にパフォーマンスが上がると思われる。逃げるインティに追うルヴァンス…そして、後は↓の馬の所で…

 ゴールドドリーム中団で脚を溜め、直線でスムーズに馬の外に。唯一勝ち馬に迫ったがわずかに及ばなかった。立ち回りも完璧だったが、唯一34秒台の脚を使っての追い上げは基礎能力の高さを示すもの。流れに合わせて競馬するタイプだけに、もう少し地力を見せられる流れになってほしかったのが本音だろう。ルヴァンスを追う形のこの馬も加えた3頭のレースは猛烈に見てみたい。

 ユラノト:道中は2着馬の内。序盤は並んでいたが、この馬はそのまま馬の間を突くように伸びてきた。ただ11.4の所で置かれてしまい、上位とは差のあるところを見せてのゴール…逆に言えば安定型の特性をしっかりと見せた結果だったと言えるのだが。とは言え、この馬もここに来て成長している所は見せており、今後重賞でも勝ち負けできるはず。距離は伸びても対応してくれるだろうが、厳しいペースなら苦戦しそう。

 モーニン:前を追いかける位置で力を出し切った。短距離で厳しいペースを対応しながらマイルで良さを出したという感じ。メンバー落ちの重賞ならやれる所まで来たが、この馬に合う重賞の舞台が少ないのも事実。地方交流とかなら十分やれると思う。

 コパノキッキング:最後方から末に賭ける作戦。当日外目がほぼ伸びない馬場の中でも、外から一定の脚は使った。大方の見立通りに流れに恵まれなかった結果ということでいいだろう。鞍上も決して下手に乗ったというわけでもないし、やはり距離が長かったということ…積んでいるエンジンは証明済みなので、距離短縮で強い所を見せていただきたい。

 サンライズノヴァ:ちょっと気になっていた馬。この流れでコパノキッキングに2走連続で追い負け…もう言い訳できないだろう。調子落ちなのか、衰えなのかは分からないがここでは見立て違いだったということ。すいませんでした。

 オメガパフューム:流れを見越して外枠らしく高めの位置での競馬だったが、直線で追い負けてしまった。とは言え、この馬の上がりは使えており、流れも距離も合わなかったということで良いだろう。まだ4歳でこれからの馬なので、秋以降の巻き返しに期待したい。

 

 

 G1でどうこうではないが、格負けせずにこの馬の競馬を貫いた結果だったのがこの馬→(ワンダーリーデル脚質的にも地方交流でも好勝負できるはず。







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