重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 9/2 その1 新潟記念篇

 怪我や不調に悩まされていた松山クン、錦織クン共に復活の兆しが見えてきましたね。それに伴って寝不足がスタートするんですが…それはそれで嬉しい悩みです。さて秋競馬を前に久々の3重賞…内2つが2歳重賞ですので、ボリューム少なめになると思いますが、よろしければご覧頂ければと思います。まずは新潟記念から…

 

新潟記念

Lap・馬場振り返り

12.9-11.1-11.6-11.7-11.9-11.9-11.8-11.7-10.7-12.2=1:57.5

 ダッシュ力があるのか無いのかよう分からんマイネルミラノがペースメイク…結果中盤に12秒台が全く無いというコース改修後初の新潟記念を作り上げた。前後半差で見るとまだ後傾の部類であり、激流だったというわけではないが、中盤緩まなかった分、前の馬たちのペースアップのポイントも遅れ、後ろの馬にとっては楽に前に取り付ける要因になった。残り400の時点で外の馬がほぼ前に並んでいることからもそれが見て取れるわけで、そういう観点から言っても後方にいる馬に有利に働いたレースだったと言えるだろう。

 

各馬振り返り

 ブラストワンピース:余裕を持って控え、3角を待たずに外目に誘導。そのまま大外を回して残り2Fで前に並び、余裕を持って後続の追撃を封じた。枠関係なく、最初から外を狙う予定で馬場もそれに綺麗にハマったということだろう。溜めるだけ溜めてキレに頼る馬ではないので、この流れも悪かったと思うのだが、個人的に菊花賞に通じるかと言われれば…もし好走の要素があるならば先行したときではないだろうか。恐らく人気の一角は占めるはずで、個人的には積極的に買いたい馬ではない。

 メートルダール:出負けで後方からだったが、勝ち馬がすぐ前にいたおかげで終始マークするような競馬になった。前には及ばなかったが、それでもこの馬の脚はきっちり使えており、力は出せたと言えるだろう。後半のやや荒れ気味の馬場で上がりを活かすというのが好走パターンで、いろいろ噛み合った結果とも言える。機動力も大して持っていないだけに中山に出てくるようなら軽視。東京でも前半週の高速馬場なら同じく割引きたい。

 ショウナンバッハ:こちらも出負け。前の2頭とは対象的に内を回って進め、直線だけ馬場の中央に。そこから狭いシーンもあったがしっかり伸びて2着馬に喰い下がった。このブログでも昨秋~今年序盤にしつこく狙い続けたが、ここで走られるとは…条件にかかわらず自身の脚はきっちり使える馬で、そこに鞍上の好判断も重なったということだろう。また高齢馬のハンデ減緒戦は…というのも是非覚えておきたい。

 エンジニア:追走に苦労するような感じで中団。直線もそれなりに伸びてはいたが…先行していい馬だが、これまで緩めのペース故に叶っていた面もあり、そういう観点から言っても格負けしてしまったかなと言える内容だった。まぁ立ち回り巧者でもあるので、中山に変わっても内枠ならまだ見限れないが。

 メドウラーク:この荒れ気味の馬場の中で、しっかりと力は出せているのかなと言う印象。ただペース的にもコース的にも間違いなく適性外の結果なので、適条件で改めて…って、それがいつなのかは分からないが。

 セダブリランテス:出して掛かって、折り合っている内にポジションを悪くしてしまう…って、先週も似たようなこと書いたような気が…骨折明けだけに、ノーカウントでもいいのだが、鞍上は変えたほうがいいかも。ペース的にも緩みの少ないレースはラストで伸びを欠くケースも見られるだけに、そこは注意したほうがいいかもしれない。

 グリュイエール:かなり掛かり気味の追走で中団馬群の中から…直線も外に振り向けつつ進路を探したが、終始を確保できないままだった。とはいえ、脚があれば抜けてこられないこともなかっただけに、やはり前半のロスが大きかったのではないかと思われる。この状況だとやはり距離短縮の方がよさそうで、とりあえずノーカンで考えたい。

 

 

 とりあえず今回は適正が合わなかったかなと思わせたのがこの馬→(ストーンウェア)血統背景とは裏腹に基本緩みが必要な馬だけにペース的にも合っていなかった。高速馬場も問題ないので、開催前半のきれいな馬場で見てみたいところだ。






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