重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先々週の反省 9/10 その1 セントウルS篇

 そういえばこうやってサボってる間に、PGAプレーオフ第3戦に、藍ちゃんのエビアンもあったんですよね。それぞれに色々と思うことはありましたが、遅きに失した感もありますのでやめておきます。さっさと追いつかないといけませんしね。

 

セントウルS

Lap・馬場振り返り

12.2-10.8-10.8-11.1-11.1-11.5=1:07.5

 ファインニードルが出るものの、フィドゥーシアが迫るとスッと引いて、この馬のマイペース。前後半差-0.1の後傾も加速Lapはなく、個別のLapを見ると2F目が遅かった分、ラスト1Fの落ち込みが少なかったという感じではあるが、このコースのバランスから大きく逸脱したものではなかった。馬場的には例年の前先行有利馬場ではなく、フラットに近い状況…例年なら3着馬の位置取りならノーチャンスだったと言えるだろう。

 

気になっていた馬

☆ 03 アルティマブラッド(6着/5人気)

 →好位で前を見ながらも4角では手応え怪しく、直線もさほど伸びず。この流れと位置取りでこれならば弁解の余地はない…重賞では荷が重いということだろう。現状はイーブンLapのOP特別が持ち舞台ということ。

 

その他の馬

 ファインニードル:好位付けから先に抜け出しての完勝。このペースで横綱相撲が出来るということは力をつけてきた事を再証明した一戦と言える。+1.5位までの前傾なら十分対応できるだけに次走も調子が落ちていなければ十分好走圏内と言える。

 ラインミーティア中団の最内で息を潜める競馬。直線も坂下まではスムーズだった、そこからは少し前が締まるシーンもありつつ狭い所を伸びてきた。流れは悪くなかったが6Fでこのパフォーマンスが出来るとは思っていなかった。サマースプリント優勝でこれ以上を求めるのは酷だろうが、今後は6Fでも内枠なら一枚押さえる必要があるだろう。

 ダンスディレクター気持ち出負けで中団後ろから。坂の上り以降で一気に前を捕らえにかかったが、連対にはわずかに及ばず。流れも悪くなかったが、今年は馬場の逆流が無かった分、この位置取りでも届いてきた印象。これより速くなると付いていけない訳ではないが末が鈍るし、休み明けでも力が出せる馬だけに、そういう面でも本番では割り引いて考えるほうが妥当と言える。

 メラグラーナ:内枠ながらそこまで渋滞は起こっておらず、割と力が出せる環境にあったと思うのだが…やはり外目をスピード切らさず走れるかどうかが重要な馬ということ。本番も枠ひとつと言う事で見ておきたい。

 フィドゥーシア:さすがにこの流れでここまで止まるとは思わなかった。ただここまでは1度重賞で2着に来ただけの馬であることも事実…少し人気過剰気味だったと見るべきかも。

 

 このレースはサマースプリントの最終戦であると同時に、スプリンターズステークスの前哨戦でもあるわけですが、今年は後者として見るべき馬が今ひとつでしたね。全体的にも低調ですから、夏の余勢をかってそのまま突き抜けてしまう馬もいるかもしれませんね。個人的には荒れ要素があればOKでメンバーランクはさほど気にしていなかったりもするのですが。 






(↑よろしければクリックしてやって下さいませ)

フォローする