重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

BERA-an的いっくん論


 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 競馬ポータルサイトの老舗とも言えるネット競馬福永祐一Jの”祐言実行”というコラムが連載されているのですが、火曜夜に【ユーイチの眼】ダービー回顧『攻めたクリストフと攻めなかった自分』というタイトルで更新がありました。

 

 全文は有料会員にならないと読めないのですが、無料会員でも冒頭部分だけは読むことができるので、興味のある方は読んでいただければと思います。

 

 内容について記すことは主旨とは外れますし、規約違反とも取れますのでココでは控えますが、読んで改めて思ったのが、かなりの理論派だなぁということ。だからこそ、自身の振り返りをココまで明確に文字に起こして説明できるのでしょうが、私自身が同じような感じ(私の場合、単に理屈っぽいだけという噂も)なだけに、文章がスムーズに頭のなかに入ってくる感覚を受けました。

 

 これだけで「いっくんとBERA-anは似ている」と決めつけるわけではありませんが、少なくとも物事の決定に至るプロセス(思考)なんかは非常に似てるんじゃないかと思ったり…で、自身がいっくんに成り代わったつもりで考えると、ダービーの向正面で動けたか?結果を知った今、これを考えることに意味があるかは分かりませんが、彼が文中「動けなかった」と表現している事に関しては、個人的に非常に共感できる点であります。

 

 それは何故か…この手の人(少なくとも自分自身を分析した限り)は「より確率の高い方を選択する」と傾向が強いからではないかと。

 

 例えば、赤の出る確率45%、黒の出る確率55%のルーレットがあったとします。さて、どちらが出ますか?と言われると、黒を選択する人が圧倒的に多いでしょう。では、そこから20回連続で黒が出たとして…その後に、次はどちらが出ますか?と聞かれたらどうしますか。私は100%黒を選びます(自信あります)が、そんな時に赤を選ぶ人っているじゃないですか。そして実際に赤が出ちゃったりして。で、トータルで見た時に、黒ばかりを選んだ人より高い確率で当ててる人がいたりするじゃないですか。

 

 結局、何が言いたいのかというと…

  • ルメール=的中率55%以上の人
  • いっくん=安定の的中率55%の人

 じゃないかと思うわけです。で、そのルメールタイプの人に「あの時、なんで赤を選んだの?」と聞けば、得てして「何となくそう感じた」みたいな返事しか返ってこない…みたいな。

 

 私がそういう風に感じるのは、間違いなく自身が「安定の55%の人」だからなんです…そして、誤解のないように言っておきますが、55%の人は55%で良いと思っているわけではなく、更なる向上を求め、ルメールのような人に極意を聞くんだけど、結局感覚的なもので明確な理由が分からず、結局は55%の数字を頼って黒を選択する無い…言葉にすると非常に難しいのですが、そんな感じなのかなぁと。

 

 巷では「優等生競馬」だとか「教科書通りで面白くない」だとか言われているいっくんですが、その所以は、その辺りにあるのではないかなぁと、このコラムを読んで思った次第です。そして個人的には共感できる部分もあったりしたので、珍しく変なエントリを立ててみました。

 

 今週は恐らく土曜の更新はパス(あっても簡易版)日曜は通常通りになると思います。







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