重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 その2 1/7 1/8

 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 年度代表馬キタサンブラックでしたね。今年に関して言えばそれでよかったなぁと思います。そして最優秀ダートホースも、いつものごとく少々モヤッと感が残る感じ…まぁJRA賞ですから…2016年JRA1戦1勝(地方6戦0勝)のサウンドトゥルーが取るのが自然ということなんでしょうかね。それより個人的には馬部門の特別賞ではなく、騎手部門の特別賞が嬉しかったりするのですが。

 

 

シンザン記念

 

 12.1-11.0-11.4-12.6-12.4-12.8-12.7-12.6=1:37.6

 

 メイショウソウビのペースメイクだが明らかに速い。4F分割で見ても47.1-50.5と完全前傾なのだが、京都8Fでは前半部分に上り坂が含まれ、後半部分に下り坂が含まれるだけに、数字以上の前傾であることは言うまでもない。こうなると全馬バテ合いの様相で、位置取り的に言えば、後ろであればあるほど優位性があったということになる。

 

△ 03 メイショウソウビ(9着/9人気)

 →スピードの違いでハナも外に逃げ加減。4角ではアルアインの進路を塞いでしまった。決して掛かり気味というわけではなく、距離は保つだろうし、次以降もペース次第では残り目を考えられる内容だったと思う。

 

 キョウヘイ:鞍上いわく、敢えて遅めに出して最後方待機。4角も馬場のやや内目を回り、直線もバラけた馬の間を伸びてきた。結果的には最高の位置取りだったし、重い馬場も合っていたということ。再現性がない以上、先のことを考えるのは少し難しいと言わざるをえない。

 タイセイスターリー:この馬も後方待機組。跳びが大きく外枠がマイナスではなかったのだが、そんな中の雨で内の優位性がほぼ無くなり浮上してきた。デイリー杯と合わせて考えても兄とは違い基礎スピード不足の現状で、好走パターンはかなり限られそうだ。

 ペルシアンナイト:ペースが速すぎて中団からとなったが、良馬場ならば勝ちパターンに入ったと思わせる競馬だった。負けて強しというほどではないが、評価を落とす必要のない負けだったと見ておきたい。

 トラスト:全馬バテていたとは言え、この位置取りで掲示板をキープしたことは立派。ただ更にクラシックの適性からは離れてしまったとも取れるだけに、狙い所が難しい…

 アルアイン直線で外にヨレた馬の影響で豪快に挟まれてしまった。馬場的にも?であり、上がりを強調できる条件でもう一度見てみたい。

 ブレイヴバローズ:こちらも位置取りの割には思ったほど止まっておらず、スピードを活かすような馬場ならもっとやれるはず。

 

 

フェアリーS

 

 12.5-11.0-11.2-11.4-11.9-12.4-12.0-12.3=1:34.7

 

 ツヅクが内から好発でそのまま主張。4F目もペースをほぼ落とさない前傾Lapを作り上げた。隊列は縦長になったのだが5~6F目で後続が追いついて来ており、どの馬にもそれなりに負荷の掛かるレースだったと言える。また当日9R頃より雨が降り始めたのだが、馬場に影響があったのかは微妙なところ。ただハイペースらしく時計的にはそれなりにまとまった印象である。

 

△ 06 ヒストリア(6着/4人気)

 →スタート決めて位置を取りに行った分、最後は伸びを欠いてしまった。2着馬と比べると力負けの印象もあるが、大きく負けてない分、見直しも可能。予想段階でも書いたが少し長い目で見ておきたい一頭である。距離延長も歓迎。

 

 ライジングリーズン:外目をスムーズに追走し先に抜け出した2着馬をきっちり捕まえての快勝だった。アルテミスSで上がり負けしていた所を見ても、コース替わり、そしてペース的にもこの馬の適性にピタリとハマったと言える内容であり、現時点での大きな評価は避けておきたい。バッサリと切るにはもったいない勝ちっぷりだけに、お茶を濁すような感じにしておこう。

 アエロリット:スピード感溢れる走りで番手から。勝ちパターンの競馬だったが、勝ち馬の決め手に屈してしまった。とは言え、この流れであれば十分評価できる内容。ただメンバーが上がって押さえを利かせた競馬ができるかは未知数であり、いずれは短距離路線にシフトしそうな予感も。

 モリトシラユリ:道中中団馬群の中で、外をスムーズに上がっていった勝ち馬に対し、少し団子になり捌き損なった感あり。ただ流れと馬場が向いた面のほうが強く、大きな評価が出来る内容ではなかった。

 アルミューテン:2着馬ほどではないか、スピード負けせずについて回り掲示板確保。それなりに見せ場もあったし、この距離以下のレースならすぐに勝ち上がれそう。

 コーラルプリンセス:中団内でもがいたまま…流れ的にも合わなかった感はあるが、そこまで強くない面も。

 キャスパリーグ勝ち馬の走りを見ても、大外枠や出遅れが結果に大きく影響したとも思えず。こちらも現時点で人気先行型という事で良いだろう。

 

 

 勝ち馬はそれなりのパフォーマンスでしたが、レベルの高そうな今年の3歳牝馬の中に入るとやはり厳しいかなと印象は拭えませんね。逆に牡馬勢は少し小粒な印象もありますので、この後の重賞も穴っぽい所を狙ってみるのも面白いかもしれません。 

 

お次は珍しく土曜にもエントリを立てましたので、その分を簡単に見ておきましょう。

 

その他気になった馬

 

▲ 土曜中山11R 05 ドリームキラリ(1着/5人気)

 →ビービーバーレルが予想以上に絡むような形になったが、向正面でペースアップして競り落とし、そのまま後続の追撃を振り切った。想定ペースとは違ったが、武蔵野Sの時点で力がある馬という見立てはしており、それを立証してくれる力走だった。ペースが落ちてもパフォーマンスは変わらない馬だけに、まだ買えるシーンはあるはず。

 

△ 土曜京都11R 01 サドンストーム(9着/12人気)

 →思った以上にペースが落ち着いてしまった。そんなペースでも走れる馬だが、鞍上が内を上手く生かせずに、中途半端な競馬になってしまった印象。ただいつ走るか全く読めない馬だけに次以降狙うシーンがあったとしても小銭までということで。

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