重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

先週の反省 10/23

 まいどー!!です、bera-an2です。

 

 面白くない予想に相応しい結末でした…しっかり反省させていただきます。

 

 

菊花賞

 

 13.0-11.3-11.0-12.4-12.2-12.7-13.6-13.2-12.3-12.7-12.2-12.0-11.6-11.5-11.6=3:03.3

 

 序盤はミライヘノツバサが出たところに外からサトノエトワールが競っていき、更にアグネスフォルテが続く展開…前半5Fが1分を切ったのはこの馬場でも速めと言えるが、4番手以降は1秒以上離れており、彼らにとっては速いというわけでもない。更に中盤はどっぷりと緩みをもたせ、そのスキに何頭かはポジションを上げにかかり、一団となっての勝負どころに突入する展開となった。3番手までの馬、さらに向正面で動いた馬を除けば、スロー気味からの上がり5つのロングスパート戦と見てよいが、坂の上りの区間も含まれているだけに、決して楽なペースだったと言うわけでもないだろう。馬場的には先週同様に高速、そしてやや内有利(外不利)といった印象で、ディーマジェスティ辺りは割りを食ったイメージも。

 

◎ 01 カフジプリンス(8着/3人気)

 →勝負どころでズブさを見せてスピードに乗れず…鞍上も今回は内枠を生かした騎乗というわけではなかった。直線行き場が無かった事もあるが、ズブいステイヤーの印象が強くなってしまっただけに、今後は積極的に狙うのは控えようと思う。ステイヤーズSではワンチャンあるやもしれないが…

 

 勝ち馬はスタート決めて好位の後ろ。向正面で一部の馬が動いた際もやり過ごし、正攻法であっさりと抜けてきた。折り合い面で問題なく操縦性が高いのが最大の強み。JC・有馬どちらでも好勝負可能だが、個人的にはJCで見てみたい。2着のレインボーラインは距離不安を払拭する後方待機策で、受けの名手の真骨頂を見た競馬だった。漁夫の利的な面もあったのは事実だが、タフな流れの中でもモーリスに迫った札幌記念のパフォーマンスを見ても、力上位の面をも見せてのものでもあり、こちらも次走は条件問わずに注目してみたい。

 さてクラシックで最長のこの舞台で春の4着から一つ上げてきたエアスピネル。道中は行きたがる面を見せながらのものであり、こちらもポテンシャルの高さを見せた形となった。春にも「生まれた世代が悪かった」という表現をしたが、適距離を使えるここから先は戴冠の可能性も十分。モーリスのいない来年のマイル戦線なら主役になってもおかしくはない。そして2冠が取れなかったディーマジェスティ…前段でも書いたとおり外を回した分届かなかった面もあり、さほど悲観する必要はないが、勝ち馬には悲しいくらいスンナリと突き放されてしまっただけに、古馬相手に通用はするものの主役級までの評価は…といったところで良いだろう。

 最後に向正面で動きを見せながら、ラストまでさほど止まっていないシュペルミエールもスタミナ面での裏付けは見て取れただけに、ステイヤーズSに出るなら注目。また3冠全てで掲示板に乗れない辺りをウロウロしたマウントロブソンもG3程度なら十分勝負になる存在であることは付け加えておこう。

 

富士S

 

 13.0-11.5-11.8-11.8-11.7-11.2-11.2-11.8=1:34.0

 

 ヤングマンパワーが流すように少し前に出るが、最終的には仕方なしという感じでテイエムイナズマがペースメイク。前半3Fが36秒台という前代未聞のスローで通過となった。中盤こそ標準的だが、ペースが上がったわけではなく、前半の緩さをそのままラストに反映させたかのようなFinishとなった。馬場的には今開催のさほど速くない状況を踏襲したものだったが、見た目はAコース最終週で内が荒れたように見せており、流れや鞍上の判断で内を空けるレースもあった。ただバイアスは見られずフラットに近い状況だったと言える。

 

 このレースは先行馬は内を空けて直線に向いたのだが、結果的にそれが内を通った馬のワンツーに繋がったと言える。隊列が結果に大きく影響しており、このレース単体での評価は出来ないのだが、2頭とも前目からそれなりに上がりをまとめられる馬と言うこともあり、今の京都外回りなら、この特性で十分勝負になるはず。イスラボニータは58キロと休み明けを考慮すると前を捕まえられなかったことはギリギリ考慮できる範囲であり、2頭は互角という評価にしておきたい。

 2歩目で遅れを取りながら、先行集団にとりつき外目を回したダノンプラチナは位置取りから考えてももう少しやれておかしくなかったはず。そう思うと高い位置での競馬が合っていないと思うのが自然か。となると差し遅れの懸念がいつも付きまとうことになる。同じくスタートは出ても行き脚がつかなかったロードクエストは、終始外々の競馬でそれが響いた感もあるのだが、強烈な決め脚は見せられなかった。京成杯AHの時にも書いたように、小回りで速い上がりを活かす競馬の方が合っている印象で、古馬と相対した時には東京コース自体に適正が少し低いのかもしれない。次は京都に変わる分まだマシにはなるだろうが、基本的にこの手の脚質の馬が割を食うレースだけに人気になるのであれば軽視する方向で考えたい。

 

 

 さぁ今週は天皇賞…フルゲート割れですがそれなりに骨っぽいメンバーが揃いましたね。注目はエイシンヒカリがどんなLapを刻むのか…まずはその1点からスタートになりそうです。

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