先週の反省 9/10 9/11 - 重賞回顧ブログ～The結果論～

　まいどー！！です、 bera-an2 です。

　マカヒキはまぁ無難な感じで前哨戦をクリアしましたね。メンバー的には本番にほぼ直結しないでしょうが、超スローで大きく消耗することなく勝ち切れたのは良かったのではないでしょうか？

セントウルS

12.3-10.2-10.6-10.8-11.2-12.5=1:07.8

前後半差+1.4はこのコースではかなりの前傾。さらにそれをマークしたのがビッグアーサーという二重の驚きを見せての決着。昨年同様エアレーションを入れて迎えた開幕週だったが、今週は内目有利の状況が結構はっきり目に見えていただけに、スピード負けして位置取りが後ろになってしまった馬は最初からノーチャンスだったと言えよう。

◎ 10 ネロ（2着／2人気）

　→出があまり良くなく、そこからの巻き返しもスムーズさを欠き、追っ付け追っ付けの追走となってしまったが、ラストは各馬が脚をなくす中、しぶとく2着に浮上してきた。この馬のレースではなかった中でも結果を出した辺り、この距離での能力上位も見せられたし、今後も安定感のある走りが見られそう。ただG1レベルかと言われれば…

　驚きの圧逃を見せた勝ち馬。さらに特筆すべきは1F目の12.3は過去10年で最遅ながら、2F+3Fで過去10年で最速の20.8まで一気に上げ、結果後続の脚を失わせた点である。それがしっかりとコントロールされた中で見せることが出来た以上、ここにきて現役最強スプリンターの座を不動のものにするパフォーマンスだったと言わざるをえない。おそらく本番もまず勝てるだろう。バクシンオーの正統後継としても有望なだけに上手に使ってあげて欲しいところだが…

　後は3着ラヴァーズポイント…ネロが行くと見てそれをマークしていたが、内外から違う馬に交わされチョイ差し組にシフト。結果的にそれが良かったと言える。自身のペースで走れさえすれば重賞でも十分やれるだけのものは見せており、京都重賞ならチャンスは十分。後は鞍上が代わって出し抜きを図ったスノードラゴン。流石にやり過ぎの感もあったが、逆に力のある所は見せられたので、本番でもワンチャンスあって良い。

京成杯AH

12.5-11.2-11.4-11.3-11.6-11.7-11.5-11.8=1:33.0

　ピークトラムが行ったところに、ペイシャフェリスが付けて比較的すんなりと隊列が決まった前半戦。それでもこのレースらしくほぼ緩むところのないままの決着となった。ただし決して前に厳しすぎる流れという訳ではなかったし、差し決着になったのは先行馬が不甲斐なかった影響と見ておこう。

◎ 03 カフェブリリアント（2着／6人気）

　→2列目インの絶好位。直線早々に前の馬の間を割ってしっかりと伸びたのだが、勝ち馬の勢いには迫れずだった。大幅プラス体重も太め感なし。鞍上の好エスコートも光っただけにこれ以上のメンツになった時は苦しいかもしれないが、スワンSに出るなら少し注意してみたい。

　勝ったロードクエストは出遅れながらも手応え十分で捲りながら前を捕まえにかかり、直線もしっかり伸びて勝ち切った。このパフォーマンスを見せられると小回りの方が良いのではと思わざるをえない。個人的にはマイルCSでの過信はしないでおこうとおもう。逆に休み明けで体重を減らし、ロードクエストとは対照的に勝負どころで大きく手を動きながらも伸びてきたダノンプラチナは上積みに期待できそうだ。

紫苑S

12.0-10.9-11.9-12.1-12.7-12.3-12.1-11.7-12.0-12.0=1:59.7

　外枠の馬含めてかなりの数が雁行状態で1角へ…結果的に最内のゲッカコウのペースメイクとなったが、向正面でペースを落としたところにファータグリーンがまくりを決めて再度のペースアップ。結果的に前に厳しいレースなったと言えるだろう。なお、馬場は差しもしっかり決まるフラットな馬場というイメージだった。

☆ 17 クィーンズベスト（12着／6人気）

　→1角までは先団を目指したが、外枠に泣かされ思った位置が取れず…3角以降は先頭に食らいついていったのだが、外を捲ってきたファータグリーンにカットされて後退。ラストはあまり追っていなかった。かなりちぐはぐな競馬でここはノーカンで良いだろう。と思ったら何とローズSに連闘…一応押さえておこう。

　ここでは勝ち馬の勝ちっぷりが目立ったのだが、3角でキリシマオジョウが下がったことで内目の馬がかなりの影響を受けており、その中で外目を何の不利も受けずに一気に上がっていけたことが大きく、少なくとも着差ほどの強さはなかったとしておきたい。それなら3角で致命的不利を被りながらラストは伸びてきたヴィブロスも勝ち馬と同様の評価としておきたい。また内目から直線だけ一気に外目に切り替えたフロンテアクイーンは不利もあったが、立ち回りの旨さを活かした印象のほうが強く、本番も内枠がほしいところ。最後に5着パールコードも3角でリズムを崩し、直線はうまく捌けずでノーカウントとしておきたい。

その他気になった馬

▲　土曜中山7R 13 グラスアクト（6着／6人気）

　→うまく先行できていたのだが、向正面で軽いまくりに反応して3角先頭、ラストは甘くなってしまった。情状酌量の余地はゼロではないが、前半はかなり楽できていただけにやはり力負けの面が強い。

そして日曜はTwitterで1鞍…

uɐ-ɐɹǝq【ベラアン】@Bera_an
【Blogエントリ追加対象】 ◎中山12R 09 ビービーサレンダー　→かなりのハイペース想定だが、この馬はそんな中でも中団より前でしっかり脚を詰められるタイプ。ここ3走は距離だと考えると度外視できるし、工務店クンさえちゃんとしてくれれば… #keiba
2016年09月11日 16:09