重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2015 チャレンジカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

モーリスに触れておいて、エイシンヒカリを無視する訳にはいかないでしょうね…このレースは、2F毎のLap計時と共にご覧頂きましょう。

26.17-23.47-23.75-23.59-23.62=2:00.60


香港の計時は日本のそれより1秒前後遅れるらしく、最初の2Fは更に1秒速い流れだったと仮定します。それでもやや後傾の持続力Lap…それでいて競られず、隊列も少し縦長になっていたことはこの馬にとってかなり大きかったのでは。決して弱い馬ではありませんが、日本で同じ競馬が通用するかはまた別の話…もう一段力をつけて、この馬に競っていくのは無意味だと、全馬に思わせるレベルになれば、すごいことになると思うのですがねぇ。

あ…ハンデG3の回顧でしたね。サクッと見ていきましょう。

レース結果

2015年12月12日(土) 5回阪神3日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第66回チャレンジカップ
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・外 1800m 18頭

LAP 12.5-11.4-12.0-11.8-11.7-11.6-11.6-11.5-12.0=1:46.1
通過 35.9-47.7-59.4-71.0  上り 70.2-58.4-46.7-35.1


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
11
フルーキーM.デ1.46.1
12-1134.21
10
ヒストリカルC.ル1.46.31 1/214-1534.12
7
シベリアンスパーブ松山1.46.41/210-1034.711
14
ワールドエースH.ボ1.46.61 1/412-1334.63
2
タガノエトワール川田1.46.9208-0835.34
4
スピリッツミノル酒井1.47.11 1/416-1734.512
17
デウスウルト武豊1.47.1ハナ14-1435.07
3
マイネルミラノ柴田1.47.103-0236.06
6
ダンツキャンサー荻野1.47.107-0735.614
13
レッドアリオン岩田1.47.1ハナ08-0835.59
5
アクションスター池添1.47.21/216-1634.813
16
マコトブリジャール四位1.47.31/205-0536.010
1
ケイティープライド浜中1.47.4クビ05-0536.08
8
バッドボーイ和田1.47.7203-0236.515
12
メイショウウズシオ秋山1.47.81/210-1136.018
9
シャトーブランシュ藤岡1.48.11 3/418-1835.35
15
ゼロス高倉1.48.2クビ01-0137.217
18
メイショウナルト幸英1.48.41 1/402-0237.316

単勝  11 \290
複勝  11 \130 / 10 \180 / 7 \630
枠連  5-6 \580 (1)
馬連  10-11 \690 (1)
ワイド 10-11 \300 (1)/ 07-11 \1840 (23)/ 07-10 \2760 (33)
馬単  11-10 \1140 (1)
3連複 07-10-11 \8180 (25/816)
3連単 11-10-07 \27650 (65/4896)

ペース・展開おさらい

ゼロスがジワッと出て、3F目で12秒台に入れてスロー…と思いきや、4F目からまたペースを上げて中盤の緩みはゼロに…そのままのスピードを維持してゴール前の我慢比べでの決着。最速Lapが2F目の11.4という、持続力~底力が問われるレースだったと言える。

馬場的には金曜に降ったドカ雨の影響は少なく、標準の良に近い水準だったが、外目の伸びはイマイチで、外差しを狙った馬はことごとく不発に終わった一日だった(ちなみに日曜も通じても同じ傾向が続いていた)

各馬ひとこと

フルーキー

3角以降はインに張り付き、直線入り口で上手く捌いたと思いきや、まだ前の馬が壁になるピンチ…だったが、狭い馬の間をこじ開けて突き抜けてきた。ペース適正で見ると、ポテンシャル勝負は望む所、それに鞍上のスーパープレーが相まって得た初重賞と言っていいだろう。逆に言えば、特に評価を上げる必要はなく、今後も条件が伴わない時には取りこぼすケースも多く見られそう。

ヒストリカル

勝ち馬を更に後ろに見る位置から、直線は馬場の中ほどに出すと、Lapの落ちた最後の最後に2着争いに喰いこんできた。コーナー2回の9F戦でラストLapが落ちるような流れ…要は阪神9F戦がベストの馬であり、ここもしっかりと力を出し切ったと見て良いだろう。流れとしては小回りコースも合うと思われるが、そうなると外々を押し上げていく必要があり、不発のシーンも見られそう。やはり安定して買えるのはワンターンのコースだろう。

シベリアンスパーブ

この馬らしい正攻法の差し競馬。直線は一旦勝ち切るシーンも見られたが、最後は甘くなってしまった。ジワジワと力をつけてきており、上がりが求められない流れではそれなりにやれそう。基本人気にならない馬なので、今後も買いどころはソコソコありそうだ。器用な馬なので10Fでもやれそうで、中山金杯に出るなら押さえ必須といったところ。

ワールドエース

立ち回りとしては悪くなかったが、もう少し上がりに寄ったレースのほうがしやすかったのは間違いなく、ここは仕方なしだろう。3歳時は相当騒がれたが、休み明けは重賞1つだけで引退…悔やまれるが、こればっかりは仕方ないだろう。お疲れ様でした。

タガノエトワール

枠なりに内から、直線はやや外に出して進出したが、体制が決した後に前を交わして掲示板確保といった感じのゴールだった。ペース的にはあっていたと思われ、力は出し切った中で4着とは差がついてのゴールだっただけに、もう一段階力をつけて欲しいところだ。

マイネルミラノ

基本的にコーナー2回のコースは合わない。またメンバーもハンデG3にしては揃っていただけに、条件さえ合えば見直しは可能だろう。


勝ち馬が初重賞というのは意外でしたが、実はPOGで指名してたんですよね~。デビューが遅れてダービーは間に合いませんでしたが、菊花賞でも秘密兵器的存在で、去年の今頃はG1まで手が届くのでは?と思ったりしたこともあったのですが、ちょっと贔屓目で見すぎていましたな…(汗)



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