2015 スプリンターズステークス 回顧 を、セントウルステークスの回顧と共に…
です、です。
気がつけば1開催丸々回顧が空いておりますwww さすがにこれはまずい…でも、地道に取り返すのは厳しい…という訳で、何レースかかまとめて回顧をしてみようと思います。まずは秋競馬開幕週の前哨戦と最終週の本番を一気に。
レース結果
2015年 9月13日(日) 4回阪神2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第29回セントウルS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 1200m 16頭
LAP 11.9-10.8-11.3-11.1-10.9-11.8=1:07.8
通過 34.0-45.1-56.0-67.8 上り 67.8-55.9-45.1-33.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | アクティブミノル | 藤岡 | 1.07.8 | 01-01 | 33.8 | 10 | ||
16 | ウリウリ | 岩田 | 1.07.8 | ハナ | 13-11 | 32.8 | 1 | |
8 | バーバラ | 武豊 | 1.07.8 | クビ | 04-05 | 33.6 | 5 | |
12 | ストレイトガール | 戸崎 | 1.07.8 | ハナ | 08-08 | 33.2 | 3 | |
11 | マヤノリュウジン | 横山 | 1.08.1 | 1 3/4 | 12-11 | 33.2 | 6 | |
3 | メイショウツガル | 幸英 | 1.08.2 | 1/2 | 10-08 | 33.6 | 16 | |
13 | ミッキーラブソング | 小牧 | 1.08.2 | 頭 | 13-14 | 33.1 | 7 | |
7 | ハクサンムーン | 酒井 | 1.08.4 | 1 1/4 | 02-02 | 34.3 | 2 | |
2 | リトルゲルダ | 川田 | 1.08.4 | クビ | 06-05 | 34.0 | 4 | |
15 | メイショウイザヨイ | 太宰 | 1.08.5 | 1/2 | 04-03 | 34.2 | 15 | |
5 | ホウライアキコ | 池添 | 1.08.6 | 3/4 | 15-14 | 33.4 | 11 | |
14 | ブランダムール | 四位 | 1.08.6 | ハナ | 10-11 | 33.7 | 14 | |
9 | マイネルエテルネル | 和田 | 1.08.7 | 1/2 | 06-07 | 34.3 | 12 | |
10 | ルチャドルアスール | 平野 | 1.08.8 | 1/2 | 03-03 | 34.6 | 9 | |
4 | サカジロロイヤル | 国分 | 1.08.9 | クビ | 09-08 | 34.3 | 13 | |
1 | マテンロウハピネス | 浜中 | 1.08.9 | 頭 | 15-16 | 33.7 | 8 |
単勝 6 \4800
複勝 6 \1010 / 16 \180 / 8 \460
枠連 3-8 \4330 (15)
馬連 06-16 \11010 (30)
ワイド 06-16 \2780 (28)/ 06-08 \8730 (60)/ 08-16 \1240 (11)
馬単 06-16 \29740 (72)
3連複 06-08-16 \40700 (102/560)
3連単 06-16-08 \405590 (781/3360)
2015年10月 4日(日) 4回中山9日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第49回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭
LAP 11.7-10.7-11.7-11.2-11.2-11.6=1:08.1
通過 34.1-45.3-56.5-68.1 上り 68.1-56.4-45.7-34.0
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | ストレイトガール | 戸崎 | 1.08.1 | 08-09 | 33.1 | 1 | ||
4 | サクラゴスペル | 横山 | 1.08.2 | 3/4 | 05-06 | 33.4 | 11 | |
6 | ウキヨノカゼ | 四位 | 1.08.3 | クビ | 13-12 | 32.8 | 9 | |
13 | ミッキーアイル | 浜中 | 1.08.3 | 頭 | 02-03 | 33.8 | 4 | |
12 | ウリウリ | 岩田 | 1.08.3 | クビ | 11-09 | 33.1 | 3 | |
1 | リッチタペストリー | C.ル | 1.08.3 | 頭 | 07-07 | 33.4 | 6 | |
11 | レッドオーヴァル | 蛯名 | 1.08.4 | 1/2 | 05-04 | 33.6 | 12 | |
5 | スギノエンデバー | 松山 | 1.08.6 | 1 1/2 | 11-13 | 33.4 | 15 | |
9 | アクティブミノル | 藤岡 | 1.08.7 | クビ | 02-02 | 34.2 | 8 | |
16 | ティーハーフ | 国分 | 1.08.8 | 1/2 | 14-13 | 33.1 | 7 | |
3 | リトルゲルダ | 川田 | 1.08.8 | ハナ | 10-11 | 33.7 | 14 | |
8 | ハクサンムーン | 酒井 | 1.08.8 | クビ | 01-01 | 34.7 | 5 | |
7 | ベルカント | 武豊 | 1.08.9 | クビ | 04-04 | 34.2 | 2 | |
15 | コパノリチャード | M.デ | 1.08.9 | 同着 | 08-07 | 33.9 | 10 | |
14 | フラアンジェリコ | 北村 | 1.09.2 | 1 3/4 | 14-15 | 33.4 | 13 | |
10 | マジンプロスパー | 三浦 | 取消 |
単勝 2 \440
複勝 2 \180 / 4 \610 / 6 \490
枠連 1-2 \3170 (13)
馬連 02-04 \5550 (23)
ワイド 02-04 \1650 (18)/ 02-06 \1520 (16)/ 04-06 \4280 (50)
馬単 02-04 \9090 (34)
3連複 02-04-06 \23020 (82/455)
3連単 02-04-06 \106170 (364/2730)
ペース・展開おさらい
2レースともに共に前後半差がマイナスの後傾Lapも意味合いはまるで違う。阪神コースで開幕週の戦いであるセントウルSであれば、理解できる範疇のペースであるが、中山最終週の本番では考えられない遅ペース…個人的には勝浦特別を2回見たという思いである。ただどちらのレースも6F戦ながら上がりの脚を求められており、それとそれぞれの位置取りが相まって2頭の明暗が分かれたと言えるだろう。ここでは主にスプリンターズステークスでの上位馬を中心に取り上げる。
各馬ひとこと
ストレイトガール
内枠でも直線、狭い間をきっちりと抜けてきた。どちらでも上がりを求められており、その点では流れが向いたことは間違いないのだが、セントウルSでは、直線外目によれたメイショウイザヨイのアオリを受け少し立て直さざるをえないような場面もあっただけに、力通り走れば、力的には少し抜けているといったところだろう。春の結果から見ても決してスプリンターではないだけに、次も大いに期待できる。どうやら香港に向かうようだが、どっちに出るのだろうか?個人的にはマイルに行って欲しいが。サクラゴスペル
春は京王杯で見せた決め脚を休み明けのココでもしっかりと見せることが出来た。鞍上のインでのコントロールも完璧。この流れを見越せていればここでは普通に買える馬だったといえる。逆に言えば、次以降に繋がるものがあったわけではないのだが。ウキヨノカゼ
出負けで後方から。外目を勢い良く上がっていったがラストは勝馬と脚色が同じになってしまった。キーンランドCとこのレースの共通点は「道中で緩みがあった事」その部分で勢いをつけて一気に前との差を詰められた事はこの馬にとって大きかったと思われる。ペースが上がってどうかは現状では半信半疑。むしろ距離が伸びたほうが良いのでは?ミッキーアイル
ダッシュは良かったが、控えて番手に。それでも3F目で緩んだ際に掛かってしまった。後は伸びず止まらずでゴールまで…結果論だが行けばよかったのではと思わせる結果。控える競馬で伸びしろがないのは分かっているだけに、個人的にはもう逃げるしか無いと思うのだが…ウリウリ
このペースで一団だと流石に内に入れる隙はなく、正攻法の形になっての結果。セントウルSは岩田マジックに加え、勝馬の項でも書いたメイショウイザヨイが外に寄れた時に出来た隙間を上手く突いて伸びてきただけに、この競馬であればこういう結果も十分考えられたということ。もちろんスワンSも圏内だが、やはり立ち回りがカギになりそう。アクティブミノル
セントウルSと違い、強烈に主張してきたハクサンムーンを見てあっさりと下げた。セントウルSでは自ら逃げた上でしっかりとペースをコントロールしての結果だけに、個人的には競り合いを避け控えたことは、この時点では選択肢としても妥当な判断だったと思っておきたい。ただ結果的にはハナを切ってなんぼだった…ということ。決して弱い馬ではないだけに、そのうち出番はあるはず。ハクサンムーン
主張した後はグッとペースを落とし、この馬のパターンに入れたと思われたが、流石にコンマ5秒の加速Lapは対応できなかった…結果的には自滅だが、力的に見ても厳しい状況なのは明白…ベルカント
個人的には前走を勝った時点でもまだ半信半疑だったが、まさにこの馬が凡走するときのパターンに嵌ったという感じ。基本的に揉まれる競馬は良くないだけに、好走には色々と条件が付きそうで、それでも人気になるのであれば、嫌ったほうが旨みは出てきそうな存在と言える。本番がこれまでにないスローになってしまっただけに、意外と前哨戦との共通項もあって、その時点で例年とは全く違う決着だったと言えるのですが、ペース適正の観点から見ると、走る馬は走るべくして走ったと言えますし、上位馬はスワンSに出れば、そこでもいい勝負が出来るはずです。
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