超豪華頂上決戦=ジャパンカップダート予想=

マイドです。ダートＧ１とは言え、ここまで豪華なメンバーが揃う事はないんじゃないですかね…強いといわれる３歳馬がもう少し出てくれれば、もっと良かったのですが。それは贅沢ってもんでしょう。ただダート戦はペース適性がそれほど無いのも事実…どのように切り込んでいくか非常に悩ましい所です。それでも展開は予想しなければいけませんね。

未知の外国馬はそれなりに前で競馬をする公算が高そう。行けばそれなりにペースが速くなるだろうし、完全に持続力を求められる流れ…とは言え、先行する馬たちも厳しいペースで踏ん張れる馬が多数おり、そういう意味で後方からレースを進める馬にとってはやはり厳しい流れとなるでしょう。

ちなみに土曜日のダート9F以上（未勝利除く）のLapがコレ…

8R　３歳以上1000万下　10F　重
12.6-10.9-11.9-14.0-12.6-12.4-12.5-12.5-12.8-12.5=2:04.7
テンから速い流れを刻み、１角で緩んだもののまたペースが上がる完全消耗戦。１・２着ともに後方からの競馬。外からしかも大外捲りで脚を伸ばした。先行馬は人気どころを始め総崩れ。

12R　ゴールデンスパートロフィー（３歳以上1600万下　9F）重
12.4-11.2-12.3-11.8-12.4-12.3-12.3-12.7-12.9=1:50.3
こちらも大きく緩む所のない持続力勝負。勝ち馬はこちらも外を押し上げての差し切り。２・３着は厳しいペースを前で競馬した人気馬。共にペース適性は持っていた。

どちらもガチンコと言って良い流れ…それでも上位クラスになると前に行く馬が残れるようになっています。さらに数段レベルの上がるＧ１ではどうなるのか…という事です。ちなみにどちらのレースも勝ったのはＡ．ガルシア（米）でした。このレース乗ってませんが。

それでは一部抜粋して、各馬見ていくとしましょう。
ワンダースピード：内枠だけに位置取り的には良い位置を取れそうなのだが、この馬の好走は前半、又は中盤が緩んで末までしっかり脚が使えるレースになった時。今回はそこまで楽なペースにならないだけに位置取りの利だけでどこまで立ち回れるか？

サンライズバッカス：おなじみ末一手の馬…中央ダートでしか走れないだけに、今回も自身の競馬が出来る下地が有るが、戦積を見ても明らかの通り３着が多いこの馬…突き抜けるにはやはり前が止まる必要が有る。あって３着までというのが妥当。

メイショウトウコン：こちらも後方からレースする馬…そういう意味ではサンライズバッカスと同じなのだが、比較的自在に立ち回れるようになっている分、こちらの方に目が行くのは当然と言っていいだろう。密かにJBCではコンマ２秒差だけに…サンライズより人気が無いのは、おいしいのでは。

ヴァーミリアン：この馬の実力を語るのに特に説明の必要が無い。差しに回って前を見ながらの競馬をすれば、自然に結果は付いてくる。ただ鞍上が…強気のレースをして、最後に止まってしまうことが唯一の心配。どちらにせよこの馬に岩田は合わないと思う。

サクセスブロッケン：JBCのレースを見れないのだが、出遅れながらハナに立ちヴァーミリアンにしぶとく食い下がったのは、明らかに力の証明…なのだが、前で競馬する馬だけにさらに前で飛ばす馬の立ち回りに大きく影響されるのは明らか。また後からヴァーミリアンの圧を気にしながらの競馬になるのも間違いない所で、レースもしにくそう。オッズを考えるとあまり買いたくない。

カネヒキリ：2年半ぶりの前走は、直線内で包まれたまま全く追えず。それでいてコンマ6秒差というのは驚かされる。かなりの上積みは見込めそうだし、JCD⇒フェブラリーＳ連勝時の力さえ戻っていれば、頭まで考えられる馬なのだが…どこまで力が戻っているか？注目はこの一点。ペース・位置取り的には力を出せると思うので、無視は出来ない存在。

カジノドライヴ：所属は日本だが、こちらから言えば外国馬と同じ。日本で新馬しか走っていない馬の評価はしようが無い…いくら未知の魅力とは言え３番人気…それならば同じ未知でもっと人気の無い他の外国馬を買いたい。ビタ一文買いません。

ブルーコンコルド：今年に入ってからはマイルにしか勝ち鞍は無い…ただ前走でも早くから手が動いていたように、7Fでは短くなっているのも事実。そういう意味ではここでも狙って面白い存在ではないだろうか？中団辺りからレースを進められるのもこの馬にとっては好都合だ。またペース的にも持続力を求められる流れになればなるほど、味が出るタイプだけにこの面でも買い。この人気なら狙って損は無い。

ワイルドワンダー：一昨年のJCDで驚異の走りを見せてからはや２年…追い込めば届かず、中団からレースをすれば最後は止まってしまうレースを続けている。距離的にもベストではないだけに、この外枠というのは大きなハンデになりそう。あまり触手は動かない。

外国馬２頭：JCと違ってこの舞台では３頭とも買ってみたい。まず第一に人気が無い事。カジノドライヴが人気するならむしろコッチが買いでしょうというスケベ心という事。また今年からの舞台変更は外国馬を多く招きたいJRAの意向が大きく反映している物と思われ、それなりに走れる馬、走れる舞台設定を用意したのではないかという穿った見方。この辺り含めて買ってみたいと思う。

◎ 06 ヴァーミリアン
○ 10 カネヒキリ
▲ 12 ブルーコンコルド
× 02 フロストジャイアント
× 08 ティンカップチャリス
△ 05 メイショウトウコン
△ 03 サンライズバッカス

うーん…不確定要素が多すぎて◎以外は何でもいいような気がしてきた…どちらにせよ大きく買うレースではありませんね。


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